201985(月)

夏の一冊 その2

青木昌彦『青木昌彦の経済学入門』ちくま新書2014年

 わたしの常々の考えは、むしろ「移りゆく30年」というものだ。バブルが破裂し、自民党一党支配が終焉した1993年を画期として、日本は大いなる制度改革の時期に入ったと見るからだ。「失われた」というのはむしろ気分の問題で、社会が、経済が、政治がこう動き、こう動くだろうという共通の理解、その中での個々人の立ち位置の安定感に、高度成長期の時代にはなかった揺らぎが生じたからではなかったか。(228page)

 潜在的なエリートの足を引っ張り、変わり種をのけものにするのではなく、彼らをサポートし、競争させ、認めあうシステムと雰囲気、そうしたことが、活動人口が縮小する日本を活性化することになる。(233page)

 今日残された政府の巨額の債務は、日本が高齢化社会を迎えるに当たり、深刻な問題になるでしょう。ミルトン・フリードマンの発言(226page)






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