ハムスターのマロンは夜になると
「外に出して!」と
ゲージの天井にぶら下がりアピールする。
飼いたいと言いだした息子が
ゲージの掃除をするけど
そのまま部屋に離したまま
自分の部屋に行く事が多い。
バタン!とドアを閉める音がした。
なんだかパタパタする音がする?
ドアの方を見ると
足を挟まれたマロンが必死に逃げようとしてる!
え?ドア閉まってるよね?
ってことは…
「マロン!!!!!」
ドアを開けると、凄い勢いで走って物陰に隠れてしまった。
捕まえてみるとやっぱり骨折してる。
あ~明日は仕事だよ。
病院連れて行けるかな?
翌日、朝から忙しく病院に行ける感じではない。
お昼を食べている時
マロンの脚が結構酷く腫れている話を
義母は黙って聞いていた。
午後も忙しかったけど
3時過ぎに一時落ち着いた。
「どうしよう、今連れて行くべきか」
イサム夫が動物病院に電話したら
「1時間半は待つって」
そんなに待つのか…と思っていたら
義母が「私が代わりに待っているから病院に行こう」
え?
「だってそのままにしておけないでしょう?」
びっくりだ。
義母がそこまで言うなんて。
マロンはもう家族の一員なんだなと思った。
急いでマロンを病院に連れて行き
義母に預けて帰って来た。
代わりに診察を受けて先生の話を聞いてくれ
私が言い忘れた、最近脱毛している事まで
言ってくれた。
私が迎えに行くまでに犬を連れて来ていた人と
いろいろ話をしたと、初めての動物病院での
体験を話していた義母。
不思議と動物病院を往復している間は
忙しくなく、戻ると途端にお客さんが来た。
まるで神様が「マロンを病院に連れて行きなさい」と
言ってるみたいだった。
我が家の小さな家族マロン。
早く治りますように
イサム妻でした。