2023年8月6日(日)
すごくご無沙汰しております
ご無沙汰しております。皆様におかれましてはいかがお過ごしですか。僕はなんかすごく暑い毎日が続きましたのでバテ気味です。でも仕事の後のbeerが美味しいのなんのって(笑)。
昨日、児美川 孝一郎『キャリア教育がわかる』誠信書房2023年を読みました。わかったこと・再確認したことは下記です。
・学校がキャリア教育に取り組む理由は,児童・生徒・学生の皆さんをよきサラリーマンにするためのものではない。
・キャリア教育が目指すことは①こどもたちが「社会に出ていく力」を獲得すること、②国が若者就労問題の深刻化に取り組むこと、③子どもたちの学習意欲を向上させることである。
・キャリア教育には「正解」はどこにも存在しない。こども・若者を徹頭徹尾「主体」に据え、彼ら彼女らを困難に立ち向かう主体へと育てていかなければ成り立たない営みであ
る。
・キャリア教育は職業的自立だけでなく、社会的自立に向けた教育でもあり、ライフキャリア全体にかかわるキャリア発達を促すという役割がある。
本書は教育現場で実際にどのようにキャリア教育を形にしていくのかを、学習指導要領や教育法規と実際に関連づけながら検討されていて、そのなかで明らかにされた、理論的・歴史的・実践的にたいへんすぐれた知見を提示しています。
ここからは個人的意見です。僕的には、子どもが大人になる過程においては文学・芸術、あるいは映画のなかにもいろいろタメになるものがあるんじゃないかなと、大学時代に授業をサボっての高田馬場の映画館での思い出(笑)とともに感じています。すぐれた文学作品を読み感動する機会を一人でも多くの子どもに提供する契機をどう構築するか。その際にはどのような社会的仕組みが有効なのか?少し長いけど『赤と黒』なんかこんな時代だからこそ価値があるんじゃないかなと個人的に思っています。文学・芸術、あるいは映画は決して一部の人々のためのものではないはず。あと、地方と首都圏では必要とされるキャリア教育の内容に差異が存在するような気がします。児美川先生も本書で言及されておりますがそれぞれの地域の実情も取り入れたというか。
キャリア教育はもしかしたら、現在の大人にこそまずは必要なんじゃないかなと感じています。
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昨日、児美川 孝一郎『キャリア教育がわかる』誠信書房2023年を読みました。わかったこと・再確認したことは下記です。
・学校がキャリア教育に取り組む理由は,児童・生徒・学生の皆さんをよきサラリーマンにするためのものではない。
・キャリア教育が目指すことは①こどもたちが「社会に出ていく力」を獲得すること、②国が若者就労問題の深刻化に取り組むこと、③子どもたちの学習意欲を向上させることである。
・キャリア教育には「正解」はどこにも存在しない。こども・若者を徹頭徹尾「主体」に据え、彼ら彼女らを困難に立ち向かう主体へと育てていかなければ成り立たない営みであ
る。
・キャリア教育は職業的自立だけでなく、社会的自立に向けた教育でもあり、ライフキャリア全体にかかわるキャリア発達を促すという役割がある。
本書は教育現場で実際にどのようにキャリア教育を形にしていくのかを、学習指導要領や教育法規と実際に関連づけながら検討されていて、そのなかで明らかにされた、理論的・歴史的・実践的にたいへんすぐれた知見を提示しています。
ここからは個人的意見です。僕的には、子どもが大人になる過程においては文学・芸術、あるいは映画のなかにもいろいろタメになるものがあるんじゃないかなと、大学時代に授業をサボっての高田馬場の映画館での思い出(笑)とともに感じています。すぐれた文学作品を読み感動する機会を一人でも多くの子どもに提供する契機をどう構築するか。その際にはどのような社会的仕組みが有効なのか?少し長いけど『赤と黒』なんかこんな時代だからこそ価値があるんじゃないかなと個人的に思っています。文学・芸術、あるいは映画は決して一部の人々のためのものではないはず。あと、地方と首都圏では必要とされるキャリア教育の内容に差異が存在するような気がします。児美川先生も本書で言及されておりますがそれぞれの地域の実情も取り入れたというか。
キャリア教育はもしかしたら、現在の大人にこそまずは必要なんじゃないかなと感じています。
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