2006年9月27日(水)
64年前のラブレター
くだらなくてごめんなさい×96
先日、私のおばあちゃんが88歳で他界しました。
私が生まれた時から結婚するまで
ずっと一緒に暮らしていた優しいおばあちゃん・・・。
おばあちゃんは24歳で軍人さんと結婚しました。
その最愛の夫は、わずか2年の結婚生活で、沖縄で戦死。
終戦間近の昭和20年6月のことでした。
私の母である1女をもうけたものの、新婚生活は本当に短かったと思います。
私の母が2歳の時に戦死しているので、母は父の顔を知りません。
おばあちゃんは、それから生家に戻り女手一つで母を育てました。
母の結婚を機に一緒に北海道へ。
それから人生の約半分をこの帯広で過ごしました。
おばあちゃんの棺に入れるのに、
おじいちゃんからおばあちゃんに宛てた手紙を見せてもらいました。
戦争中、おじいちゃんがせっせとおばあちゃんにしたためた手紙を
何十通も残していたんです。
検閲の印がおされた、セピア色の封筒から、
おじいちゃんの達筆な文字が、時代を超えて語りかけてきました。
そこには、妻と娘への愛があふれていました。
>○○の成長が楽しみだ、小生の事は心配するな、
>お前も身体を大切に・・・
検閲されるためか、情熱的な文章ではないものの、
何度も何度も娘や妻の安否を気遣う心遣いが痛々しかったです。
遺骨さえも見つからず沖縄で散ったおじいちゃん。
おばあちゃんは、沖縄の慰霊を前に号泣したそうです。
毎日、仏様へのお参りを欠かさなかった信仰深いおばあちゃん。
60年間、何を思ってお参りしていたのかな?
やっと、愛するおじいちゃんのところへ行けたんだね。
果たせなかった二人での安定した生活、やっとゆっくり過ごせるんだね。
これからは思いっきり、二人で仲良く過ごしてね。
長い間本当にお疲れ様でした。
そして、言葉にならないくらいのたくさんの感謝の気持ち伝えるね。
おばあちゃん、ありがとう・・・・
私が生まれた時から結婚するまで
ずっと一緒に暮らしていた優しいおばあちゃん・・・。
おばあちゃんは24歳で軍人さんと結婚しました。
その最愛の夫は、わずか2年の結婚生活で、沖縄で戦死。
終戦間近の昭和20年6月のことでした。
私の母である1女をもうけたものの、新婚生活は本当に短かったと思います。
私の母が2歳の時に戦死しているので、母は父の顔を知りません。
おばあちゃんは、それから生家に戻り女手一つで母を育てました。
母の結婚を機に一緒に北海道へ。
それから人生の約半分をこの帯広で過ごしました。
おばあちゃんの棺に入れるのに、
おじいちゃんからおばあちゃんに宛てた手紙を見せてもらいました。
戦争中、おじいちゃんがせっせとおばあちゃんにしたためた手紙を
何十通も残していたんです。
検閲の印がおされた、セピア色の封筒から、
おじいちゃんの達筆な文字が、時代を超えて語りかけてきました。
そこには、妻と娘への愛があふれていました。
>○○の成長が楽しみだ、小生の事は心配するな、
>お前も身体を大切に・・・
検閲されるためか、情熱的な文章ではないものの、
何度も何度も娘や妻の安否を気遣う心遣いが痛々しかったです。
遺骨さえも見つからず沖縄で散ったおじいちゃん。
おばあちゃんは、沖縄の慰霊を前に号泣したそうです。
毎日、仏様へのお参りを欠かさなかった信仰深いおばあちゃん。
60年間、何を思ってお参りしていたのかな?
やっと、愛するおじいちゃんのところへ行けたんだね。
果たせなかった二人での安定した生活、やっとゆっくり過ごせるんだね。
これからは思いっきり、二人で仲良く過ごしてね。
長い間本当にお疲れ様でした。
そして、言葉にならないくらいのたくさんの感謝の気持ち伝えるね。
おばあちゃん、ありがとう・・・・
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