養豚(9)


2010324(水)

♪人工授精。。。♪


♪人工授精。。。♪

水曜日は、精液採取の日、

顕微鏡にデジカメ押し付けて撮影。

綺麗に取れるものですね。

これが、新しい生命を受けるですね。

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「キム」君、3歳、専用の台に乗せて採取。
いちょう豚さんといえども、♂なので、
モザイク入れました。

殿方にはみんな名前をつけています。

種付け担当の「勝俣」さん。

我家は、90パーセント、人工授精。

経費が大幅に削減できるので、

一回の採取で、母豚、20頭分。

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顕微鏡覗いて、採取した、精子数、活力をチック。

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希釈液作成、メーカーで購入すると高いので、

アレコレ入れて、自家製で造ります。

30分攪拌、大分透明になりました。
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精子の数を計算して、ゆっくりと静かに、
ボトルに分けて入れます。

もう一度、精子の活力を、調べて、
希釈された精液を、ボトルに分注。

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「インキュベーター」という、保温器。
35℃に設定されています。
ここで、3日以上、寝かせます。

段々小さい、保温器に移していきます。
精液の、活力を保つ為、温度は調整していきます。

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今日採取した精液、日にちと、名前を入れます。
慣れた作業なので、採取からここまで、3時間。

母豚が、発情したら、人間の点滴のよなポリ袋に入れて、
カテーテルで、自然に子宮内に注入します。

昔は、雄、豚舎、を大きく設けて、
種付けも、3回、本、交配を行っていました。

時間も経費もかなり抑える事ができるので、
最近は、何処の養豚場でも、

普通に行われている、人工授精です♪



2010226(金)

♪猫。。。♪


♪猫。。。♪

朝の仕事が、終わりました。

我家の周りに、何頭かの猫がいます。

発酵した堆肥の上で、

猫は、可愛いです。

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堆肥舎で、何度も堆肥の切り替えし作業を行います。

先程、温度を測ると、45℃、発酵しています。

夏場なら、作業にも時間は掛からないのですが。

冬場は、とても苦労します。

堆肥は、畑作農家さんにもって行っていただき、
毎年、小麦わらと交換して頂いています。

豚の堆肥ですが、ノコクズが混じっているので、

完熟するまで、時間が掛かります。

外の屋根の掛かった堆肥舎に移動して、
何度も、堆肥を攪拌します。

ひと時の、ぬくもりなのか、

ほんの少し、暖かそうなので、

撮ってみました♪



2010224(水)

♪子豚。。。♪


♪子豚。。。♪

我家は、養豚農家でもあります。

朝の仕事はだいたいこの時間に終わります。
今日は、これでお休みです。

生後、10日の子豚達。

豚は、1頭の母豚から、10頭ぐらい生まれます。

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子豚の哺乳期間は、30日前後です。
分娩、一週間前に分娩柵に母豚を入れます。
子豚は、週に4腹ぐらい生まれています。

分娩柵の床は、全面すのこです。母親のスペースと、
子豚のいるスペースでは、構造が異なります。
この下に、スクレッパーという糞を運ぶ機械がついています。

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分娩室は、一棟が4部屋に区切られています。
子豚を暖めているのは、パンヒーター、LPガスが燃料となります。

消毒薬を薄めた物が、天井のノズルから降ります。
床、柵の洗浄はすべて、高圧洗浄機械を使います。
この部屋の暖房もガスを利用しています。
天井裏でいちど暖められた空気が、
満遍なく噴出しています。
分娩舎の温度はいつも20℃ぐらいです。

この時期の、子豚もとても可愛いです♪



2010113(水)

♪神様っている?。。。♪


♪神様っている?。。。♪

今日、私にとって特別な事が起きました。

午後、仲間の、養豚場が火災にという一報。

一報が入って、駆けつけましたが、消火作業も、終わっていました。

この時期、畜舎内は大変湿度が高いです。
そのため、漏電が起き易いです。

ブレーカーは落ちる仕組みになっていますが、
暖房素材がウレタンの為、火は瞬く間に広がり、煙となります。

過去10年の間、芽室地区、川西地区、昨年は、旭川、4件養豚場の火災を経験しています。

今回で、5件目、それも、いつも私の事を、気にかけてくれていた、優しいご兄弟の家族。

昔から、お爺さんの代のお付き合いです。

メンタル面で、ご兄弟を支える力は、私にはまだ備わっていません。

私が、プログを始めて6ヶ月、養豚の話題にも触れていきたかったです。ためしに、11月の作業風景何枚か撮って見ました。UPするタイミング逃してきました。

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 そこに、昨年の「新型インフルエンザ」。政府は先に「豚インフルエンザ」と呼びました。
空港での物々しい、外国から帰国した人の検査、警戒、その時から風評被害を恐れていた一人です。

だんだんと、「豚インフルエンザ」という言葉を使わなくなりました。

早くから、私達関係者は、豚から伝染したインフルエンザが人に移った。というのは疑問でした。

「加熱すれば、問題なく豚肉は食べられると。」舛添さんが発言、その時、議論にはなりました。

豚肉の家庭の消費量は伸びてきています。

家畜は、産業動物です。人間が食べる為に存在します。

十勝管内でも大量に豚が死んだとか、発熱したということはありません。豚インフルエンザは海外での発生しか聞いたことがありません。

ワクチンを作る際に実験的に、豚から血清をとったという話は聞きました。

人に移ったり、犬に移ったりすることもありません。
確かに、野鳥などからの媒体現に豚はなりえます。

帯広、北海道全体で、流行したインフルエンザは、直接豚から移ったものではありません。

当時は、言えばいうほど、怪しく聞こえたというのが本音です。当時インフルエンザに感染したのは、我家では娘だけです。

医学的な知識は、余りありませんが、大人やお年寄りがならないということは、ある程度、以前に流行した、インフルエンザウイルスの変異株を「抗体」としてもっていたからだと思います。

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 今日の出来事をきっかけに、声を大きくして言いたいです。豚肉は物価の神様であって、私達が食べる、貴重なタンパク源です。

永年、豚、牛を殺生して、生活をさせて頂いた恩返しとして、

ワンちゃんに愛情を注ぐようになり、現在に至っています。

私もこれを教訓としてまた明日からまた頑張ります♪



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PINK POODLE
トイプードル専門 ブリーデング ショップ 2003年開業。ご自分の目で見て、触ってじっくり、観察してください。お母さんのおっぱいを飲んでいるうちから見にこられ、成長の過程を皆様に見て頂くのも、飼い主様の楽しみになって頂ければと思います。

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