我が家のわんこ(5)
2013年10月31日(木)
とろろと申します。
我が家のわんこ×5
ガウガウコットンのことをいろいろ書いてきたので、不公平にならないよう、我が家のもう1わんのことも紹介しますね(笑)
名前は「とろろ」
男の子で、こちらも8才半です。
迎えるつもりなどこれっぽっちもなかったのですが、
いつも行くホームセンターのペットショップで、色素が薄く、アイラインがまったくなく、涙やけで顔が真っ赤なマルチーズを見て、気になって時々見てました。
もうすぐ5か月になろうとするのに、体はとても小さく、毛ぶきも悪く。
「この子、たぶん売れないよね」
日が経ってもいつまでもいるマルチーズ。
どんどん値下がりしてもずっといる。
でも、ある日ガラスケースから姿がなくなっていて、「飼い主さんが決まったんだ~」とホッ。
でも、念のために聞いてみたら…
ショップの奥の段ボールから出されてきたのでした。
もう売るつもりもなくなったのか。
そう思うとたまらなくなって、連れて帰ってきちゃったのでした(;´Д`)
ブサイクだけど、そこがまたかわいくて。
段ボールに入れられていたとろろを思い出すと、とっても悔しくて、
絶対キレイなわんこにしてやるっ!
と、お手入れに次ぐお手入れで涙やけを治し、こんな姿まで頑張ったこともありましたが…
マメじゃない私には、ここまでが限界でしたヾ(≧з≦)ゞ
コットンと比べると、メンタルも強いし空気も読む(笑)
一緒に暮らすのに、ほぼ苦労のないわんこです。
得意技は、「バーン」で倒れたり
鼻パクが出来たり
↑このままパクっと出来ます。
「鼻つまみ」と言うと鼻を差し出したり、
「甘えん坊さ~ん」と言うと、胸にもたれかかってきたり。
「ど~でもいいことばっかり教える!」
と、トレーナーに言われています(^▽^;)←教えた人
もちろん、スワレ、フセ、マテ、コイ、ツケは出来ますよ。
とろろは一度ドッグランに連れて行ったことがあるので、お会いしてくださった方もいますよね~
もっと連れて行きたいのですが…
なんせ、朝8時前に家を出て、夜は20時頃まで家に帰らないため、かわいそうな気がしてなかなか連れて行けません。
でも、密かにドッグダンス犬としてデビューを狙ってますので(笑)
見かけたら遊んでやってくださいね!
明日は、もうちょっとまともなことを書こうと思います(*≧m≦*)
名前は「とろろ」
男の子で、こちらも8才半です。
迎えるつもりなどこれっぽっちもなかったのですが、
いつも行くホームセンターのペットショップで、色素が薄く、アイラインがまったくなく、涙やけで顔が真っ赤なマルチーズを見て、気になって時々見てました。
もうすぐ5か月になろうとするのに、体はとても小さく、毛ぶきも悪く。
「この子、たぶん売れないよね」
日が経ってもいつまでもいるマルチーズ。
どんどん値下がりしてもずっといる。
でも、ある日ガラスケースから姿がなくなっていて、「飼い主さんが決まったんだ~」とホッ。
でも、念のために聞いてみたら…
ショップの奥の段ボールから出されてきたのでした。
もう売るつもりもなくなったのか。
そう思うとたまらなくなって、連れて帰ってきちゃったのでした(;´Д`)
ブサイクだけど、そこがまたかわいくて。
段ボールに入れられていたとろろを思い出すと、とっても悔しくて、
絶対キレイなわんこにしてやるっ!
