寒い日が続きます。
温度計は-10度のあたりをウロウロするばかり。

全道的に大雪だけど、十勝は先週20センチほど降っただけ。
毎日曇りですが、雪が降るよりはいいかな。

あと数日で今年の作業も一段落、慌ただしい日がもう少し続きます。

昨日、世界遺産の知床の近くにある牧場に行って来ました。
帰ってみると20センチくらいの積雪がありビックリ。
今日は朝から除雪に追われました。

昨日行った牧場は、化学肥料や輸入飼料をなるべく使わないようにして肉牛などを生産しています。うちの農場の牧草も餌に使ってもらっていますが、化学肥料は使っていません。堆肥や野菜のクズを堆肥化して使用しています。

曇ってはいたのですが、国後島がよく見えました。
自由に行き来できる日が早く来るといいのですが。

うちもそうですが、農場のスタッフ不足は深刻な問題です。
人数がいればいいというものでもなく、野菜や生き物が好きな人でなければ務まらないでしょう。
地味な仕事ですが、日本の未来を考えると、安い輸入品に振り回されていてはいけないと思います。時間をかけて育てたものが形になり、収穫するのは人が生きるためには大切な作業であり、誰かがやらなければなりません。

ちょっと覗いてみてください。

興農ファーム
http://www.kohno-farm.jp/index.htm

確実に冬です。
数日前までは、晩秋かなと自分では思っていたのですが。
日陰は凍ったまま、乗っても割れない水たまりの氷。
先日の雪。浦幌は雪混じりていどでした。

京都は紅葉のピークだそうです。
観光客で溢れているとか。
京都在住の知人も綺麗だと絶賛していました。
行ってみたい・・・

夏頃に浦幌に新しいスナックが開店。
私は知らなかったのですが、アルバイトの二人が行こうというので
行ってきました。
客は？予想通り、ほとんど知り合い。
まあ、久々の友達もいたりしてコミュニケーションの場でした。

畑仕事もほとんど一段落。
トラクターの姿が畑から消えました。
アルバイトの来る、農家の青年もいたりして、北海道はすっかり農閑期。

馬鈴薯の選果が本格的になった米司農場は水を得た魚のようにバタバタしています。
来年の三月まで、慌ただしい中にも充実した日々が始まります。

国の補助で畑に暗渠が入ります。
10ｍおきくらいに、地下にパイプを入れます。
水はけがよくなり、収量アップに繋がります。

たくさんの税金を使うので、ちょっと気が引けますが、日本の食糧自給率アップに貢献できればと思います。

やっとじゃがいも収穫が終了・・・

保管用のコンテナーがなかったので、中休みしながらのゴ～～ルです。

片付けが残っていますが、ちょっとやれやれ。

馬鈴薯の選果作業が矢継ぎ早に待っています。

さあ、気を引き締めて始めよう。