旅(505)


2013115(火)

2013新年の旅17「気仙沼ー陸前高田ー釜石編」5~釜石の高台から海~

×505

2013新年の旅17「気仙沼ー陸前高田ー釜石編」5~釜石の高台から海~

大船渡からバスに乗り・・1時間あまりで
日が暮れた釜石の街に入ります。
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いくぶん街の灯りが少なく感じます。
でも・・メインストリートには
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イルミネーションが灯されています。

街の中心部に宿を取り・・
営業している居酒屋で
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釜石の海の幸をいただきます。

翌朝、ホテルの窓から
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昨夜は暗くて分からなかった
釜石の街の様子が見渡せます。
製鉄所の煙突からのぼるけむりが印象的です。

釜石で訪れたかった場所があります。
3・11当時、何度もテレビで流れていた
街のすぐそばの高台からの映像
(湾の向うから津波が現れ、あっという間に
濁流が目の前の街を呑み込む一部始終の映像)
は脳裏から離れません。
その場所を目指します。
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ホテルのある中心部から少し海側に歩くと
津波の爪痕が・・
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山のふもとに見える市役所まで
びっしりと建物が建っていたはずです。
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街のすぐ近くの高台に登ります。
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今は穏やかな釜石湾・・
そして、ほとんどが更地になった眼下の街並
津波は湾の向うからやって来て・・
すざまじい轟音と土ぼこりを上げながら・・
目の前のいくつものビルを呑み込んでいきました。
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津波は街の中心めがけて押し寄せました。

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お寺の境内は仮設商店街に・・
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釜石市役所と書かれた、ピザ配達用のスクーター
・・ピザ屋さんが寄付したのでしょうか?
そして・・
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川沿いには、真新しい「津波襲来の地碑」

釜石といえば・・
製鉄のまち
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新しくなったJR釜石駅
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震災の一部始終をみていたであろう製鉄所
から上がる煙が復興への力を感じます。

その6(最終回)へつづく~

2013新年の旅17「気仙沼ー陸前高田ー釜石編」1~今年は気仙沼集合~へ
2013新年の旅17「気仙沼ー陸前高田ー釜石編」2~海と生きる・気仙沼~へ
2013新年の旅17「気仙沼ー陸前高田ー釜石編」3~陸前高田を歩く~へ
2013新年の旅17「気仙沼ー陸前高田ー釜石編」4~大船渡のかもめが~へ
2013新年の旅17「気仙沼ー陸前高田ー釜石編」6~大槌・宮古、お土産~へ

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2013113(日)

2013新年の旅17「気仙沼ー陸前高田ー釜石編」4~大船渡のかもめが~

×505

2013新年の旅17「気仙沼ー陸前高田ー釜石編」4~大船渡のかもめが~

陸前高田からさらにバスで
となり町の大船渡市へ向います。
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美しいリアス式海岸の海を縫うように
バスは進みます。
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入りくんだ湾の奥に広がる
大船渡の市街に入ってきました。
JR大船渡線の終点と三陸鉄道の始発駅
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盛(さかり)駅に到着しました。
大船渡の街並みは海岸沿いから内陸に向って
細長く延びています。
盛駅は街の一番内陸にあります。
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現在、両方面の鉄道は不通になっているので
駅としては使われていません。

盛の市街地
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こちらから細長く延びる市街地を
海の方へ歩いていきます。
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1キロほど歩いたあたりから
津波の被害による空き地が目立ってきます。
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大船渡線の線路跡

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地盤沈下が激しかったので
かさ上げして道路を造り直したようです。
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途中で見つけた”チリ地震の津波高表示”
無情にもこれをはるかに超えたのでしょう。

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街の中心部らしき場所です。

岩手で好きなお菓子(お土産)
「かもめの玉子」
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本社はここ大船渡市です。
配送センター・事務所のようですが・・
津波で建物全体が被害を受けてしまいました。
(トップの写真はかもめの玉子)
工場は別の場所にあり無事だったようです。
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もちろん「かもめの玉子」買いました!

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大船渡駅に近い線路
駅周辺は被害が大きかった所です。
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駅前の仮設商店街「おおふなと夢商店街」
この商店街のように・・
街に明るい未来をイメージしたいですね。

その5(釜石へ)へつづく~

2013新年の旅17「気仙沼ー陸前高田ー釜石編」1~今年は気仙沼集合~へ
2013新年の旅17「気仙沼ー陸前高田ー釜石編」2~海と生きる・気仙沼~へ
2013新年の旅17「気仙沼ー陸前高田ー釜石編」3~陸前高田を歩く~へ
2013新年の旅17「気仙沼ー陸前高田ー釜石編」5~釜石の高台から海~へ
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2013112(土)