と、お手入れに次ぐお手入れで涙やけを治し、こんな姿まで頑張ったこともありましたが…
マメじゃない私には、ここまでが限界でしたヾ(≧з≦)ゞ
コットンと比べると、メンタルも強いし空気も読む(笑)
一緒に暮らすのに、ほぼ苦労のないわんこです。
得意技は、「バーン」で倒れたり
鼻パクが出来たり
↑このままパクっと出来ます。
「鼻つまみ」と言うと鼻を差し出したり、
「甘えん坊さ~ん」と言うと、胸にもたれかかってきたり。
「ど~でもいいことばっかり教える!」
と、トレーナーに言われています(^▽^;)←教えた人
もちろん、スワレ、フセ、マテ、コイ、ツケは出来ますよ。
とろろは一度ドッグランに連れて行ったことがあるので、お会いしてくださった方もいますよね~
もっと連れて行きたいのですが…
なんせ、朝8時前に家を出て、夜は20時頃まで家に帰らないため、かわいそうな気がしてなかなか連れて行けません。
でも、密かにドッグダンス犬としてデビューを狙ってますので(笑)
見かけたら遊んでやってくださいね!
明日は、もうちょっとまともなことを書こうと思います(*≧m≦*)
2013年10月29日(火)
ガウガウコットンとの接し方。
我が家のわんこ×5
今日は、噛みつきがひどかったコットンと、どう接していったのかを書こうと思います。
恐怖性の噛みつきであることに気付いた私たちは、まずは服従訓練を一切やめました。
それでなくても怖くて仕方ないのに、厳しい服従訓練は追い詰めるだけ。
逃げ場のなくなったわんこは、噛みついて自分を守るしかありません。
↑得意技は「はーい」
その他にも接し方も変えていきました。
とにかく、突然行動しない、大声を出さない。
そして、ずっと声をかけ続ける。
具体的にいうと…
抱っこは突然しない。
大人な私たちは、突然誰かに抱っこされることなどありませんが、想像したらわかりますよね。
後ろから突然抱き上げられたら、どんなにビックリするか。
なので、抱っこするときは、前から「抱っこ」と言いながら、手を出して、納得させてから抱き上げます。
散歩の後の足拭き。
これも話しかけながらゆっくり時間をかけてました。
顔の前に手を広げて出して、「足を持つよ?」とわからせてから、
「あんよ汚れたね~」「キレキレしようね」
と、ずっと話しかけてました。
「ちょっとだけあんよ貸してね~」
などと言いながら、少しずつ慣らしていきました。
↑濡れたら別犬
トリミングは一番気を使いました。
ハサミを持っているのですから、ガウられたら傷つけてしまうかもしれません。
2時間、延々と話し続けてました(^▽^;)
「ここちょっと切らせてね、我慢できるかな~?」
「ここを切るのはなんでだと思う?大好きなお散歩で汚れにくいようにだよ。こっちゃんお散歩大好きだもんね~!」
って感じで延々と。
10分切ったら、抱きしめて「頑張ってるね~!」「かしこいね~」とチューの嵐(笑)
2時間しゃべり続けると、かな~り疲れます( ̄▽ ̄;)
また、最初の頃に困っていたのは動物病院。
これは接し方とは違いますが。
どの病院へ行っても、看護師さんや獣医さんにも一切さわらせず、毎回私が確保してました。
それが、動物病院を変えること3回目で、劇的に変わっていったのです。
それまで行っていた病院は、獣医さんは優しかったものの、飼い主の私たちにばかり話しかけていました。
でも、3か所めの動物病院では、ず~っとコットンに話しかけてくれたのです。
↑注射中
触診でガガガとうなると、「そっか、ここはいやか~、じゃ、ここはやめとこうか」と笑顔でおっしゃる獣医さん。
「ヾ(ーー )ォィ やめるのかよ」と初めの頃は思いましたが(笑)
「とにかくしゅっちゅう連れて来て」と言っていただき、
月に1~2回は行き、毎回無料で検診をしていただいてました。
すると、数回通ううちに、私が押さえなくても大丈夫になり、全身さわらせるように。
最終的には、狼爪を折ったときやお腹をこわしたときに、「病院へ行こう」というそぶりを見せたりするまでになりました。
狼爪が根本から折れた時は、私にもさわらせなかったのに、獣医さんにはさわらせましたよ!
