2019年11月27日(水)
2018年インド・スリランカ旅行記・16
旅行記×41
3月2日
北部の町ジャフナから東海岸のトリンコマリーに行くか迷ったが、結局キャンディに南下することにした。
キャンディの訪問は2回目。
街のシンボルであるキャンディ湖を眺めながら、この後の旅の日程をどうするか悩む。
ヌワラエリアは紅茶で有名な町で、一度は訪問しておきたいと考えていた。
しかし、なぜか気乗りがしなかった。
「そうだ」
私は前回の旅でゴールを訪問したかったが、結局行けなかったことを思い出した。
南西部の町ゴール。
あれ?
ゴールってヒッカドゥワの隣町だったはずだ。
とりあえず前回ホームステイでお世話になった町、ヒッカドゥワに行ってみようか。
決めた。
ヒッカドゥワに行こう。
「キンスリーの宿に泊まりたいので、連絡先を知っていたら教えてくれませんか?」
レイコさんに、スマホからメールを送ってみた。
彼女はヒッカドゥワ在住で夫婦で旅行代理店を経営している。
3年前にホームステイの件で大変お世話になった人だ。
キンスリーはレイコさんの知人であり、私も彼と面識があった。
せっかくなら、知り合いがやっている宿に泊まろうと思ったのだ。
すぐに返信が来た。
キンスリーのゲストハウスは満室らしいが、新しく作った宿に空きがあるかもしれない。
直接カオリさんに聞いてみてください、と彼女の携帯番号が書いてあった。
カオリさんも3年前に会っていて面識がある。
彼女はキンスリーの奥様だから、直接話をしたほうが早い。
「大丈夫。空いていますよ」
早速カオリさんに電話して、泊まれることを確認。
彼女が私のことを覚えてくれていて一安心する。
キャンディからコロンボ経由で、その日のうちにヒッカドゥワへ移動する。
到着後はスリーウィラー(3輪タクシー)を捕まえて、キンスリーのゲストハウスに向かう。
ここでカオリさんと待ち合わせ。
私のことはスタッフに話が伝わっているようで、ロビーで待っているよう言われる。
私の到着をスタッフから連絡を受け、カオリさんが現れて再会を果たす。
「もう3年たったの?早いねー」ニコニコ笑っている。
彼女の車に乗り、新しい宿へ移動。
「あなたはタイミングがいいよ、ホントに」とカオリさんが言う。
実は彼女、ヨガの修行のため南インドに長期滞在中なのだが、たまたまスリランカに戻ってきていたのだ。
「そうですね。でも世の中には偶然はなく、全てが必然という考えもある。
ここでカオリさんと会うのは必然かも」
私は知ったかぶりのスピリチュアル思想を開陳した。
「あっははは。そうかもねー」
笑うカオリさん。
到着したのは3階建ての豪奢な建物。
1階はアーユルヴェーダの施設。
3年前に彼女が語っていた夢は実現されていたのだ。
今はオフシーズンなので、施設は閉鎖されており、スタッフも帰しているのだという。
2階3階が客室となっているが、本来は施設の営業期間にスタッフが使用する部屋らしい。
客室の総数は全部で4室。
私の部屋は3階だった。
客室の間取りは、入口からすぐに10畳以上の広さがある寝室があり、ダブルベッドが置いてある。
寝室はエアコン完備である。
浴室はトイレが一体式だが、4畳半くらいの広さがある。
もう一部屋が20畳くらいあるリビングなのだが、外に面する壁がなく、常に外気に触れる開放的な空間となっている。
カウンターやキッチンも備わっており、4人掛けテーブルが置いてある。
一人で泊まるには十分すぎる広さの部屋である。
個人的に嬉しかったのはキッチンと冷蔵庫があったこと。
自分で料理ができて、冷えたビールがいつでも飲めるのは非常にありがたい。
カオリさんとキンスリーの部屋が2階となっていて、3階にいく通路は必ずこの部屋の前を通ることになっている。
しかも通路に接しているリビングには窓がなく、格子状の木枠があるだけで誰か部屋にいたら丸見えなのだ。
カオリさんが部屋にいたので、お土産を渡しにいった。
S&Bゴールデンカレー(辛口)
成田空港に行く途中に寄ったコンビニで、これしか売っていなかったのだ!
「あはは!カレー屋さんだけに、お土産もカレーなのね」
やはりカオリさんは、面白い人だ!
