教室がお休み中なので、その前の様子をご紹介。
金曜5時からの4、5年生クラスでは、音に注目してBBカードでフォニックスの色塗りをしました。
"Betty Botter bought some butter. How many 'b' sounds are there?"
一緒に言いながら、指を折って数えます。
”Three!” ”Four!!”と元気な声が聞こえます。
”Which color do you use?”赤いペン?青いペン?
喉に指を三本当てて“b・b・・・”
"Yes. Blue one" そう有声音。
(とは言いませんが心の中でうなづきます)
去年から取り入れている "Jolly Phonics"と相まって、とても良い時間。
ついお喋りしがちな男子メンバーも、すごく集中して取り組んでいました。
「タイミングがピタリ!」とはこういう事を言うのですね。^^
それぞれの入会時期はバラバラですが、今日がこれをするのにちょうど良い日、だった気がしました。
〜〜〜
その後の中3クラス。
全員 集まるまで、雑談からの流れで始まった "writing"。
受験を控えている数人もいて、プリント、リスニングなど多種多様な教材を用意していましたが、グッと入り込んでいて、話しかけられないほどの集中力。
とうとう90分ずっと書き続けていました。
何もする事がなく、お茶を入れたり、お菓子を配る先生(私)。
生徒もそれを横目で見て、笑っていました。
「先生、何もする事がないね。」くすくすっと笑う女子たち。
ふふふっと微笑む男子。それを見て苦笑いする私。あぁみんな可愛いな。
先日プロフェッショナル(テレビ番組)で見たイモ T 先生の授業みたい、とふと思いました。
最初に与えた数学の問題。解けそう、だけど、あれ、ちょっと引っ掛かる?
イモT先生が最初のヒントを出す。
生徒が自分なりの答えを出す、合っている?でも完璧じゃない。
先生が次のヒントを出す、また別の生徒が解いていく。
あらら?先生も考え込んじゃってる、この仮説の方が先生のものより理屈が通ってる?
うーん、これは?これは?とあちこちのグループで次々解いていく、仮説を立てて説明する、ツッコミが入る・・・もう先生を超えている。
先生が居なくても授業が成り立っている?
どんどん考えて止まらない。
「ちょっとしたきっかけで、先生が何もしなくても子供達でどんどん進んでいく」
「これね、僕が今ここで帰っても誰も気付きませんよ」とおっしゃっていました。
へぇ〜、こんな授業が理想だなぁ、と思っていたので
すぐにその時間が自分にも訪れて感動、嬉しかったです。
【動画】NHKプロフェッショナル仕事の流儀 数学教師 井本陽久