賃貸経営覚書(32)

入居者は「誰か」

を明確にするとは、




・その立地(場所)に誰が一番価値を見いだすのか

・どんな間取り,設備が必要か

これで賃料は決まる。滞納の有無もここで決まる。




ということです。

まず、調べたいのが

「需要」と「供給」を把握することです。




・需要が供給より、少なければ　入居率&賃料は上がる

・需要が供給より、多ければ,入居率&賃料は下がる




のです。ここをしっかり、押さえてください。

※立地,価格,間取り、仕様の組合せで需要は変わる

「マーケティング」とは、あちらこちらでよく聞く言葉です。

その考え方はシンプルです。原則として考えると、

「どこで(立地)」
「誰に(ターゲット=入居者してくれるのは誰か)」
「何を(間取,仕様等)」
「いくら(価格)」

で「売る」のかを明確にすることです。

賃貸経営に限らず、販売やサービスを提供する場合の原理原則でもあります。




特に重要なのは、「誰に」です。

・入居してくれる

・家賃を払ってくれる(滞納しない)

・他の入居者または近隣とトラブルを起こさな

・部屋、建物を大切に扱ってくれる




ことは、ここで決まるといっても過言ではありません。

逆を言えば「誰が、この場所(立地)に一番価値を見出して認めてくれるか」です。

ここがずれていると後から様々な予期せぬことになったりします。

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