2013新年の旅17「気仙沼ー陸前高田ー釜石編」3~陸前高田を歩く~

×505

2013新年の旅17「気仙沼ー陸前高田ー釜石編」3~陸前高田を歩く~

気仙沼駅前から鉄道の代替えバスで
約40分ほど、津波で被災した集落を
いくつも越えて・・
陸前高田市に入ります。

中心市街地のほとんどが流されてしまった
陸前高田・・
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バスは元の市街地を通り過ぎ
高台の市役所仮庁舎前にとまります。
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プレハブの陸前高田市役所
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ここから歩き始めます。
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坂道から市街地方面を望む
(建物らしきものはほとんど見あたりません)
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以前は建物がびっしりと建っていたであろう
通りを歩いています。
(基礎や道路から昔の街並をイメージしながら)
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何もない更地の中に残った建物を見つけました。
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スーパーですね。
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中はこの通りです。
すぐ近くには市役所庁舎のようです。
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多くの職員が亡くなられたということは
報道でも聞いています。
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市役所前の市民会館
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多くの市民が避難してきた場所です。
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想像を絶する高さの津波が町を飲み込みました。
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街の中心地に残る市役所、市民会館、スーパー
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テレビや新聞などで、陸前高田の被害の大きさは
何度も見たり聞いたりして、知っているつもりでしたが・・
実際、現地に立ってみると・・
被害が大きいというレベルではなく
「街が消えてしまった?」という印象です。
それ以上の言葉が見あたりません。

その4(大船渡へ)へつづく~

2013新年の旅17「気仙沼ー陸前高田ー釜石編」1~今年は気仙沼集合~へ
2013新年の旅17「気仙沼ー陸前高田ー釜石編」2~海と生きる・気仙沼~へ
2013新年の旅17「気仙沼ー陸前高田ー釜石編」4~大船渡のかもめが~へ
2013新年の旅17「気仙沼ー陸前高田ー釜石編」5~釜石の高台から海~へ
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2013110(木)

2013新年の旅17「気仙沼ー陸前高田ー釜石編」2~海と生きる・気仙沼~

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2013新年の旅17「気仙沼ー陸前高田ー釜石編」2~海と生きる・気仙沼~

少し内陸にある市役所から
港沿いの市街地に向け歩きはじめます。
海が近づくにつれ空き地が増えてきます。
そして、最初、目に付いたのは・・
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仮設店舗「南町紫市場」
お店の数が多く、活気を感じられる一方で
被災した街の規模の大きさも想像できます。
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いよいよ気仙沼の中心市街地へ
一階部分が流された建物と基礎だけ残る場所
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そして、建物が密集していたであろう
街の中心部は更地になっていました。
15年前に訪れたこの街の面影はまったくありません。
右手に見える「市営駐車場」には見覚えがあります。

大島行きのフェリーや観光船が発着していた桟橋
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被災当時のままでしょうか?

港のそばにある「気仙沼復興屋台村」で
昼食にします。
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建物はプレハブですが・・
あたたかさを感じるお店です。
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海鮮丼セット
ここは、地元の人も集まり・・
人のつながりを感じられる場所です。

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日本有数の水揚げ量を誇る”気仙沼港”のシンボル
巨大な魚市場は・・
屋上近くまで浸水しました。

気仙沼魚市場から南気仙沼駅にかけての
市街地を歩いてみます。
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このあたりは津波の勢いが強かったと思われます。
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残された基礎の区画が広いのを見ると・・
大きな建物まで流されたのでしょうか?
そして、先に見えるグリーンのシーツをかぶった
建物が今回宿泊するホテルです。
(トップの写真はホテルの最上階からの風景です)

南気仙沼駅がどこにあったのかわかりません。
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ようやく見つけたのはホームらしき跡だけ・・
駅周辺もかなりの規模の市街地があったはずですが・・

南気仙沼駅近くの国道から
鉄道の代替として運行されているBRT(bus rapid transit)
に乗って隣町の本吉町を往復

夜はこちら・・
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提灯のあかりに誘われて・・
お昼と同じ「復興屋台村」へ
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プレハブ居酒屋です。
10人も入ればいっぱいのお店ですが・・
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もちろん海の幸は絶品!
こちらは気仙沼のホヤ!
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店主とお客さんとの距離が近くていいですね。
この町で民宿を営んでいたという店主
津波で流されてしまったということです。
「このお店はとても素敵です。また来ます。」
と言いつつも、宿を再開される事も願っています。

出発の日に見た気仙沼港
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少しずつですが・・
確実に漁船が戻ってきているのでしょうね!

