2015年9月4日(金)
この本もおすすめです
勝野正章 庄井良信
『問いからはじめる教育学』有斐閣ストゥディア 2015年
北欧のフィンランドには、学校の教師たちを「国民の蠟燭」と呼ぶ習慣があります。そこには「民衆」に知をもたらす蠟燭という意味と、その人びとが暮らすコミュニティに灯りをもたらす蠟燭という2つの意味が込められているといわれています。暗闇のなかで灯りをともし、新たな叡智へといざない、地域のなかで困難の多い人生に伴走してくれる存在としての教師であってほしい。このような願いを込めて、フィンランドの人びとは、教師を「国民の蠟燭」と象徴的に表現しているようです。あなたは、いま、日本の教師をどのようなイメージでみつめていますか。(同書119ページより)
いま、複雑な社会状況のなかで、さまざまな苦しみを背負いながら生きている人びとがたくさんいます。そのなかで、自分の生き方を問い、未来への導きの糸をじっくりと探る子どもや若者たちの新たな人生もはじまっています。その一人ひとりのかけがえのない「いのち」の営みを徹底して尊重しながら、そのささやきにも似た小さな声を聴きとって、教育の在り方そのものを深く問い直すことが求められています。(同書182ページより)
『問いからはじめる教育学』有斐閣ストゥディア 2015年
北欧のフィンランドには、学校の教師たちを「国民の蠟燭」と呼ぶ習慣があります。そこには「民衆」に知をもたらす蠟燭という意味と、その人びとが暮らすコミュニティに灯りをもたらす蠟燭という2つの意味が込められているといわれています。暗闇のなかで灯りをともし、新たな叡智へといざない、地域のなかで困難の多い人生に伴走してくれる存在としての教師であってほしい。このような願いを込めて、フィンランドの人びとは、教師を「国民の蠟燭」と象徴的に表現しているようです。あなたは、いま、日本の教師をどのようなイメージでみつめていますか。(同書119ページより)
いま、複雑な社会状況のなかで、さまざまな苦しみを背負いながら生きている人びとがたくさんいます。そのなかで、自分の生き方を問い、未来への導きの糸をじっくりと探る子どもや若者たちの新たな人生もはじまっています。その一人ひとりのかけがえのない「いのち」の営みを徹底して尊重しながら、そのささやきにも似た小さな声を聴きとって、教育の在り方そのものを深く問い直すことが求められています。(同書182ページより)
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