帯広から十勝ヒュッテに戻る時に寄り道しで音更(木野)の丸美が丘温泉を再訪した。前回は2年前の3月で雪があったと思う。道道498・73から入ったが 明るい雰囲気で前回とはずいぶん違ったイメージだ。林の中にある建物はやや古風で 奥は宿泊棟の入口だ。
入浴棟の内部はややレトロな雰囲気。浴槽は大小の2種 泉源も2種で100%かけ流しだ。
大浴槽の温泉はPH = 8.65 湧出温度47.9℃のアルカリ性単純温泉で 主成分は炭酸水素・塩化ナトリウム 総量は0.612 g/l。保湿成分のメタケイ酸は0.097 g/l。典型的な茶色のモール泉で 4km東には十勝川温泉があるので 似た泉質と思う。
小浴槽の温泉はPH = 8.11 湧出温度38℃の弱アルカリ性単純温泉で 主成分は炭酸水素・塩化ナトリウム・カルシウム 総量は0.80 g/l。メタケイ酸は0.099 g/l。無色でやや低温のお湯で 驚くぐらいたくさんのアワが付く。適温なこともありこちらの方がゆったりと入浴できた。
ここには露天風呂が無いが 広々とした内湯の窓からは隣の林(多分カシワ)を眺められる。浴室は撮影できないが 隣にあるお休み処からの眺めも同じでなかなかよかった。
帰る時に北海道民対象の「おとふけ割り」の看板を見つけた。一人3000円で素泊まりが出来るとのこと。こんなに恵まれた環境で良い温泉のある音更の方々は実にうらやましい。