観光案内所で買ったお土産の袋に
大きく書かれていたのは・・
「海と
   生きる
      気仙沼」


この街を歩いてみて、この言葉の意味が奥深く
重みのあることを感じました。

その3(陸前高田へ)へつづく~

2013新年の旅17「気仙沼ー陸前高田ー釜石編」1~今年は気仙沼集合~へ
2013新年の旅17「気仙沼ー陸前高田ー釜石編」3~陸前高田を歩く~へ
2013新年の旅17「気仙沼ー陸前高田ー釜石編」4~大船渡のかもめが~へ
2013新年の旅17「気仙沼ー陸前高田ー釜石編」5~釜石の高台から海~へ
2013新年の旅17「気仙沼ー陸前高田ー釜石編」6~大槌・宮古、お土産~へ

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201319(水)

2013新年の旅17「気仙沼ー陸前高田ー釜石編」1~今年は気仙沼集合~

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2013新年の旅17「気仙沼ー陸前高田ー釜石編」1~今年は気仙沼集合~

毎年、年明けのこの時期恒例となっている
「市役所で待ち合わせる新年の旅」
大学時代からの友人と17年間続いている行事?です。

新年の旅についての”いきさつ”などは
新年の旅について・・3年前の「新年の旅ブログ」
新年の旅(街歩き)「七戸・青森・津軽編」その1~今年で14年目~へ
または・・
なまら蝦夷8号「宿主エッセイ」
で紹介しています。

今年も復興支援に少しでも役立てば・・と
被災地を歩くことにしました。

1月4日 正午 気仙沼市役所 で待ち合わせです。

さて、十勝・中札内村からどうやって行こうか?
新千歳から仙台まで飛行機
そして仙台から気仙沼行きバスに乗るのが
もっとも早く、一般的な行き方でしょうが・・
料金も高くつくので・・
今回もこれ
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「北海道&東日本パス \10000」
7日間有効 JR北海道と東日本の普通列車に乗り放題
急行券を買えば札幌ー青森「はまなす」にも乗れます。

列車乗り継ぎと駐車場の都合で
今回は新得駅からスタートです。
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新得駅前には町営の大きな無料駐車場があります。
新得~新夕張間はこのチケットで特急列車の自由席に乗れます。
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「スーパーとかち」で約1時間 新夕張駅到着
約1時間40分待って・・
千歳行き普通列車に乗り換えます。

夜の7時に札幌到着
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ここまでで十分な列車の旅ですが・・
ここからがさらに長い・・?
22時ちょうど発 「急行はまなす」
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学生時代北海道を旅していた頃から
よく乗っていた夜行列車です。
青森駅には翌朝5時40分に到着します。

昔ながらの夜行の次は・・
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最新鋭のスーパーエクスプレス
「はやぶさ」
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新青森ー盛岡間が50分あまりです。
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盛岡駅で下車「はやぶさ」は東京へ

朝7時、雪模様の盛岡
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盛岡駅前です。
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普通列車で一関まで1時間半
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一関から大船渡線に乗り換え
約1時間半
家を出てから24時間近く列車に揺られ・・
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ようやく気仙沼駅・・に到着。(遠かった~)
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気仙沼駅前、ここだけを見ると
ほとんど被害はなさそうですが・・
(この駅は街の少し内陸にあります)
陸前高田方面と南三陸方面の線路は
津波で寸断され復旧のメドがたっていません。
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情熱的に被災地の観光をサポートしている
観光案内所・・
・・おっと、市役所待ち合わせの前に
太郎とここで会ってしまいました。
17回もやっているとこういう事もあります。
(途中で会ってしまうのは3回目か4回目?)

ということで一緒に歩いて
今回の旅のスタート地点
気仙沼市役所
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その2(気仙沼被災地を歩く)へつづく~

昨年(16回目)の新年の旅
2012新年の旅(街歩き)16「北三陸(久慈市・野田村)編」1~三陸へ向う~
2年前(15回目)の新年の旅
2011新年の旅(街歩き)15「湧別・紋別・別海・霧多布編」その1
3年前(14回目)の新年の旅
新年の旅(街歩き)「七戸・青森・津軽編」その1~今年で14年目~へ

2013新年の旅17「気仙沼ー陸前高田ー釜石編」2~海と生きる・気仙沼~へ
2013新年の旅17「気仙沼ー陸前高田ー釜石編」3~陸前高田を歩く~へ
2013新年の旅17「気仙沼ー陸前高田ー釜石編」4~大船渡のかもめが~へ
2013新年の旅17「気仙沼ー陸前高田ー釜石編」5~釜石の高台から海~へ
2013新年の旅17「気仙沼ー陸前高田ー釜石編」6~大槌・宮古、お土産~へ


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エゾリス・カンタ
はじめましてエゾリスのカンタと申します。一昨年この森の住人になったご主人様がボクのことをこう呼んだのでボクの名前は「カンタ」だと思いました。どうぞよろしく。好きなものは「クルミ」です。嫌いなものはカラスくんとキツネさんです。怖いんだもの。得意なことはカラマツの枝から枝へひとっ跳びすることです。

エリア中札内村
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住所中札内村南常盤東4線285-25
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