20131028(月)

トレーナーがトレーナーになったわけ その3


トレーナーがトレーナーになったわけ その3

トレーナーがトレーナーになったわけ、その3です。


そのころ、高校3年生だったトレーナー。

中学の頃から、「医療系に進みたい」と言い、すでに理学療法士になるべく、推薦が決定していました。



だけど、同じ問題行動に悩む人がたくさんいるということ、そして、やはり間違った服従訓練で悪化させているということを知り、

相談を受ける中で、大半のわんこが神経質でビビリであるがゆえの噛みつきであることも知りました。


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「叱らないで」と言い続け、噛みつきの対処法を伝え、

「噛みつきがおさまってきました!」

と言われたときの喜び。



でも、反対に

「この子とはもう一緒に暮らしていく自信がない」

と言われたときの悲しみ。



実際にそのわんこを見て、原因を知り、対処法を伝えることが出来たのなら…

もしかしたら、良きパートナーになってくれたのかもしれない。



そんな想いがどんどん大きくなり、トレーナーは、

「ドッグトレーナーになる」

と決断したのでした。



せっかく犬と暮らすことを選択したのだから、その生活を楽しんでもらいたい。

愛犬の幸せそうな顔に目を細めていてもらいたい。



ドッグトレーナーになることによって、そのお手伝いが出来るのではないか。



決まっていた推薦を断り、訓練所の門を叩いたのは、2005年の秋でした。



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現在のコットンは、もうすぐ9歳。

噛みつくことはもうありません。


たまに脅しでガウることはありますが(笑)

他犬に対して攻撃したことは一度もなく、「はじめまして」の人が大好き!です。

大好きすぎて、会うと喜びの表現で、耳たぶをカジカジされます(-"-;)



相変わらずビビリではありますが(^▽^;)



噛むきっかけになったトリミングには、その後に別のお店に1度だけ連れていきました。

が、「ビビリなので、うなるかもしれませんが、安心させて抱きしめてください」と頼んでいたにも関わらず、

「うなるので、口輪しました」と言われ、それ以来ず~~っとわんこカメラマンの散切りカットです。


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もちろん、トリマーさんだって噛まれるのは怖いですから、口輪した気持ちもわかるのですよ。


わんこブログをしていたときに知り合ったトリマーさんは、

「パピーの初回はカットをしないよ。まずは台の上で遊ばせて慣らせることから始めるのよ」

と言っていて、コットンもこういう出会いがあったのなら違ったのかもしれない、とも思います。



まぁ、もう9歳ですから、今後もきっと私の散切りカットでしょう(;´▽`A``



へたっぴなもんだから、毎回2時間はかかるトリミング。

苦手なお尻周りだって、目元のカットだって、すっごく怖いはず。

なのに、じっと我慢しているコットンを見ていると、時々涙が出そうになる時があります。




私のカットを受け入れてくれてありがとう。


信用してくれてありがとう。





コットンが噛みつかなくなったのは、服従訓練をやめただけではありません。

明日は、噛みつくコットンにどう接していったのか、を書こうと思いますので、よかったら読んでくださいね!



20131027(日)

トレーナーがトレーナーになったわけ その2


トレーナーがトレーナーになったわけ その2

トレーナーがトレーナーになったわけ、その2です。


コットンの眼に恐怖の色を見た私たちは、一切の服従訓練をやめ、叱ることもやめました。


うなっても、「大丈夫。あなたを守るから」と優しく言い聞かせ、噛みついてきても抱きしめ続けました。


「ごめんね、今まで怖がらせて」

そう言いながら。



最初は、「うなったり、噛みついても優しくなで続けていたら、その行為を肯定することになるんじゃないか」という不安もありました。


でも、想像以上に早く、状態は改善され始めたのです。



もちろん、ガウガウすることは多々ありましたが、噛みつくことがぐっと減り、甘えてお腹も見せるようになり…。

叱ることをやめることにより、私たちの心に余裕が生まれたのもあるのかもしれません。


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当時、わんこカメラマンがしていた犬ブログに、コットンの様子を書き綴るようになると、同じ症状に悩む方々から相談されることが増えました。



