2009年3月10日(火)
議会関係の記事 かちまいからのコピーです
かちまいWEB版から引用させていただきました。
人口減でも定数維持?
帯広市議会
「削減やむなし」の声も
帯広市議会は改革論議の一環として定数(現行32)の見直しも検討するが、人口動態が大きなポイントになりそうだ。帯広市は数年来人口減が進んでおり、今年1月の16万人台転落を受けて、市民の間には議員数に関し「削減やむなし」とする声は少なくない。同規模の苫小牧は人口増にもかかわらず定数は帯広より少なく、議員1人当たりの人口は帯広との間に約500人もの差が出ている。
市町村議会の定数は地方自治法で上限が定められ、人口規模に応じ11段階に区分。各議会は法律の範囲内で定数条例を定めるが、最近は行財政改革の進展を受けて上限を下回るところが多い。帯広は「10万以上20万未満」の区分に属し、法律上の上限は「34」。現行定数(2003年改選期から適用)は法定を2下回る32となっている。
定数見直しの背景にあるのは、急激な人口減。帯広の場合、2000年をピークに人口減が加速、今年1月に17万人の大台を割った。3月末時点で16万9156人まで減少した。07年度末時点の議員1人当たりの人口は「5286人」となっている。
道内主要都市の議員1人当たりの人口を見ると、札幌市が格段に多く、旭川、函館、苫小牧、釧路と続き帯広は6番目。
苫小牧は昨年改選期から定数を従来の32から30に削減。自動車関連産業の進出で人口は増え、議員1人当たり人口は帯広、釧路を上回った。旭川の現行定数は法定を10下回る「36」(03年から適用)で、帯広とは4議席しか違わない。
帯広で市民オンブズマンの設立準備を進める成瀬昇さんは個人的な意見として、「人口増の要素がなく、行政・議会に人口を増やす努力もみえない。苫小牧と比較すると2人程度の削減が望ましい」と指摘。「競争を高めることで市民の目線を気にするようにしないと。刺激を与えるべき」と話している。
(能勢雄太郎)
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