2007年3月15日(木)
第2ボタン
くだらなくてごめんなさい×96
今日は卒業式
「先輩、ありがとうございました・・・」
「元気でいてくださいね・・・」
泣き笑いの ノイズの中 やっと見つけた先輩の背中
「あ、あの・・・」
振り返る先輩
(あちゃー、やっぱりひとつも残ってないや・・・)
人気のある先輩は、第二ボタンはおろか、ネームプレート、弟3,4ボタン、
カウスのボタン、はては詰め襟のカラー芯まで奪い取られてしまうのだ。
「あ、おめーどこ行ってたんだよ。」
「あ、あの・・・私・・・」
「ほれ、これはお前が持ってろ。
おめー、どんくさいからよ、先にはずしてとっといたんだ。」
「え?」
手渡されたのは欲しかったそのボタン
第二ボタン・・・心臓に一番近いボタン
第二ボタン・・・好きな人からもらうボタン
使い古された言い伝え、そう信じてもいいですか?
先輩の後ろ姿を見送って
やっぱり口にできなかったその言葉
心の中でつぶやいた
「ずっとずっと大好きです!」
今日は中学の卒業式でしたね。
イマドキは第二ボタンもらう習慣もなくなっちゃってるみたいですね?
今日は小説風に書いてみました。もちろんフィクションですww
コメント(15件) | コメント欄はユーザー登録者のみに公開されます |
コメント欄はユーザー登録者のみに公開されています
ユーザー登録すると?
- ユーザーさんをお気に入りに登録してマイページからチェックしたり、ブログが投稿された時にメールで通知を受けられます。
- 自分のコメントの次に追加でコメントが入った際に、メールで通知を受けることも出来ます。