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庭十勝 niwatokachi

2023722(土) 08:40

cafe Vind Skov(カフェ ヴィンスコウ)のお庭

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カフェ ヴィンスコウ様のお庭も植栽から1年を過ぎて、少し馴染んで来ましたのでupさせていただきます。

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入り口の付近。
やはりドライストーンウォーリングが景観を引き締めています。緑があってまた格段とその存在感を増します。
根元のグラスがもう少し成長するとさらに良くなるかな。


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ウォールを過ぎてのエントランスアプローチ。
舗装の素材はニ種類で絡み合うメインとサブアプローチのコントラストで景観のアクセントとしています。
宿根草はまだもう少しですね。


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曲線のアプローチは視点の変化による効果で狭いお庭でも多様な景色を感じさせてくれます。
宿根草は、その視点の変化に呼応するようにポイントを設けて色彩と高さに変化を持たせています。


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メインアプローチの煉瓦素材は、江別の米澤煉瓦製「クラフトヴィンテージ」を使わせていただいています。
新品なのに長い年月を経たような趣のある歩行空間を演出してくれています。
多様な方の歩行空間になるので煉瓦と煉瓦の間の目地を極力狭くして敷いてありますが、お庭などに使用する場合は広めの目地でラフな感じを出すのもこの煉瓦の良さを引き出す方法かも知れません。


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エントランス正面のサインと石積み。
ここはワンちゃん同伴可能なカフェなので、ここに愛犬を座らせて写真に収める姿を幾度となく見かけています。
微笑ましい限りです。
外周のダークトーンの石積みに対して明るいトーンの石積みになっています。北見の北黄石(ほっこうせき)を使用してモルタルなどを使わないドライストーンウォーリング技法で積み上げられています。見事です。



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ここの周りは畑作地なので防風林、畑など横のラインと相まって石積みが気持ちよく溶け込みます。
宿根草の花々が柔らかくそれらに絡みます。色合いが季節により変化しますが、主張し過ぎないように配慮しています。


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広いカフェの敷地に既存のヤチダモが雄大さの景観を助長しています。高低差を解消するための土留めもエントランスウォールと同一素材で仕上げられているので馴染み度合いが抜群です。


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ハーブ花壇へのエントランス。
ダストという石の粉を転圧した舗装になっています。


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広いドッグランも整備させていただきました。
ワンちゃんも思い切り走り回れます。
なかなか気持ちの良い空間です。


料理もいい。
人もいい。
景観もいい。
ワンちゃんも喜ぶ。

いいカフェです。




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cafe vind skov (ヴィンスコウ)外部リンク

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instagram.com/vind_skov/

河西郡芽室町上美生8線5外部リンク
plus code : RXM2+RMR 芽室町、北海道
open: FRI/SAT/SUN (insta等で確認)
   am11:00_pm4:00





2022年〜
芽室町

デザイン:タカダ ヒロキ
施工:庭十勝
施工協力:庭や たにぞえ
     中野製作所
カフェ建築:北の匠 石塚建設株式会社













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