何をされるのかわからない、そう思っていたら、人間だって怖いですよね。
わんこだって、「この先生は痛いとこを治してくれる」ってわかるし、
信頼関係が出来ると、身を任せることができるのですね。
今は北海道へ来て、その獣医さんの元に通うことは出来なくなりましたが、
おかげさまで、もうどこの病院へ行っても大丈夫。
その獣医さんには、とてもとても感謝しています。
細かいことはまだ書ききれないほどあるのですが、
このコットンへの接し方を書くことによって、同じような問題行動に悩んでいる方の参考になればいいなと思っています。
明日は、コットンがガウガウ犬だったからこその十勝ドッグラボの考え方、
また、わんこ全般に対する想いを書いていきたいと思っています。
長い文章にお付き合いいただき、ありがとうございました!
恐怖性の噛みつきであることに気付いた私たちは、まずは服従訓練を一切やめました。
それでなくても怖くて仕方ないのに、厳しい服従訓練は追い詰めるだけ。
逃げ場のなくなったわんこは、噛みついて自分を守るしかありません。
↑得意技は「はーい」
その他にも接し方も変えていきました。
とにかく、突然行動しない、大声を出さない。
そして、ずっと声をかけ続ける。
具体的にいうと…
抱っこは突然しない。
大人な私たちは、突然誰かに抱っこされることなどありませんが、想像したらわかりますよね。
後ろから突然抱き上げられたら、どんなにビックリするか。
なので、抱っこするときは、前から「抱っこ」と言いながら、手を出して、納得させてから抱き上げます。
散歩の後の足拭き。
これも話しかけながらゆっくり時間をかけてました。
顔の前に手を広げて出して、「足を持つよ?」とわからせてから、
「あんよ汚れたね~」「キレキレしようね」
と、ずっと話しかけてました。
「ちょっとだけあんよ貸してね~」
などと言いながら、少しずつ慣らしていきました。
↑濡れたら別犬
トリミングは一番気を使いました。
ハサミを持っているのですから、ガウられたら傷つけてしまうかもしれません。
2時間、延々と話し続けてました(^▽^;)
「ここちょっと切らせてね、我慢できるかな~?」
「ここを切るのはなんでだと思う?大好きなお散歩で汚れにくいようにだよ。こっちゃんお散歩大好きだもんね~!」
って感じで延々と。
10分切ったら、抱きしめて「頑張ってるね~!」「かしこいね~」とチューの嵐(笑)
2時間しゃべり続けると、かな~り疲れます( ̄▽ ̄;)
また、最初の頃に困っていたのは動物病院。
これは接し方とは違いますが。
どの病院へ行っても、看護師さんや獣医さんにも一切さわらせず、毎回私が確保してました。
それが、動物病院を変えること3回目で、劇的に変わっていったのです。
それまで行っていた病院は、獣医さんは優しかったものの、飼い主の私たちにばかり話しかけていました。
でも、3か所めの動物病院では、ず~っとコットンに話しかけてくれたのです。
↑注射中
触診でガガガとうなると、「そっか、ここはいやか~、じゃ、ここはやめとこうか」と笑顔でおっしゃる獣医さん。
「ヾ(ーー )ォィ やめるのかよ」と初めの頃は思いましたが(笑)
「とにかくしゅっちゅう連れて来て」と言っていただき、
月に1~2回は行き、毎回無料で検診をしていただいてました。
すると、数回通ううちに、私が押さえなくても大丈夫になり、全身さわらせるように。
最終的には、狼爪を折ったときやお腹をこわしたときに、「病院へ行こう」というそぶりを見せたりするまでになりました。
狼爪が根本から折れた時は、私にもさわらせなかったのに、獣医さんにはさわらせましたよ!