迷ったけれど、ヒッカドゥワに来てよかった。
旅の日数は残り少なくなっているが、意心地がいいので、ここでのんびりしようと決めた。
つづく
北部の町ジャフナから東海岸のトリンコマリーに行くか迷ったが、結局キャンディに南下することにした。
キャンディの訪問は2回目。
街のシンボルであるキャンディ湖を眺めながら、この後の旅の日程をどうするか悩む。
ヌワラエリアは紅茶で有名な町で、一度は訪問しておきたいと考えていた。
しかし、なぜか気乗りがしなかった。
「そうだ」
私は前回の旅でゴールを訪問したかったが、結局行けなかったことを思い出した。
南西部の町ゴール。
あれ?
ゴールってヒッカドゥワの隣町だったはずだ。
とりあえず前回ホームステイでお世話になった町、ヒッカドゥワに行ってみようか。
決めた。
ヒッカドゥワに行こう。
「キンスリーの宿に泊まりたいので、連絡先を知っていたら教えてくれませんか?」
レイコさんに、スマホからメールを送ってみた。
彼女はヒッカドゥワ在住で夫婦で旅行代理店を経営している。
3年前にホームステイの件で大変お世話になった人だ。
キンスリーはレイコさんの知人であり、私も彼と面識があった。
せっかくなら、知り合いがやっている宿に泊まろうと思ったのだ。
すぐに返信が来た。
キンスリーのゲストハウスは満室らしいが、新しく作った宿に空きがあるかもしれない。
直接カオリさんに聞いてみてください、と彼女の携帯番号が書いてあった。
カオリさんも3年前に会っていて面識がある。
彼女はキンスリーの奥様だから、直接話をしたほうが早い。
「大丈夫。空いていますよ」
早速カオリさんに電話して、泊まれることを確認。
彼女が私のことを覚えてくれていて一安心する。
キャンディからコロンボ経由で、その日のうちにヒッカドゥワへ移動する。
到着後はスリーウィラー(3輪タクシー)を捕まえて、キンスリーのゲストハウスに向かう。
ここでカオリさんと待ち合わせ。
私のことはスタッフに話が伝わっているようで、ロビーで待っているよう言われる。
私の到着をスタッフから連絡を受け、カオリさんが現れて再会を果たす。
「もう3年たったの?早いねー」ニコニコ笑っている。
彼女の車に乗り、新しい宿へ移動。
「あなたはタイミングがいいよ、ホントに」とカオリさんが言う。
実は彼女、ヨガの修行のため南インドに長期滞在中なのだが、たまたまスリランカに戻ってきていたのだ。
「そうですね。でも世の中には偶然はなく、全てが必然という考えもある。
ここでカオリさんと会うのは必然かも」
私は知ったかぶりのスピリチュアル思想を開陳した。
「あっははは。そうかもねー」
笑うカオリさん。
到着したのは3階建ての豪奢な建物。
1階はアーユルヴェーダの施設。
3年前に彼女が語っていた夢は実現されていたのだ。
今はオフシーズンなので、施設は閉鎖されており、スタッフも帰しているのだという。
2階3階が客室となっているが、本来は施設の営業期間にスタッフが使用する部屋らしい。
客室の総数は全部で4室。
私の部屋は3階だった。
客室の間取りは、入口からすぐに10畳以上の広さがある寝室があり、ダブルベッドが置いてある。
寝室はエアコン完備である。
浴室はトイレが一体式だが、4畳半くらいの広さがある。
もう一部屋が20畳くらいあるリビングなのだが、外に面する壁がなく、常に外気に触れる開放的な空間となっている。
カウンターやキッチンも備わっており、4人掛けテーブルが置いてある。
一人で泊まるには十分すぎる広さの部屋である。
個人的に嬉しかったのはキッチンと冷蔵庫があったこと。
自分で料理ができて、冷えたビールがいつでも飲めるのは非常にありがたい。
カオリさんとキンスリーの部屋が2階となっていて、3階にいく通路は必ずこの部屋の前を通ることになっている。
しかも通路に接しているリビングには窓がなく、格子状の木枠があるだけで誰か部屋にいたら丸見えなのだ。
カオリさんが部屋にいたので、お土産を渡しにいった。
S&Bゴールデンカレー(辛口)
成田空港に行く途中に寄ったコンビニで、これしか売っていなかったのだ!
「あはは!カレー屋さんだけに、お土産もカレーなのね」
やはりカオリさんは、面白い人だ!
迷ったけれど、ヒッカドゥワに来てよかった。
旅の日数は残り少なくなっているが、意心地がいいので、ここでのんびりしようと決めた。
つづく
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