2008729(火)

ハリー・ポッターと死の秘宝

読む×33

ハリー・ポッターと死の秘宝

遂にハリー・ポッターシリーズの最終巻
ハリー・ポッターと死の秘宝、出てしまいましたね。

先ほど、読み終わりました。

前作が出てから2年ほど待たされたので、正直内容忘れていたところもあったので、今回は第6巻「謎のプリンス」から一気に最終巻までを通して読みました。

いつもそうなんですが、ハリポタ読み始めちゃうと他の事が手に付かなくなっちゃうんですよね。
(ハリポタに限らず面白い本は全部そうなんですが)

今回もどっぷりその世界に浸って、読後もしばしボーッとしてました。

もちろん、これから読まれる方、映画化されたときに見ようと思ってる方、たくさんいらっしゃると思うので内容は話しません。

でも最終的にはおおかたの方にとって、とても満足のいくカタチで終わったのではないかと思っています。

最終巻を読み終えると、疑問だったいくもの謎がしっかり解き明かされていることに感動しました。
作者はいろいろな伏線やヒントを随所に散りばめながら、まるでパズルのピースをひとつづつ埋めていくように、読者に答えを与えていきます。
それは最初から予想できる範囲のものから、どんでん返しも含めて。

全7巻という壮大なストーリー、老若男女の読者をいつのまにか虜にしてしまうその圧倒的な筆力は本当にお見事ですね。

全巻通して伝わってくるのは、一言で言ってしまえば「愛」の尊さ。
「友情」「勇気」「英知」「奢りのない無垢な心」
そういったものが唯一どんな邪悪な力にも打ち勝つことができるのだ・・・
という真理を繰り返し伝えてくれていると思います。

どんなに悲惨な状況、憎悪しかできない相手にでさえ、一筋の光を見いだしてあげることによって何かが変わるかも・・・

ダンブルドアは偉大な魔法使いであることに間違いはないのですが、そのダンブルドアでさえ人間的(魔法使い的になるのかな?ww)な部分を持ち合わせていることに焦点をあてた部分は、この物語に凄く深みを与えていると思います。
そして影の主役?であるスネイプの物語も!


もちろん、物語だとはわかっていても「ハリー」がもの凄く魅力的で素晴らしいヒーローであると改めて称賛したくなりました。

ハリー・ポッター全7巻、毎回泣いたり笑ったり、本当に感情移入できて楽しかったです。
終わってしまったのはなんとも寂しい・・・。
でもきっと映画化もされるでしょうし、また機会があれば何度でも読み返したくなる作品です。
児童書の枠を超えた、素晴らしい作品、きっとこの先ずっと読み継がれていく傑作ですよね。
この時代に物語を新刊としてリアルに体感できたこと、改めて感謝したいです。






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