12/10に日高山脈の遠景を見に十勝空港の北側の丘に行く時に 帯広市大正の交差点に観音様があることに気が付いたので 帰りに立ち寄った。
大きめの観音様が1体 小さいのが33体あり 正式な名称は「交通安全地蔵尊」と「新西国三十三番観世音菩薩」らしい。沿革を見ると創始は昭和四年(1929年)で大正村の時とのこと。
その横には幅広い建屋の中に33体の観世音菩薩が並んでいた。一体ずつ形も表情も異なっている。興味深いのは すべて仏像が細工のしやすい軟石(凝灰岩)で作られていること。十勝の軟石の産地はどこなのだろうか。また鉄骨とトタン葺きのお堂は北海道らしいと感心してしまった。
場所は道道62号と109号の交差点の横で 帯広から下道で空港に行く時には目にしている方も多いだろう。同じ敷地には公衆トイレもあったので 機会があればワンストップするのも良いでしょう。