美味しそうでしょ。
本日の賄いは試作品ナンバー６２６。
なんて数えていたらきりがないので数えていません。
ちなみに試作品ナンバー６２６はスティッチです。
脱線！！

マーボー丼に見えますか？

マーボーラーメンに見えますか？

まっそんな当たり前の食べ物試作しても仕方がない。
箸を入れてみると、すくえたのは

なんと！！



でした。

この麺。お蕎麦です。

挽きぐるみ粉を使用して打った田舎蕎麦。
そして出汁との絡みを良くする為に幅広に打ってみました。

勘違いしないでくださいよぉ～
細く打つ技術がないわけではありませんからね～。

寒い季節になると無性に打ちたくなるこの蕎麦。
田舎蕎麦の平麺。
出汁との絡みが最高です！！

なので

カレー南蛮

マーボー

とろろ

たっぷりたぬき

なんかの暖かくて汁が濃厚なとろーりとした出汁に
よく合います。

「もり」や「ざる」や「かけ」を美味しく作るのも
とても大事な仕事ですが
これからの蕎麦屋は蕎麦と他料理とのマッチングや
日本の麺　「そば」　「うどん」の
既成概念にとらわれない新しいメニュー開発もまた
必要だと感じています。

地味なだけではなく派手にもならないと。

マーボー蕎麦。

ラーメン、丼にも負けてません。
蕎麦の風味を損なわせることなく融合させていく。
マーボーの辛味と蕎麦の甘みとの融合。

まさか！と、思う方。
たま～に夜の一品料理に加わると思うのでぜひ
自分の舌でこの旨さをご確認ください。

とは言いつつも・・・
昔ながらのお蕎麦の食べ方は日本独特でこれまた
素晴らしい食文化です。