2019年11月13日(水)
2018年インド旅行記・2
旅行記×41
コーチン滞在2日目。
私が泊まっていた安宿の2階に、宿泊客のための食堂がある。
ここでディプの奥様・アロマ先生による料理教室が行われた。
「また会えましたね。今度はいつ来るのかしら?そう言ってましたよね」
挨拶する私。
「ふふふふっ」と笑っている先生。
料理に必要な材料は全て切ってボールに入れている。
その事前に用意した材料を使って、先生が調理手順を見せていくスタイルだ。
興味深かったのは、玉ねぎの代わりにフライドオニオンを用意していたこと。
時間短縮のためだという。
玉ねぎ炒めはカレー作りで一番時間が必要だからだ。
フィッシュカレー
いかのスパイス炒め
エビのスパイス炒め
茄子のスパイス炒め
ココナッツライス
1時間後に料理が完成した。
フィッシュカレーをココナッツライスにかけ、副菜を混ぜながら食べる。
新鮮なスパイスの芳香が私の鼻を抜けていく。
素晴らしい香りだ。
アロマ先生の料理は油が控えめで、胃に軽くて食べやすい。
私が南インド料理、特に家庭料理が日本人の味覚に合う、と確信できたのは5年前にアロマ先生に出会ったからだ。
先生に料理の現地名を聞き、ノートに書きとる。
私も自分の店で調理経験を積み、南インド料理への理解が以前より深まっている。
今回は前回よりも専門的な質問ができ、有意義な時間を過ごした。
夕方になってから新市街エルナクラムへ出向き、精力的に食べ歩きを行う。
前日は庶民的な食堂でミールス(カレー定食)を食べたので、今日は高級ホテルでミールスをオーダー。
そして軽食堂で、マサラドーサ(マッシュポテトが入った米のクレープ)を食す。
インドカレーといっても料理教室、庶民的な食堂、高級ホテルとそれぞれに味わいが違う。
それを少しでも理解するための食べ歩きである。
コーチン滞在3日目。
午前中は料理教室の2回目。
ビーフチリフライ
チキンマサラ(汁気のないカレー)
パラックパニール(ほうれん草とカッテージチーズのカレー)
キャベツのトーレン(ココナッツ炒め)
レモンライス
「ほうれん草のカレーは北インド料理なのでは?」
調理を終わった先生に私が質問する。
「インド人が大好きなのよ、地域に関係なくね」と先生の回答。
インド全域で食されている人気メニューとのことだ。
ビーフチリフライは珍しい牛肉の辛い炒め物。
ヒンドゥー教では牛肉は禁忌の食材。
キリスト教徒が多いケララ地方ならではの料理である。
レモンライスも本場で久しぶりに食べ、自分が店で作るものと比較ができた。
料理教室の後、海岸に向かって散歩に出向いた。
私の宿から徒歩10分で海岸である。
フォートコーチンの海岸沿いには遊歩道が設けられていて、地元客、観光客たくさんの人が集まる観光スポットとなっている。
すぐそばでは定置網漁が行われ、獲れた魚は直近の売店で売られている。
観光客目当ての土産物屋も並んでおり、お祭りの縁日のような賑やかな場所である。
海岸に行く途中に中級クラスのホテルがあり、門の前で掃き掃除をしている男がいた。
よく見ると見慣れた顔である。
「あっ、マルコス!?」
つづく
私が泊まっていた安宿の2階に、宿泊客のための食堂がある。
ここでディプの奥様・アロマ先生による料理教室が行われた。
「また会えましたね。今度はいつ来るのかしら?そう言ってましたよね」
挨拶する私。
「ふふふふっ」と笑っている先生。
料理に必要な材料は全て切ってボールに入れている。
その事前に用意した材料を使って、先生が調理手順を見せていくスタイルだ。
興味深かったのは、玉ねぎの代わりにフライドオニオンを用意していたこと。
時間短縮のためだという。
玉ねぎ炒めはカレー作りで一番時間が必要だからだ。
フィッシュカレー
いかのスパイス炒め
エビのスパイス炒め
茄子のスパイス炒め
ココナッツライス
1時間後に料理が完成した。
フィッシュカレーをココナッツライスにかけ、副菜を混ぜながら食べる。
新鮮なスパイスの芳香が私の鼻を抜けていく。
素晴らしい香りだ。
アロマ先生の料理は油が控えめで、胃に軽くて食べやすい。
私が南インド料理、特に家庭料理が日本人の味覚に合う、と確信できたのは5年前にアロマ先生に出会ったからだ。
先生に料理の現地名を聞き、ノートに書きとる。
私も自分の店で調理経験を積み、南インド料理への理解が以前より深まっている。
今回は前回よりも専門的な質問ができ、有意義な時間を過ごした。
夕方になってから新市街エルナクラムへ出向き、精力的に食べ歩きを行う。
前日は庶民的な食堂でミールス(カレー定食)を食べたので、今日は高級ホテルでミールスをオーダー。
そして軽食堂で、マサラドーサ(マッシュポテトが入った米のクレープ)を食す。
インドカレーといっても料理教室、庶民的な食堂、高級ホテルとそれぞれに味わいが違う。
それを少しでも理解するための食べ歩きである。
コーチン滞在3日目。
午前中は料理教室の2回目。
ビーフチリフライ
チキンマサラ(汁気のないカレー)
パラックパニール(ほうれん草とカッテージチーズのカレー)
キャベツのトーレン(ココナッツ炒め)
レモンライス
「ほうれん草のカレーは北インド料理なのでは?」
調理を終わった先生に私が質問する。
「インド人が大好きなのよ、地域に関係なくね」と先生の回答。
インド全域で食されている人気メニューとのことだ。
ビーフチリフライは珍しい牛肉の辛い炒め物。
ヒンドゥー教では牛肉は禁忌の食材。
キリスト教徒が多いケララ地方ならではの料理である。
レモンライスも本場で久しぶりに食べ、自分が店で作るものと比較ができた。
料理教室の後、海岸に向かって散歩に出向いた。
私の宿から徒歩10分で海岸である。
フォートコーチンの海岸沿いには遊歩道が設けられていて、地元客、観光客たくさんの人が集まる観光スポットとなっている。
すぐそばでは定置網漁が行われ、獲れた魚は直近の売店で売られている。
観光客目当ての土産物屋も並んでおり、お祭りの縁日のような賑やかな場所である。
海岸に行く途中に中級クラスのホテルがあり、門の前で掃き掃除をしている男がいた。
よく見ると見慣れた顔である。
「あっ、マルコス!?」
つづく
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