この時期、寒かったり小春日和だったり。
都市生活の方はもう冬でしょうか、農家はというか私だけかもしれませんが、年内は秋。そんな気がします。

天候不順にないた今年の農家ですが、秋の野菜は大根など安値に鳴きました。厳しい年末を迎える農家が多いのでは。

政権が変わり、農家の所得保障が話題になっていますが、
実は関係のない農家がたくさんいます。
野菜、加工食用のジャガイモを作っていいる農家、私は牧草を生産しているのでやはり関係ありません。

稲、大豆、小麦、ビート、澱粉用じゃが芋、酪農家などを作っている人しか国の補償の対象にはなりません。
これらの作物でも、国に売ることが前提です。
自分で豆腐をやパンを作るときには対象外です。仕方ないので、一度国に売って買い戻す方法を取っている方がたくさんいます。この場合、自分で生産したものが戻ってくるという保障はありません。

食品ウォッチャーの活動も本来ないほうがいい活動ですが、今回の事業仕分けなどを見ていると、日本から信頼感とか思いとか心意気とかの大切な人間性が失われ、損得勘定が台頭してきているのはないかと思います。

予算を削る削らないではなく、何が必要なのかを再検討する時期なのではないでしょうか。