20221114(月)

「この項目があると(または無いと)、不動産査定が有利または不利」


仕事柄、不動産の査定を依頼されることは多いです。

その際、査定を左右する項目があります。

査定が有利になる項目(登録されていなければ不利になる)

1.土地の登記に関する事項

・抵当権抹消の記録(登記)または抵当権が設定されていない事

・地目が「宅地」が最良。「雑種地」、「原野」も大きな問題ではない

・「農地」関連の地目だと取引するには支障が出ることが多い

2.建物の登記

表題登記及び所有権保存登記または抵当権が設定されていない事

・抵当権抹消の記録(登記)

3.建物図面(設計図書)

4.建物の確認申請書(証明書)(及び書類一式)、工事検査済書(証明書)

5.地積測量図

・国土調査の記録、座標点計算書などがあると最良ですが登記された地積測量図があれば大丈夫です。

6.登記識別情報(権利書)

7.建物のカギ

8.不動産の課税明細書(その年度(年)の分)

なくても何とかなるものがほとんどですが、売る方、買う方に時間的、金銭的な負担を強いることもあります。

これ以外も取引上、必要となる資料もありますが、宅建業者であれば入手できるものが多いです。(私たち業者がふたんする経費が多いものもありますが)






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