2007年9月6日(木)
永遠とか純愛とか絶対とか
読む×33
“ | そして男は、地獄に微笑む聖母を目指す。田舎町の農協職員として、普通に働く男。いけてないお笑いタレントとしてくすぶる男。美しい顔だけがウリの男……そんな男たちの、滑稽で残酷な笑い話。男と女の歪んだ愉悦を巧みな筆致で描く短編小説集。 |
タイトルに惹かれて手にした本です。
永遠とか純愛とか絶対とか
岩井志麻子 著
この人の書く小説はどこか怪しくて妖艶な香りがするので結構好きです。
女の怖さ、ずる賢さが女性の側から赤裸々に暴いてしまうところがなんとも・・・
男性が読むと結構怖いかもしれませんね。
でもきっと誰しもがくすっと、何かしら思い当たる感情にぶつかる短編小説になってると思います。
若いときには私も使っていたかもしれませんね。
「絶対、約束だよ!」
「永遠に続きますように・・・」
いつのまにかそんな言葉も恥ずかしくて使わなくなってきてる?
それとも「永遠」「絶対」なんて本当はありえないって
いつか気付いてしまってるから?
「普通の幸せ」が一番の「幸せ」って気がついてる自分は
やっぱり「普通」の人間なのかしらね(笑)
永遠とか純愛とか絶対とか
岩井志麻子 著
この人の書く小説はどこか怪しくて妖艶な香りがするので結構好きです。
女の怖さ、ずる賢さが女性の側から赤裸々に暴いてしまうところがなんとも・・・
男性が読むと結構怖いかもしれませんね。
でもきっと誰しもがくすっと、何かしら思い当たる感情にぶつかる短編小説になってると思います。
普通、永遠、純愛、絶対。
そんな言葉を躊躇いも臆面もなく普通に使っていたあの頃。
「普通に幸せ」は永遠に絶対続くと思われた。
普通も永遠も純愛も絶対も、瀬戸内海のようにごく自然にそこにあって、凪いでいた。
若いときには私も使っていたかもしれませんね。
「絶対、約束だよ!」
「永遠に続きますように・・・」
いつのまにかそんな言葉も恥ずかしくて使わなくなってきてる?
それとも「永遠」「絶対」なんて本当はありえないって
いつか気付いてしまってるから?
「普通の幸せ」が一番の「幸せ」って気がついてる自分は
やっぱり「普通」の人間なのかしらね(笑)
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