何をされるのかわからない、そう思っていたら、人間だって怖いですよね。
わんこだって、「この先生は痛いとこを治してくれる」ってわかるし、
信頼関係が出来ると、身を任せることができるのですね。
今は北海道へ来て、その獣医さんの元に通うことは出来なくなりましたが、
おかげさまで、もうどこの病院へ行っても大丈夫。
その獣医さんには、とてもとても感謝しています。
細かいことはまだ書ききれないほどあるのですが、
このコットンへの接し方を書くことによって、同じような問題行動に悩んでいる方の参考になればいいなと思っています。
明日は、コットンがガウガウ犬だったからこその十勝ドッグラボの考え方、
また、わんこ全般に対する想いを書いていきたいと思っています。
長い文章にお付き合いいただき、ありがとうございました!
2013年10月28日(月)
トレーナーがトレーナーになったわけ その3
我が家のわんこ×5
トレーナーがトレーナーになったわけ、その3です。
そのころ、高校3年生だったトレーナー。
中学の頃から、「医療系に進みたい」と言い、すでに理学療法士になるべく、推薦が決定していました。
だけど、同じ問題行動に悩む人がたくさんいるということ、そして、やはり間違った服従訓練で悪化させているということを知り、
相談を受ける中で、大半のわんこが神経質でビビリであるがゆえの噛みつきであることも知りました。
「叱らないで」と言い続け、噛みつきの対処法を伝え、
「噛みつきがおさまってきました!」
と言われたときの喜び。
でも、反対に
「この子とはもう一緒に暮らしていく自信がない」
と言われたときの悲しみ。
実際にそのわんこを見て、原因を知り、対処法を伝えることが出来たのなら…
もしかしたら、良きパートナーになってくれたのかもしれない。
そんな想いがどんどん大きくなり、トレーナーは、
「ドッグトレーナーになる」
と決断したのでした。
せっかく犬と暮らすことを選択したのだから、その生活を楽しんでもらいたい。
愛犬の幸せそうな顔に目を細めていてもらいたい。
ドッグトレーナーになることによって、そのお手伝いが出来るのではないか。
決まっていた推薦を断り、訓練所の門を叩いたのは、2005年の秋でした。
現在のコットンは、もうすぐ9歳。
噛みつくことはもうありません。
たまに脅しでガウることはありますが(笑)
他犬に対して攻撃したことは一度もなく、「はじめまして」の人が大好き!です。
大好きすぎて、会うと喜びの表現で、耳たぶをカジカジされます(-"-;)
相変わらずビビリではありますが(^▽^;)
噛むきっかけになったトリミングには、その後に別のお店に1度だけ連れていきました。
が、「ビビリなので、うなるかもしれませんが、安心させて抱きしめてください」と頼んでいたにも関わらず、
「うなるので、口輪しました」と言われ、それ以来ず~~っとわんこカメラマンの散切りカットです。
もちろん、トリマーさんだって噛まれるのは怖いですから、口輪した気持ちもわかるのですよ。
わんこブログをしていたときに知り合ったトリマーさんは、
「パピーの初回はカットをしないよ。まずは台の上で遊ばせて慣らせることから始めるのよ」
と言っていて、コットンもこういう出会いがあったのなら違ったのかもしれない、とも思います。
まぁ、もう9歳ですから、今後もきっと私の散切りカットでしょう(;´▽`A``
へたっぴなもんだから、毎回2時間はかかるトリミング。
苦手なお尻周りだって、目元のカットだって、すっごく怖いはず。
なのに、じっと我慢しているコットンを見ていると、時々涙が出そうになる時があります。
私のカットを受け入れてくれてありがとう。
信用してくれてありがとう。
コットンが噛みつかなくなったのは、服従訓練をやめただけではありません。
明日は、噛みつくコットンにどう接していったのか、を書こうと思いますので、よかったら読んでくださいね!
