2012年10月15日(月)
映画「夢売るふたり」~女って・・・
観る×46
先週の土曜日から帯広シネマ太陽でも遅れて公開されている
「夢売るふたり」を見てきました。
映画「夢売るふたり」
「ゆれる」「ディアドクター」などを手がけた西川美和監督作品。
今回もかなり深い作品になっていました。
正直、好みは分かれるでしょうね。
自分のお店を不注意で火事でなくしてしまい、新しいお店を建てるために夫婦で結婚詐欺を繰り返すお話。
こう言ってしまうと「ふーん」って思われちゃうかもしれないですが、そこに行く課程、なぜ繰り返していくのか、騙されるほう、騙す方の心理というか描写も丁寧に描かれています。
まず、松たか子さんが凄いです。
今回の松さん、かなり怖いです。
彼女「告白」あたりから、「凄み」すら感じる演技を見せてくれるようになりましたよね。
今回も複雑な女心を台詞は少ないのですが、いろんな描写で表現してくれていました。
彼女の女優魂みたいなものも垣間見られて、それだけでも見る価値ありましたよ。
阿部サダヲさんも、情けない夫なんだけど、なぜか憎めない、女心を誠実に?モテ遊んでいく感じがお見事で。
うん、確かに騙されちゃうかも?って思わせるんですよ。
騙される女性の方も、それぞれのバックボーンがあって、みていて切なかったですね。
特に、ウェートリフティングをやっている女の子の話が出てくるんですが、その子のエピソードが一番好きでした。
西川監督作品ではおなじみ?の香川照之さんや鶴瓶さん、伊勢谷友介さんも「え?こんなところで?」って場面で出てきます。それもちょっとお楽しみ。
西川監督作品は、最後を見る側にゆだねるというか、正直、最後はスッキリはしないかもしれません。
なんとなくザラリとしたもやもやみたいなものは残るんですが、あとからいろんな風に考えることができて、見て損はないと思います。
同性とはいえ、女って怖い、女ってしたたか、女って強い、女ってバカだなぁ、女って・・・といろいろ考えさせられました。
同性だからこそ、西川監督の描く女性はエグイです。
できれば、カップルでは一緒に見に行かない方がいい映画かな?ってちょっと思いましたよ(笑)
「夢売るふたり」を見てきました。
映画「夢売るふたり」
「ゆれる」「ディアドクター」などを手がけた西川美和監督作品。
今回もかなり深い作品になっていました。
正直、好みは分かれるでしょうね。
自分のお店を不注意で火事でなくしてしまい、新しいお店を建てるために夫婦で結婚詐欺を繰り返すお話。
こう言ってしまうと「ふーん」って思われちゃうかもしれないですが、そこに行く課程、なぜ繰り返していくのか、騙されるほう、騙す方の心理というか描写も丁寧に描かれています。
まず、松たか子さんが凄いです。
今回の松さん、かなり怖いです。
彼女「告白」あたりから、「凄み」すら感じる演技を見せてくれるようになりましたよね。
今回も複雑な女心を台詞は少ないのですが、いろんな描写で表現してくれていました。
彼女の女優魂みたいなものも垣間見られて、それだけでも見る価値ありましたよ。
阿部サダヲさんも、情けない夫なんだけど、なぜか憎めない、女心を誠実に?モテ遊んでいく感じがお見事で。
うん、確かに騙されちゃうかも?って思わせるんですよ。
騙される女性の方も、それぞれのバックボーンがあって、みていて切なかったですね。
特に、ウェートリフティングをやっている女の子の話が出てくるんですが、その子のエピソードが一番好きでした。
西川監督作品ではおなじみ?の香川照之さんや鶴瓶さん、伊勢谷友介さんも「え?こんなところで?」って場面で出てきます。それもちょっとお楽しみ。
西川監督作品は、最後を見る側にゆだねるというか、正直、最後はスッキリはしないかもしれません。
なんとなくザラリとしたもやもやみたいなものは残るんですが、あとからいろんな風に考えることができて、見て損はないと思います。
同性とはいえ、女って怖い、女ってしたたか、女って強い、女ってバカだなぁ、女って・・・といろいろ考えさせられました。
同性だからこそ、西川監督の描く女性はエグイです。
できれば、カップルでは一緒に見に行かない方がいい映画かな?ってちょっと思いましたよ(笑)
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