大寒を過ぎ、寒さも一段落。
かとおもったらけっこう寒い。

月末にボラバイトが帰り、二人やってきます。
寮が賑やかになります。

休みにはどこに行こうか、ちょっと楽しみです。

先日札幌で会議に出席しました。
全道から農家の父さん（母さん）が20人余り。
話題は様々、ＷＴＯの問題から国の助成金、会の今後の運営まで。
それぞれが地域の中核の経営をしている人たちなので議論百出でした。

思ったことは、生産現場の我々が生産にこだわり続けなければいけないんだなということ。
農家だから当たり前かも知れませんが、農家も会社組織にしたり組合組織になるところが増えました。
ところが会社になったり、組合を作ったりすると何故か組織の維持に振り回されたり、自分で生産から加工販売までやらなきゃならないと思ったりします。

組織というのは手段であり、方法ではないのですが肩書きが付くと、それに振り回されそうになる自分に気が付きます。

加工も販売も大切ですが、まず生産ありきです。
組合や会社というのは目的を達成するための手段であり、社会的信用の一つの基準でしかないんでよね。

農家はまず生産技術。そして仲間作りが大切です。
輸入農産物にまけない農業経営の方法をより多くの仲間に知ってもらうためにいろんな組織が活躍しなくてはならないと思います。

政治や経済の思惑に振り回されず、農家の生産が世界に対抗できる日本農業を目指したいものです。