2009年11月5日(木)
映画「沈まぬ太陽」~魂を揺さぶられる大作
観る×46
映画「沈まぬ太陽」
を見て来ました。
山崎豊子さんの原作は以前から話題になっていましたよね。
評判通りの物凄い大作。
うまく表現できませんが、いろんなことを考えさせられ、
文字通り「魂を揺さぶられる」一大叙事詩に仕上がっていました。
アフリカサバンナのシーンから始まるんですが、最初は時系列がめまぐるしく入れ替わります。
しっかり記憶に残っているあの悲惨な墜落事故のお話。
映画でとりあげられる遺族のエピソードはきっとほんの一握り。実際はどの家族にもまだ想い出には片付けられない切なくてやり場のない怒り、悲しみが残っているんだろうなぁというのが改めて伝わってきて胸が苦しくなりました。
二度と起きてはならない繰り返してはならない哀しい事故。
最後にテロップが流れるんですが、全ての交通機関でこのような哀しい事故が起きることがないよう、そのためにも作られた映画であることが実感できます。
物語は事故のエピソードだけではなく、主人公恩地(渡辺謙)の正義と信念をまっとうした生き様を追っていきます。
組合のTOPをやっていたことでうけた懲罰人事
恩地はパキスタン、イラン、ケニアと外国をたらいまわしにされます。
友の裏切り、家族との断絶、日本にやっと帰ってきたと思ったときに待ち受けていた墜落事故・・・
役者も揃っています。
本当なら脇役と思えるような役にもいろんな名のある役者さんが勢ぞろいしています。
渡辺謙さん、三浦友和さんは言うに及びませんが、松雪泰子さん、石坂浩二さん、鈴木京香さん、どの役者さんもしっかり自分の役を見事に演じていました。
最後のテロップ、主要キャスト以外は出演順に名前が流れるというのもどれだけ大勢の役者さんが出演なさっていたかを物語っていましたね。
アフリカのサバンナのロケシーンは見事です。
本当に美しく哀しくそれでいて力強い。
最後の真っ赤な太陽はぜひスクリーンで堪能できて良かったなと思いました。
3時間22分という長時間作品、最近では珍しくインターミッション(途中休憩)が入ります。でも、長さをまったく感じさせない、飽きることなくその世界に入り込める作品でしたよ。
骨太で壮大なスケールの渾身の作品。
ぜひ大人の方に見て欲しい歴史に残る作品だと思いました。
フィクションとはいえ、実際にモデルになった人物もいたそうで、公開までもかなりの苦労があったようですね。
期待を裏切らず、本当に面白かったです。
最後に流れる福原美穂ちゃんの「CryNoMore」も素晴らしいですよ。
予告編
ここからは本編とはあまり関係ないオマケ話です。
作品の中で、笑えるシーンはほとんどなかったんですが、石坂浩二さん演じる国見会長の老眼がめっちゃ奇抜なデザインだったんですよね。なぜこのシーンでこの眼鏡?
とちょっと会場からも笑いが起きてました。
何か意図するところはあったんだろうか?
あと、レディースデイに行ったので、さすが、まわりは結構上の年代の女性が多い。映画が始まる前と、インターミッション中は、話し声が凄くてちょっとひいてしまいました。
で、どこからともなく「みかん」の匂い・・・以前TVでやってたんですが、おばちゃんって本当にかばんにみかんを入れてるんですね?(笑)
実際にその光景をみて、ちょっと感動すらしてしまいました。
映画が始まるととりあえず静かに見ていてくれたので安心しましたけどね。みなさん、マナーは守りましょうね♪
を見て来ました。
山崎豊子さんの原作は以前から話題になっていましたよね。
評判通りの物凄い大作。
うまく表現できませんが、いろんなことを考えさせられ、
文字通り「魂を揺さぶられる」一大叙事詩に仕上がっていました。
アフリカサバンナのシーンから始まるんですが、最初は時系列がめまぐるしく入れ替わります。
しっかり記憶に残っているあの悲惨な墜落事故のお話。
映画でとりあげられる遺族のエピソードはきっとほんの一握り。実際はどの家族にもまだ想い出には片付けられない切なくてやり場のない怒り、悲しみが残っているんだろうなぁというのが改めて伝わってきて胸が苦しくなりました。
二度と起きてはならない繰り返してはならない哀しい事故。
最後にテロップが流れるんですが、全ての交通機関でこのような哀しい事故が起きることがないよう、そのためにも作られた映画であることが実感できます。
物語は事故のエピソードだけではなく、主人公恩地(渡辺謙)の正義と信念をまっとうした生き様を追っていきます。
組合のTOPをやっていたことでうけた懲罰人事
恩地はパキスタン、イラン、ケニアと外国をたらいまわしにされます。
友の裏切り、家族との断絶、日本にやっと帰ってきたと思ったときに待ち受けていた墜落事故・・・
役者も揃っています。
本当なら脇役と思えるような役にもいろんな名のある役者さんが勢ぞろいしています。
渡辺謙さん、三浦友和さんは言うに及びませんが、松雪泰子さん、石坂浩二さん、鈴木京香さん、どの役者さんもしっかり自分の役を見事に演じていました。
最後のテロップ、主要キャスト以外は出演順に名前が流れるというのもどれだけ大勢の役者さんが出演なさっていたかを物語っていましたね。
アフリカのサバンナのロケシーンは見事です。
本当に美しく哀しくそれでいて力強い。
最後の真っ赤な太陽はぜひスクリーンで堪能できて良かったなと思いました。
3時間22分という長時間作品、最近では珍しくインターミッション(途中休憩)が入ります。でも、長さをまったく感じさせない、飽きることなくその世界に入り込める作品でしたよ。
骨太で壮大なスケールの渾身の作品。
ぜひ大人の方に見て欲しい歴史に残る作品だと思いました。
フィクションとはいえ、実際にモデルになった人物もいたそうで、公開までもかなりの苦労があったようですね。
期待を裏切らず、本当に面白かったです。
最後に流れる福原美穂ちゃんの「CryNoMore」も素晴らしいですよ。
予告編
ここからは本編とはあまり関係ないオマケ話です。
作品の中で、笑えるシーンはほとんどなかったんですが、石坂浩二さん演じる国見会長の老眼がめっちゃ奇抜なデザインだったんですよね。なぜこのシーンでこの眼鏡?
とちょっと会場からも笑いが起きてました。
何か意図するところはあったんだろうか?
あと、レディースデイに行ったので、さすが、まわりは結構上の年代の女性が多い。映画が始まる前と、インターミッション中は、話し声が凄くてちょっとひいてしまいました。
で、どこからともなく「みかん」の匂い・・・以前TVでやってたんですが、おばちゃんって本当にかばんにみかんを入れてるんですね?(笑)
実際にその光景をみて、ちょっと感動すらしてしまいました。
映画が始まるととりあえず静かに見ていてくれたので安心しましたけどね。みなさん、マナーは守りましょうね♪
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