餅つきは最近ほとんどお目にかからなくなり もはや伝統文化になったのかも知れない。しかし 老若男女を問わず楽しめる。仲間達はニセコの五色温泉別館に臼・杵・蒸し器を預かってもらっていて 年一度の年末合宿の餅つきをやっている。私が学生の頃からだからもう半世紀も続いているのかも。
まずは経験者の会長が模範を示す。合いの手は事務局長で こちらのほうが肝心でつき手よりも難しい。
今回は中国からの留学生2名が参加したので 彼らにも手伝ってもらった。
もう一人の留学生は 全くやったことが無いそうだが 会長曰く「去年参加した若者よりも筋がいいので いい餅がつけた」とのこと。餅つきはもちろ歴史的には中国から伝わったのかもしれないが 現在の中国では米粉で形を作ってから蒸して作るのだそうだ。
つきたての餅は片栗粉代用の餅取り粉で小さくちぎり 総出で各種の餅に加工。アン入りの大福・アンをまぶした餡餅のほか 前会長のY氏の故郷の茨城水戸の納豆餅・大根おろしに入れた辛み餅。今回はきな粉をまぶしたきな粉餅は無かったが つきたての餅は何れもおいしかった。なお もち米の蒸し方も大切なポイントで これは○○の母と呼ばれるYさんが完璧に取り仕切ってくれた。
臼と杵は最近はどこでも無用の長物化しているので ネットオークションでも簡単に手に入る。十勝の食材(米・豆)を使って十勝ヒュッテでもやってみたいものだ。肉・野菜のたっぷり入った雑煮もいいなあ。