みんな同じ。

しつけ本やトレーニングスクールで、「リーダーになりなさい」と植えつけられ、どんどん悪化していくわんこたち。


「ごはんは人の後。一緒に寝てはいけない。」と言われ、

いう事を聞かなければ、チョークチェーンで首を締めつけ、

噛みついたら、マズルを掴んでひっくり返される。


わたしの方がお前より上だぞと力を誇示し続けるのです。



そのころになると、私たちも「それっておかしいんじゃないだろうか」と思い始めていました。


たとえそれでいう事を聞いたとしても、それは信頼関係の上に成り立っていないのではないか。

ただ怯えて服従しているだけではないのか。


犬との楽しい生活を夢見て、かわいいわんこを迎えたのに、それではちっとも楽しくなんかない。



そして、

「叱らないで」

と発信続けました。


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そのころのトレーナーは、高校3年生。

ちょうど進路を選択する時期でした。





トレーナーの決断は、明日に続きます。

引っ張ってごめんなさいm(_ _)m



20131026(土)

トレーナーがトレーナーになったわけ その1


トレーナーがトレーナーになったわけ その1

明日はお天気もよくなりそうですね!

せっかくのドッグラン日和なのに、わんこカメラマンは行けないので、写真が撮れません(TдT)


ということで、更新できないのもなんなので…

ちょっとトレーナーがトレーナーになったわけでも書いてみようと思います♪



おおまかには、HPの「十勝ドッグラボの想い」の中に書いてあるのですが、きっかけを作ったのは、2005年3月に我が家に迎えたマルチーズ・コットン。

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ワクチンが終わった3か月の時、初めて連れて行ったトリミングサロン。

どんなにかわいくなってるかな、とワクワクしてお迎えに行ったのですが、そこでトリマーさんから…

「この子ね、噛んだんですよ!しっかりしつけしてもらわないと!」

という衝撃の言葉を聞いたのでした。



今の私なら、「たった3か月のパピーを噛むまで怖がらせたのですか!」と反対に怒っていると思いますが(^▽^;)

その時は、ショックの方が大きく…。



そして、その日を境に、家族にもうなり、噛みつくようになっていったのです。



なんとかしなければならないと、毎日行った服従訓練。

良きリーダーにならなくてはと、いわゆるシツケ本を読みまくりました。



それでなくてもビビリで神経質だったのに、毎日仰向けにされ、歯を見せたらマズルを掴み叱りつけられたコットン。

噛みついた時には、「母犬としての教育的指導」とばかりに、噛みつき返したこともあります。

母犬になんかなれないのに(;´Д`)



物心ついた頃から犬と暮らしていた私にとっては、リーダー論が確実に頭に入っており、変なプライドだけがあったのかもしれません。




そうして、1か月ほどが過ぎ、コットンの噛みつきは…


ますます悪化( ̄▽ ̄;)!!ガーン



私やトレーナーならまだしも、そのころはまだ幼かった次男は、抱っこもナデナデも出来ませんでした。


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↑次男とコットン



ただ、そのころになってようやく、冷静にコットンを見ることが出来るようになっていました。

鼻にしわを寄せて歯をむく姿は、可愛い小さな小型犬でも、なかなかの迫力。

でも、その眼には「怒り」ではなく、「恐怖」で満ち溢れていることに気付いたのです。


「この子は反抗しているのでもなく、家族をなめているわけでもない。ただただ怖かっただけなんだ」


今ならごく当然に思えることが、その時は要らぬ「リーダー論」に惑わされ、なかなか気付けなかったのですね~。



そして、トレーナーと相談し、行っていた服従訓練をすっぱりやめることにしたのでした。





服従訓練をすっぱりやめた後のことは、明日に続きます。

お暇があれば、また読みに来てくださいね(^▽^)/



20131025(金)

10月20日ドッグランと仲間たち その4


10月20日ドッグランと仲間たち その4

10月20日、まきばの家ドッグランと仲間たち、その4です。


この日も素晴らしいアイコンタクト。

トイプードル・アロエ。

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もちろん、スルーだって。

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なめらかに進みます。

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止まったら、もちろん次の指示を待ちます。

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ただいま練習中の技は、フセ⇒ごろん⇒フセ。

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これもほぼ出来てましたよ。


アロエはもうすぐダンス出来るよなぁ。

ドッグダンスチームを作りたいので、アロエに続くわんこ募集中!