そのころ、高校3年生だったトレーナー。
中学の頃から、「医療系に進みたい」と言い、すでに理学療法士になるべく、推薦が決定していました。
だけど、同じ問題行動に悩む人がたくさんいるということ、そして、やはり間違った服従訓練で悪化させているということを知り、
相談を受ける中で、大半のわんこが神経質でビビリであるがゆえの噛みつきであることも知りました。
「叱らないで」と言い続け、噛みつきの対処法を伝え、
「噛みつきがおさまってきました!」
と言われたときの喜び。
でも、反対に
「この子とはもう一緒に暮らしていく自信がない」
と言われたときの悲しみ。
実際にそのわんこを見て、原因を知り、対処法を伝えることが出来たのなら…
もしかしたら、良きパートナーになってくれたのかもしれない。
そんな想いがどんどん大きくなり、トレーナーは、
「ドッグトレーナーになる」
と決断したのでした。
せっかく犬と暮らすことを選択したのだから、その生活を楽しんでもらいたい。
愛犬の幸せそうな顔に目を細めていてもらいたい。
ドッグトレーナーになることによって、そのお手伝いが出来るのではないか。
決まっていた推薦を断り、訓練所の門を叩いたのは、2005年の秋でした。
現在のコットンは、もうすぐ9歳。
噛みつくことはもうありません。
たまに脅しでガウることはありますが(笑)
他犬に対して攻撃したことは一度もなく、「はじめまして」の人が大好き!です。
大好きすぎて、会うと喜びの表現で、耳たぶをカジカジされます(-"-;)
相変わらずビビリではありますが(^▽^;)
噛むきっかけになったトリミングには、その後に別のお店に1度だけ連れていきました。
が、「ビビリなので、うなるかもしれませんが、安心させて抱きしめてください」と頼んでいたにも関わらず、
「うなるので、口輪しました」と言われ、それ以来ず~~っとわんこカメラマンの散切りカットです。
もちろん、トリマーさんだって噛まれるのは怖いですから、口輪した気持ちもわかるのですよ。
わんこブログをしていたときに知り合ったトリマーさんは、
「パピーの初回はカットをしないよ。まずは台の上で遊ばせて慣らせることから始めるのよ」
と言っていて、コットンもこういう出会いがあったのなら違ったのかもしれない、とも思います。
まぁ、もう9歳ですから、今後もきっと私の散切りカットでしょう(;´▽`A``
へたっぴなもんだから、毎回2時間はかかるトリミング。
苦手なお尻周りだって、目元のカットだって、すっごく怖いはず。
なのに、じっと我慢しているコットンを見ていると、時々涙が出そうになる時があります。
私のカットを受け入れてくれてありがとう。
信用してくれてありがとう。
コットンが噛みつかなくなったのは、服従訓練をやめただけではありません。
明日は、噛みつくコットンにどう接していったのか、を書こうと思いますので、よかったら読んでくださいね!
2013年10月27日(日)
トレーナーがトレーナーになったわけ その2
我が家のわんこ×5
トレーナーがトレーナーになったわけ、その2です。
コットンの眼に恐怖の色を見た私たちは、一切の服従訓練をやめ、叱ることもやめました。
うなっても、「大丈夫。あなたを守るから」と優しく言い聞かせ、噛みついてきても抱きしめ続けました。
「ごめんね、今まで怖がらせて」
そう言いながら。
最初は、「うなったり、噛みついても優しくなで続けていたら、その行為を肯定することになるんじゃないか」という不安もありました。
でも、想像以上に早く、状態は改善され始めたのです。
もちろん、ガウガウすることは多々ありましたが、噛みつくことがぐっと減り、甘えてお腹も見せるようになり…。
叱ることをやめることにより、私たちの心に余裕が生まれたのもあるのかもしれません。
当時、わんこカメラマンがしていた犬ブログに、コットンの様子を書き綴るようになると、同じ症状に悩む方々から相談されることが増えました。
みんな同じ。
しつけ本やトレーニングスクールで、「リーダーになりなさい」と植えつけられ、どんどん悪化していくわんこたち。
