2023年6月2日(金)
売買不動産の「購入申込」とは
不動産の選び方、調べ方×147
売買不動産のルールに「購入申込(書)」があります。
これは売買不動産(場合によっては賃貸も)のルールで不動産の特性から来ています。
まず、ほとんどすべての不動産はこの世に一つとしかなく、同じものが大量にある工業製品などとは違う特性があります。
それが欲しいと思っても同じものはほとんどありません。また、ほとんどの場合、所有者が個人でかつ売買するには売る側と買う側の条件をすり合わせるための「交渉」が不可欠です。
その交渉の優先順位を付けて順番通りに交渉をしないと公平な交渉ができないことになりかねません。
先に出した方が不利になりかねない為、順番に交渉していくことになります。
全員が揃って条件を出し合うオークション型の交渉もあり得ますが、値段が吊り上がってしまう可能性もあります。
また全員の条件を出すまでに時間がっかかることと、全員の条件の秘密を守りながら進めるのは難易度が高いかもしれません。実際に競売物件などではこういうシステムを採用していますが、個人でこのシステムを運用するのは難しいかもしれません。
そこでできたのが「購入申込」の順番で交渉をしていくというシステム(ルール)です。これは
①先に申し込んだ人順で権利が確保されやすい(早い人順)」というその他一般的に普及しているルールと同様です。
②そのためには業者が個々の交渉内容をある程度まで隠す必要がある
③最終的な決定権は所有者にある。業者は関与し難い(求められたら、根拠を示して助言をすることはあります)
ということです。
ですから、物件を見るだけ(もしくは見る問合せ、見る予約など)では優先順位は付きません。あくまでも申込書の順序が優先です。
電話等で不動産業者が言う「あなたは何番目です」というのは問い合わせの順番であって、交渉の優先順位ではないのです。
これは売買不動産(場合によっては賃貸も)のルールで不動産の特性から来ています。
まず、ほとんどすべての不動産はこの世に一つとしかなく、同じものが大量にある工業製品などとは違う特性があります。
それが欲しいと思っても同じものはほとんどありません。また、ほとんどの場合、所有者が個人でかつ売買するには売る側と買う側の条件をすり合わせるための「交渉」が不可欠です。
その交渉の優先順位を付けて順番通りに交渉をしないと公平な交渉ができないことになりかねません。
先に出した方が不利になりかねない為、順番に交渉していくことになります。
全員が揃って条件を出し合うオークション型の交渉もあり得ますが、値段が吊り上がってしまう可能性もあります。
また全員の条件を出すまでに時間がっかかることと、全員の条件の秘密を守りながら進めるのは難易度が高いかもしれません。実際に競売物件などではこういうシステムを採用していますが、個人でこのシステムを運用するのは難しいかもしれません。
そこでできたのが「購入申込」の順番で交渉をしていくというシステム(ルール)です。これは
①先に申し込んだ人順で権利が確保されやすい(早い人順)」というその他一般的に普及しているルールと同様です。
②そのためには業者が個々の交渉内容をある程度まで隠す必要がある
③最終的な決定権は所有者にある。業者は関与し難い(求められたら、根拠を示して助言をすることはあります)
ということです。
ですから、物件を見るだけ(もしくは見る問合せ、見る予約など)では優先順位は付きません。あくまでも申込書の順序が優先です。
電話等で不動産業者が言う「あなたは何番目です」というのは問い合わせの順番であって、交渉の優先順位ではないのです。
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