行政書士業務(164)


2021313(土)

今日は自動車関連業務の研修


以前も書きましたが、

自動車税は4月1日の時点の車の所有者のところに請求が来ます。

ですので、廃車の手続きなどは3月中に終えないと課税されてしまいます。



また、自動車販売店などの中には3月決算の会社も多く

自動車販売に力を入れるケースが多いことや、

引っ越しシーズンで変更登録なども増えることから

3月の陸運支局は大変混雑します。



ほとんどの方はそれほど手続きに詳しくないため

窓口で説明しながら補正の指示などを出していくと

長蛇の列となって業務がパンクしてしまいます。



そこで、行政書士会が陸運支局の一角にお邪魔して

あらかじめ来訪者が持参した書類をチェックして

問題がないことを確認してから窓口に案内するようにしています。



補正などの説明もしますので

来られた方はその指示に従って書類を修正していただければ

窓口では受理するだけになりますので

業務が円滑に進行する、というわけです。



そのためには、我々行政書士も改めて研修会を開き

レアケースへの対応やFAQの案内の仕方など

さらなる円滑化に向けて努力しています。



今日はその研修会が支部で行われました。



この道何十年の大ベテランの先生が講師を務めて

お持ちのノウハウを惜しみなく教えてくださいます。

自動車業務一つとっても、かなり奥が深いです。



行政書士会のお手伝いは今年は3月26、29、30、31日の4日間です。

ご不明な点がおありの方は遠慮なくお声がけください。


自動車関連業務のお問い合わせはこちらから外部リンク



2021312(金)

HACCP


飲食店など、食品を扱う事業者は

HACCPに基づいた取組みを行う必要があります。



基本的には皆様が日頃やっておられる衛生管理の

延長線上にあるものになりますので、

取組みそのものが難しいということはないかと思います。



ただ、それを記録に残していくというのが

業務として手間がかかることになります。



例えば、焼き物の中心温度などは

熟練の職人さんであれば一目で大丈夫かどうかわかるはずです。

あるいは、分厚い肉などについては、

鉄串などを刺してみて、中の温度を確かめたりしているかと思います。



ですが、HACCPの理念に沿って考えるとするならば

「これくらいの感じの見た目の時、中心温度は〇〇度である」

という記録、データが必要になってくるということです。



これは中心温度計などを用意する必要がありますので

飲食店にとってはそれなりのコストをかけることになります。



このコロナ感染症の影響下における飲食店の皆様の苦境を考えると、

新たなコストをかけさせられることに非常に心苦しいものがありますが

ちゃんとやっておかないと、お客さまが安心できないのではとなるでしょうから

当事務所でもそのお手伝いをさせていただければと思います。

ブログ右側のお問い合わせ先までどうぞ。



2021310(水)

補助金研究


今日は行政書士会の十勝支部で

補助金に関する研修会がありました。



事業者の皆様にとって、資金調達が重要である認識は

士業であれば当然持っていますが

具体的にどんな補助金があって、どのように活用していくか、

ということになりますと、独力で得られる知見には限りがあります。



ですので、有識者などを講師に招いたりして

業務の研鑽に励むわけです。



コロナ対策もあって、新しい補助金も出てきていますし、

これまでにある補助金についても特別枠が出てきたりしています。

できるだけキャッチアップしていきたいと思います。


補助金のお問い合わせはこちらから外部リンク



202138(月)

会計記帳は誰がする


今年はコロナウイルス感染症の影響で

確定申告の提出期限が4月15日まで延長になっています。



ですので、例年に比べると、申告の作業は

ぐっと楽にはなっているかと思います。



マイナンバーカードを作ってeTaxで申告すると

青色申告の控除が55万円から65万円に増えますので

慌ててマイナンバーカードを申し込んだ方もおられるかもしれません。



おそらく今から申し込んでも2ヶ月くらいはかかってしまうので

確定申告には間に合わないかと思われますが、

そんな方のために、税務署でIDとパスワードを発行してもらうと

マイナンバーカードが無くてもeTaxで申告ができます。



おそらく暫定措置だとは思いますので

マイナンバーカードは早めに作成しておくといいかもしれません。

保険証や免許証との一体化もいずれ実現するはずですので

そういう意味では便利にはなるのかもしれません。



といっても、プライバシー的な問題は番号流出のリスクも含めて

ちょっと懸念しないでもありません。

そういう点では我が国の現場労働のあり方は心配ではあります。



公務員を削減する、企業から無駄な人件費を省く、

そういうと聞こえはいいですが

余力を全くなくしてしまうというのはそれだけでリスクでもあります。



誰かが欠けたらもう回らない組織というのは

現実的には非常に脆弱でもあります。

コロナウイルスというのは、そういった現場の脆弱性を突くという意味でも

非常に厄介な病気ですね。



確定申告書の作成は税理士さんの業務ですので

当事務所ではお手伝いできませんが、

その直前までの会計記帳はお手伝いができます。



記帳に社内のリソースを割くのはちょっとな、という企業様はご検討ください。


会計記帳のお申込みはこちらから外部リンク



202136(土)

ルーツはいずこ


相続や遺言以外で戸籍謄本を取得する機会がある方は

おそらくそう多くはないでしょう。



ご自身がいつ、どこで生まれたかは

ほとんどの場合、皆様ご存じですので

それを戸籍謄本で知る必要まではなかなかないと思います。



ですが、自分の先祖がどこで暮らしていたかという話や、

会ったことのない大叔父大叔母の話は

ひょっとしたら関心が生まれるかもしれません。



とりわけ、北海道で暮らしている方は

元をたどれば本州から移ってこられた方がほとんどですので

知らない親戚筋もたくさんいたりします。



行政書士として、相続や遺言のご依頼で

戸籍を拝見することも多いですが

つくづく「人に歴史あり」だなと感じます。



家系図作成や先祖のルーツ探しにつきましては

行政書士業務に分類されるものではありませんので

基本的には誰に頼んでもいいものではありますが

戸籍などを見る機会の多さという意味では

専門家としての知見が役立つものでもあります。



旧字、崩し字の読み方もそうですが

昔と行政区域が変わっている場合の探し方なども

慣れていないとわからない部分はあるかと思います。



ちょっと家系図など作ってみようか、という方はご依頼ください。



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行政書士法人とかちパートナーズ
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