「ごはんは人の後。一緒に寝てはいけない。」と言われ、
いう事を聞かなければ、チョークチェーンで首を締めつけ、
噛みついたら、マズルを掴んでひっくり返される。
わたしの方がお前より上だぞと力を誇示し続けるのです。
そのころになると、私たちも「それっておかしいんじゃないだろうか」と思い始めていました。
たとえそれでいう事を聞いたとしても、それは信頼関係の上に成り立っていないのではないか。
ただ怯えて服従しているだけではないのか。
犬との楽しい生活を夢見て、かわいいわんこを迎えたのに、それではちっとも楽しくなんかない。
そして、
「叱らないで」
と発信続けました。
そのころのトレーナーは、高校3年生。
ちょうど進路を選択する時期でした。
トレーナーの決断は、明日に続きます。
引っ張ってごめんなさいm(_ _)m
コットンの眼に恐怖の色を見た私たちは、一切の服従訓練をやめ、叱ることもやめました。
うなっても、「大丈夫。あなたを守るから」と優しく言い聞かせ、噛みついてきても抱きしめ続けました。
「ごめんね、今まで怖がらせて」
そう言いながら。
最初は、「うなったり、噛みついても優しくなで続けていたら、その行為を肯定することになるんじゃないか」という不安もありました。
でも、想像以上に早く、状態は改善され始めたのです。
もちろん、ガウガウすることは多々ありましたが、噛みつくことがぐっと減り、甘えてお腹も見せるようになり…。
叱ることをやめることにより、私たちの心に余裕が生まれたのもあるのかもしれません。
当時、わんこカメラマンがしていた犬ブログに、コットンの様子を書き綴るようになると、同じ症状に悩む方々から相談されることが増えました。
みんな同じ。
しつけ本やトレーニングスクールで、「リーダーになりなさい」と植えつけられ、どんどん悪化していくわんこたち。
「ごはんは人の後。一緒に寝てはいけない。」と言われ、
いう事を聞かなければ、チョークチェーンで首を締めつけ、
噛みついたら、マズルを掴んでひっくり返される。
わたしの方がお前より上だぞと力を誇示し続けるのです。
そのころになると、私たちも「それっておかしいんじゃないだろうか」と思い始めていました。
たとえそれでいう事を聞いたとしても、それは信頼関係の上に成り立っていないのではないか。
ただ怯えて服従しているだけではないのか。
犬との楽しい生活を夢見て、かわいいわんこを迎えたのに、それではちっとも楽しくなんかない。
そして、
「叱らないで」
と発信続けました。
そのころのトレーナーは、高校3年生。
ちょうど進路を選択する時期でした。
トレーナーの決断は、明日に続きます。
引っ張ってごめんなさいm(_ _)m
2013年10月26日(土)
トレーナーがトレーナーになったわけ その1
我が家のわんこ×5
明日はお天気もよくなりそうですね!
せっかくのドッグラン日和なのに、わんこカメラマンは行けないので、写真が撮れません(TдT)
ということで、更新できないのもなんなので…
ちょっとトレーナーがトレーナーになったわけでも書いてみようと思います♪
おおまかには、HPの「十勝ドッグラボの想い」の中に書いてあるのですが、きっかけを作ったのは、2005年3月に我が家に迎えたマルチーズ・コットン。
ワクチンが終わった3か月の時、初めて連れて行ったトリミングサロン。
どんなにかわいくなってるかな、とワクワクしてお迎えに行ったのですが、そこでトリマーさんから…
「この子ね、噛んだんですよ!しっかりしつけしてもらわないと!」
という衝撃の言葉を聞いたのでした。
今の私なら、「たった3か月のパピーを噛むまで怖がらせたのですか!」と反対に怒っていると思いますが(^▽^;)
その時は、ショックの方が大きく…。
そして、その日を境に、家族にもうなり、噛みつくようになっていったのです。
なんとかしなければならないと、毎日行った服従訓練。
良きリーダーにならなくてはと、いわゆるシツケ本を読みまくりました。
