里親、里子(1)

今週の日曜日の出来事です。

「レイナ」宮子の子供、１１月２８日生まれ、

６ヶ月、７人兄弟で生まれました。

３回目の健康診断の日、主治医の先生から、

心音の変化がありました。

ご家族が決まっていたのでその旨をお伝えし、

苦渋の決断をしていただきました。

その日の事は一生忘れないでしょう。

生後６ヶ月になり症状はある程度改善はし、
皆と、普通に遊べる、食欲も旺盛、
元気もあり体重も順調に増えてきました。

この話が決まったのは早かったです。
一般のご家庭にご家族として迎えて頂く事に
なりました。

このような症状があった子だと十分にご理解を
頂いた結果のもとでした。

十分悩みました。

ただ、迎えていただける事は大切な決断でもあります。

「宮子」非常に頭がいいです。

その子供、愛着がわかないわけはありません。

軽率な気持ちでトイプードルの命を預かっているわけではありません。
ブリーダーとしてはリタイヤ犬、里親として、
迎えていただくことがベストだとおもっています。

ただ、その踏ん切りがつきません。

プロとしては当然失格になります。

ただ、年間数人、家族として向かえているのは、
事実です。

しかし、長年、我が家で過ごした子です。

人様に預けるのは心が痛みます。

こんな気持ちではワンちゃんが可愛そうです。

今回はいろいろな意味でふみきりました。

キャリーに入った「レイナ」、当然、
この先がわかっています。
動揺していて入り口も逆です。

貨物ターミナルで、許可を得て撮影
東京に行きます。

普段、使っているものを持たせ、
ご飯４キロ、フェラリヤ薬、ダニの薬は、
別便で送りました。

この日は、寒かったです。
お天気も曇り空、喜んであげたいのに。

幸福駅のパネルが、
幸せになってほしいです。

十勝平野のパネルもありました。
広いこの土地で生まれ、育ち。

酪農の盛んな地域です。

街中の鹿さんより綺麗に思えて。

花壇の草花たちも。。。。

離陸の瞬間まで見送っていました。
誰かのカメラを借りてきていれば。

レイナ、十分な愛情かけてあげられなくてごめんね。

いっしょうあなたから頂いた愛情は忘れないからね。

父ちゃんの心のなかでいつまでも、いつまでも、

レイナありがとう。