たっかめです。

今日は、たばこの話です。

９月２１日十勝の動物愛護週間行事が十勝支庁で開催されました。

私も、北海道動物愛護推進員の一人として、参加しお手伝いしてきました。

メインは、石川潤先生(獣医学博士)の
『人とペットとのかかわり
(犬猫の健康管理)』講演でした。

ペットとの歴史や、様々なペット良い点、悪い点などをやさしく、わかりやすくお話ししていただくことができました。

その中で、受動喫煙の話も出ていました。

猫悪性リンパ腫の罹患率は
受動喫煙２年で２．４倍
受動喫煙５年で３．２倍になるそうです。
(Bertone ら)

そこで、私なりに色々調べてみたのですが・・・
当然と言えば当然ですが、リンパ腫のほかにも
肺癌や鼻などの呼吸器のがんのリスクも高くなるようです。

わんちゃんのデータでは、
受動喫煙を受けている犬で
肺癌が１．６倍。
鼻の短いわんちゃんの場合、この数字は２．４倍に跳ね上がる
ようです。(コロラド州立大学)

そしてさらに
受動喫煙を受けている鼻の長いわんちゃんの鼻腔がんが２．０倍になるというデータもあるようです。
(コロラド州立大学)

鼻の長いわんちゃんで、鼻腔がん。
鼻の短いわんちゃんで、肺がん。
受動喫煙の影響が明らかだ
ということがいえるのでは！と思います。

また
受動喫煙が原因ではないかといわれている
気管支炎や喘息は、小型犬で生後２年以内の発症が認められている
という報告もあるようです。

たっかめは
サプリとか、健康食品などを否定はしませんが
そのこと考える前に、まずは
受動喫煙からペットを守ることを考えるべき
じゃないかと考えています。

『うちの子の健康には気を使っているので、発ガン予防のために高価なアガリスクなどのサプリメントを与えているんです!!』と言いながら、たばこを吸って煙がワンちゃんに・・・・なんて、笑えないことはやめましょう!!
↑現実にあるようですよ。

以前は一日に３箱以上吸っていたヘビースモーカー
だった一人として、喫煙をやめてください!!とは、言いませんが
少なくともペットの前で
ペットと同じ空間での喫煙は
やめてください!!とお願いしたいです。

たばこを食べちゃう事故も、毎年起きているみたいですしね!!


※ブリーダーさんや
ペット関連の人は特にお願いです!!

今日は受動喫煙について、私なりに調べた話を書きました。

次は、狂犬病の話を、私なりに書くつもりです!!