1920年代のアメリカでは禁酒法があって
消費用アルコールの製造や販売が禁止されていたのは
広く知られているところですが
同時に、その法律がザル法であったことも有名です。

表向きは衣料品などを売っているように見せて
隠し扉で中に入るとそこはバーだった、
なんていうシーンは皆さんご存知かと思います。

そういうバーを「スピークイージー」と
俗に呼んでいたわけですが
そこで密造酒などを売って荒稼ぎしていたのは
アルカポネの話でも聞いたことがある方も多いでしょう。

粗悪な混ぜ物をしたお酒を高く売るわけですから
それは当然儲かるでしょうけれど
面白いもので、そういった粗悪なお酒を売るスピークイージーバーと
高級路線に向かうバーがやがて両立するようになったようです。

高くても良いからちゃんとした酒を飲みたい、
というのは酒好きの本能なのかもしれません。

当店でもお酒を召し上がる方はたくさんいらっしゃいますが
そんな方のために
母が特製の梅酒を造ってくれました。

出来の良い青梅を買ってきて
きちんとした焼酎に漬け込んで造っております。
手前味噌というか手前梅?ですが、
まろやかで美味しい梅酒だと自信を持ってお勧めできます。

年々熟成されて行くにつれて
味わいが変わっていくのも梅酒の良いところですね。



「天空の雫」と名づけてメニューにも載せようと思っていますが
食前酒として、あるいは食中酒として
美味しく飲んでいただけます。

梅酒ロックや梅酒ソーダなどで
女子会コースなどでもお飲みいただけます。

もちろん、密造酒などということはなく
酒税法に基づく届出も済ませておりますので
ご安心ください。