それでなくてもビビリで神経質だったのに、毎日仰向けにされ、歯を見せたらマズルを掴み叱りつけられたコットン。
噛みついた時には、「母犬としての教育的指導」とばかりに、噛みつき返したこともあります。
母犬になんかなれないのに(;´Д`)
物心ついた頃から犬と暮らしていた私にとっては、リーダー論が確実に頭に入っており、変なプライドだけがあったのかもしれません。
そうして、1か月ほどが過ぎ、コットンの噛みつきは…
ますます悪化( ̄▽ ̄;)!!ガーン
私やトレーナーならまだしも、そのころはまだ幼かった次男は、抱っこもナデナデも出来ませんでした。
↑次男とコットン
ただ、そのころになってようやく、冷静にコットンを見ることが出来るようになっていました。
鼻にしわを寄せて歯をむく姿は、可愛い小さな小型犬でも、なかなかの迫力。
でも、その眼には「怒り」ではなく、「恐怖」で満ち溢れていることに気付いたのです。
「この子は反抗しているのでもなく、家族をなめているわけでもない。ただただ怖かっただけなんだ」
今ならごく当然に思えることが、その時は要らぬ「リーダー論」に惑わされ、なかなか気付けなかったのですね~。
そして、トレーナーと相談し、行っていた服従訓練をすっぱりやめることにしたのでした。
服従訓練をすっぱりやめた後のことは、明日に続きます。
お暇があれば、また読みに来てくださいね(^▽^)/
せっかくのドッグラン日和なのに、わんこカメラマンは行けないので、写真が撮れません(TдT)
ということで、更新できないのもなんなので…
ちょっとトレーナーがトレーナーになったわけでも書いてみようと思います♪
おおまかには、HPの「十勝ドッグラボの想い」の中に書いてあるのですが、きっかけを作ったのは、2005年3月に我が家に迎えたマルチーズ・コットン。
ワクチンが終わった3か月の時、初めて連れて行ったトリミングサロン。
どんなにかわいくなってるかな、とワクワクしてお迎えに行ったのですが、そこでトリマーさんから…
「この子ね、噛んだんですよ!しっかりしつけしてもらわないと!」
という衝撃の言葉を聞いたのでした。
今の私なら、「たった3か月のパピーを噛むまで怖がらせたのですか!」と反対に怒っていると思いますが(^▽^;)
その時は、ショックの方が大きく…。
そして、その日を境に、家族にもうなり、噛みつくようになっていったのです。
なんとかしなければならないと、毎日行った服従訓練。
良きリーダーにならなくてはと、いわゆるシツケ本を読みまくりました。
それでなくてもビビリで神経質だったのに、毎日仰向けにされ、歯を見せたらマズルを掴み叱りつけられたコットン。
噛みついた時には、「母犬としての教育的指導」とばかりに、噛みつき返したこともあります。
母犬になんかなれないのに(;´Д`)
物心ついた頃から犬と暮らしていた私にとっては、リーダー論が確実に頭に入っており、変なプライドだけがあったのかもしれません。
そうして、1か月ほどが過ぎ、コットンの噛みつきは…
ますます悪化( ̄▽ ̄;)!!ガーン
私やトレーナーならまだしも、そのころはまだ幼かった次男は、抱っこもナデナデも出来ませんでした。
↑次男とコットン
ただ、そのころになってようやく、冷静にコットンを見ることが出来るようになっていました。
鼻にしわを寄せて歯をむく姿は、可愛い小さな小型犬でも、なかなかの迫力。
でも、その眼には「怒り」ではなく、「恐怖」で満ち溢れていることに気付いたのです。
「この子は反抗しているのでもなく、家族をなめているわけでもない。ただただ怖かっただけなんだ」
今ならごく当然に思えることが、その時は要らぬ「リーダー論」に惑わされ、なかなか気付けなかったのですね~。
そして、トレーナーと相談し、行っていた服従訓練をすっぱりやめることにしたのでした。
服従訓練をすっぱりやめた後のことは、明日に続きます。
お暇があれば、また読みに来てくださいね(^▽^)/
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