と、思ったら、いましたよ。

トイプー・マロン。

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誘導は必要だけど、なかなか様になってる~!

やるね、マロン♪



そうそう、マロンは、スワレやフセはばっちりだけど、どうしても苦手だった「マテ」

それが!

突然出来るようになったんですって~

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いや、マロン、素晴らしい~\(^▽^)/


ちょっと大人の階段のぼったかな?




ツケが一番上手なのは、シーズー&ヨーキーMIX・コテツ。

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「ツケ」のコマンドで、ぴったり足の横につきます。


しかも、コテツ、最近ぐっとメンタルも強くなってきましたよ!

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わんこから逃げ回り、いつもベンチを温めていたコテツはどこに?

この日など、しつこく誘うわんこに「ガウッ」と言い返すコテツが!



いやもう、諦めないオーナーさんの努力の結果があらわれてきましたね。

ほんと、頭が下がります。




ここで登場したのは、MIX・カイン~

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熱烈大歓迎♪



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けんしろう、お尻に鼻くっついてるよヾ(≧з≦)ゞ



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カイン:キミが噂のモテモテマロンかい?




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マロン:ボクはどうせなら、女子にモテたいんだけどな~。





だんだん冬を感じるようになってきましたが、雪が積もるまではドッグランはオープンしていますよ!

ぜひ、遊びに来てくださいね!



27日は、わんこカメラマンが私用で来られないため、写真が撮れません( ;∀;)

みんなに会いたいな~!!






お知らせ。

10月27日(日)午後1時より、上級レッスンを行います。

13日に中級レッスンを終了したわんこは、お集まりくださいね!


飛び級で受けたいわんこもよろしければどうぞ~♪



20131024(木)

10月20日ドッグランと仲間たち その3


10月20日ドッグランと仲間たち その3

10月20日、まきばの家ドッグランと仲間たち、その3です。


コーギー・けんしろうとディスク遊び。

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やっぱ、けんしろうは、いい笑顔してるわ~♪



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今度は空中キャッチ写真撮らせてね。




トイプードル・マロンを追いかけまわしているシェパード・ハルにもディスクを誘ってみるけど…

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しぶしぶ持ってくるって感じヾ(≧з≦)ゞ


やっぱりマロンが気になるのかぁ。




レトリバーMIX・ヒロシ。

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ヒロシ:ハルくんはマロンくんが好きなんだねぇ。



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ヒロシ:オレにもそんな頃があったよ。




ヒロシが言うと貫録あるねぇ( ´艸`)




MIX・りゅうにガウガウバトルを誘う、イングリッシュコッカー・ユタカ。


ユタカ:りゅう、遊ぼうぜ。

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りゅう:う、うん…。




ユタカ:いくぜ~!

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りゅう:ちょ、ちょっと待って。




ユタカ:ノリが悪いぜ!

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りゅう:だって、ぶぶちゃんが…。これ喧嘩じゃないっすから。




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りゅう:ああ、ごめんなさい。





ぶぶ:わたしもい~れて♪

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りゅう:あ、そっちか~!




りゅう、頭の上がらないわんこがいるのって、きっといいことだと思うよ(・m・ )クスッ





トイプー・アロエのスルーを披露。

と、思ったら…


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アロエ:だめ、出来ない~。ハルくんがいるもの。




ハルはマロンを探してるだけだからヾ(≧з≦)ゞ





明日は、アロエちゃんの華麗なスルーの様子をアップしますね。

と言っても…夕方という事もあり、かなりボケボケ写真ばかりです…←先に弁解

その4も見に来てくださいね!



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 ABOUT
十勝ドッグラボ
動物取扱業
(訓練)北海道 第121340179号 
(保管)北海道 第121320179号

性別
エリア十勝
属性事業者
 GUIDE
まきばの家わんわんトレーニングくらぶ
住所池田町清見144
期間1月上旬-12月下旬
(土・日曜祝日)
営業10:00 - 17:00
 カウンター
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