2009717(金)

劇場版「ハリーポッターと謎のプリンス」

観る×46

劇場版「ハリーポッターと謎のプリンス」

ハリーポッターもシリーズ6作目
「ハリーポッターと謎のプリンス」
劇場版を観て来ましたよ。

公開が延期されてこの夏に日米同時ロードショー
今のところ興行成績もいいみたいですね。

クライマックスはここから始まる!

のサブタイトルどおり、最終話にむけての序章になっています。
初期の冒険、ファンタジー要素が多かった娯楽作品というよりは差し迫る最終決戦へむけて、原作自体がかなり、重く暗い話になってきているので、映画のほうも同じく全体的には暗く重々しいシーンで綴られていきます。

もちろん、それだけではなく、ホグワーツ学校内では恋やクィデッチなど御馴染みの楽しくて笑えるシーンも随所に織り込まれてはいますよ。

原作を読んでいるので、どうしても映画だとはしょられてる部分が多くて寂しく思ってしまいました。

特に「謎のプリンス」に関してはスネイプの物語だと思って読んでたんです。
けれど、この映画ではスネイプの少年時代の話は一切出てこない・・・
確かに絵的には地味キャラ?かもしれないですが、全編通して非常に重要な鍵を握る人物になっていますよね?

彼のエピソード抜きではこのお話は語れないはず・・・
最終話ではもう少し掘り下げてくれることを願っています。

他にもリーマスとトンクス、ビルとフラーの純愛、ネビルの悲しい過去など、個人的にうるうるきたサイドストーリーも映画では登場しなかったのが残念。

もちろん、ハリー、ハーマイオニー、ロンの主軸ストーリーを追わなければならないのはわかるんですけどね。

ヴォルデモード卿(トムリドル)の少年時代の話も語られ始めます。

今回の作品は派手なアクションなどはありませんが、その分、成長したハリーたちの揺れ動く心理描写などはドラマとして感情移入できました。

CGを駆使した映像美もやはり見事です。

最終話にむけてのつなぎ映画感は否めませんが、やはりハリポタファンなら抑えておかなければならない作品であることは間違いないですね。

で、最終話はなんと2部構成なんですね!
前編が2010年秋、そして後編が2011年春と引っ張られるみたいです。
どっちも見なくちゃ終われないですもんねぇ・・・
ちょっと商業的あざとさを感じてしまいましたよ。

でも二部にするからには細部のエピソードもしっかり盛り込んで納得いくカタチで完結して欲しい。
原作を愛するが故の辛口感想になってしまい申し訳ありません。

そして今晩は「不死鳥の騎士団」地上派初OAですね。
こちらも復習としてしっかり楽しませてもらおうと思っています。






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