今年も「帯広氷まつり」が開催され
日曜日で終わりましたが
私も息子にせがまれて、金曜日の夜に
行ってきました。
この日は前日の夜から雪が振り出し
朝5時からお店の前と駐車場を除雪。
更に仕事の合間に除雪して少々お疲れモード。
息子は夕方テレビで氷まつりの中継を
見て猛烈に「行きたい!」とアピール。
「氷の滑り台すべりた~い」
「氷のお面みた~い」
そう、毎年帯広市内の小学校では
1、2年生が氷の中に野菜や果物、毛糸や枯葉など
を入れてお面を作り、氷まつりの会場に展示されるんです。
今年はうちの息子の学年が作る番でした。
冬休み前に何を使ってお面を
作るか画用紙に下書きします。
前髪は黒の毛糸
眉毛はもやし
目玉はにんじん
ほっぺたはミカン
鼻は燻製チーズ
口はウインナー
なんか色合いが似たりよったりで
地味だな~と思い
眉毛はモヤシではなく長ねぎの
青い部分に変更させました。
洗面器に雪と水を入れて
シャーベット状にして
その上に材料を並べて凍ったら
うえから水をいれます。
そして出来上がったものを
バスに乗ってみんなで置いてきました。
それを見に行かない訳にはいきません。
市道はまったく除雪がはいってなかったので
かなり悪路でしたが、
お店も7時に終わったので
急いで家を出ました。
いつもよりだいぶ時間がかかって
到着したので
滑り台が終わってしまうのではないかと
ひやひやしましたが
今年は8時まで滑らせてくれたので
助かりました。
ところが、滑り台を目の前にして
息子は「嫌だ」と言うのです。
私:「え~?せっかくすぐ滑れるんだから、滑りなよ」
息子:やだ、恥ずかしい。
私:はあ~?あんなちっちゃい子も滑ってるのに。
息子:こないだお父さんとそり滑りして転んだから
怖いの。
私:大丈夫だから、自衛隊のおじさん見ててくれるから
息子:やだ、いい。
私:あんたが滑りたいって言うから来たんでしょ?
なら、氷のお面も見ないで帰るわ。
と、一部始終側で見ていた女性に笑われながら
説得していると
じゃ、行くと並んで滑りました。
降りてくるなり息子は
「お母さん、…もう一回滑っていい?」
なんだよ~あんなに嫌だって言ったくせに!
滑り台を楽しんでから、氷のお面を見に行くと
雪が20センチ積もったので
お面は雪に埋まっていました。
自分の小学校の札が立っているところを
見ると、誰かがほじくり返したようで
息子のお面が少し顔を出していました。
隣には近所の子のお面が。
何人かのお面を
「これは○○のだ!」と雪をはらって出しました。
ちょっと暗かったのと
色合いが悪かったので
写真はあまりキレイに写りませんでした。
それから「温かいものが食べたい!」と
言った息子ですが、時間が遅くて
後片付けをしていて
チョコバナナが二本残っていたので
1本買いました。
するとお兄さんがもう1本おまけにくれました。
それから息子は雪像全部と一緒に
写真を撮り
氷像を見て「きれいだね~」「すごいね~」と
心から思っていたようで
最後に
「お母さん、氷まつりっていいね~」
としみじみ言っていました。
うちは仕事柄、日中は連れて行けませんが
夜はライトアップされて
とってもキレイです。
いつまで子供と氷まつりに行けるかな?
イサム妻でした。