2019年7月20日(土)
児孫のために
行政書士業務×164
十勝に移ってきた当初から昨年に至るまで
十勝らしい風景の広がる田園の中の高台に住んでいました。
どこに行くにしても田園の中を走っていくわけですが
時折、田園の中にお墓を見ることがあります。
最初の頃は、あまり深く気に留めなかったのですが、
十勝の農家さんとお付き合いさせていただくようになり
農作業の大変さを知るようになってから
その意図について考えるようになりました。
広大な田園が広がる十勝平野ですが
もちろんもともと田園だったわけではありません。
森林を切り開き、笹や雑草を刈り取って
懸命に土を耕して作り上げた汗と血と涙の結晶です。
入植当初は重機があるはずもなく
大木を切り倒しても抜根もままならなかったはずです。
人力、せいぜい牛馬の力で開墾できる範囲など
どれだけ働いても限界があったでしょう。
苦労に苦労を重ね、
ようやく生活を固められた頃には
もはや人生も晩年に近かったのではないかと想像します。
その自分の人生を捧げた田園を
子々孫々に残してやりたい、
魂魄があるならばずっと見守ってやりたい、
そんな想いでお墓の場所を指定したのだろうと思うと
胸が熱くなります。
もちろん現在では田園の中に墓地を作るには農地転用の申請が必要です。
あるいは墓じまいをする上でも申請が必要になります。
そういった直接的な業務に限った話ではなく、
行政書士としてこの地で生きていくならば
開墾されてきた人々の、
その想いを忘れることなく業務に当たらなければならないと
改めて思った次第でした。
十勝らしい風景の広がる田園の中の高台に住んでいました。
どこに行くにしても田園の中を走っていくわけですが
時折、田園の中にお墓を見ることがあります。
最初の頃は、あまり深く気に留めなかったのですが、
十勝の農家さんとお付き合いさせていただくようになり
農作業の大変さを知るようになってから
その意図について考えるようになりました。
広大な田園が広がる十勝平野ですが
もちろんもともと田園だったわけではありません。
森林を切り開き、笹や雑草を刈り取って
懸命に土を耕して作り上げた汗と血と涙の結晶です。
入植当初は重機があるはずもなく
大木を切り倒しても抜根もままならなかったはずです。
人力、せいぜい牛馬の力で開墾できる範囲など
どれだけ働いても限界があったでしょう。
苦労に苦労を重ね、
ようやく生活を固められた頃には
もはや人生も晩年に近かったのではないかと想像します。
その自分の人生を捧げた田園を
子々孫々に残してやりたい、
魂魄があるならばずっと見守ってやりたい、
そんな想いでお墓の場所を指定したのだろうと思うと
胸が熱くなります。
もちろん現在では田園の中に墓地を作るには農地転用の申請が必要です。
あるいは墓じまいをする上でも申請が必要になります。
そういった直接的な業務に限った話ではなく、
行政書士としてこの地で生きていくならば
開墾されてきた人々の、
その想いを忘れることなく業務に当たらなければならないと
改めて思った次第でした。
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