2013年2月19日(火)
krapfen~クラプフェン~
イースト生地で作ったドーナッツのクラプフェン。
ファッシングとよばれるキリスト教の行事の一つで、面白い変装をして賑やかに楽しく過ごすなどの期間があるのすけど、その時期に欠かせないおやつで,この時期パン屋さん、お菓子屋さん、いたるところで見かけます。
中身には主にジャムが入っていて、この写真のはあんずが入ってました。
他にも木苺だったり赤スグリだったり、もっと近代的にテラミスクリームやチョコレート入りなんていうのもあったりして、日本でもこの手のドーナツはよく見かけますね**
ファッシングは、キリストの復活祭(イースター)までの40日間を慎ましい生活をする期間として過ごし、その断食期間前の1週間を飲み食いして楽しく過ごそうというもの。
ファッシングになぜこのドーナツ?と思って調べてみましら、ちゃんと深い理由がありましたよ。
中世に始まった断食期間、貧困で栄養状態の良くない一般市民にとっては本当に命取りにもなったのだそう。
それを乗り越えるために油や糖分など、栄養のあるこのドーナツを断食前に食べて少しでも栄養をつけようと、クラプフェンの原型となるおやつが作られるようになったのがはじまりなのですって。
でも、現代では宗教的な意味合いのものというよりは、楽しく過ごして寒い冬を吹き飛ばし、早く春をよぼう~!というお祭りとして楽しんでいるそうです。
ふぅ~・・。かなりうんちく、長かったかな・・?
読んでくれてありがとう 笑
マリエン広場のそばにある「cafe frilchhut」というお店で頂きました。
揚げたての丸い揚げパンschmaltznudeln~シュマルツヌーデルンがとっても有名な、歴史あるカフェなのだとか。
とっても混んでいたけれど、お店の感じもよくて、店員さんもいい感じ。
好みでグラニュー糖をかけていただきます。
クラプフェンにしてもこの揚げパンにしても、出来立てなのでしっとりしていてとっても美味しかったです。
ファッシングの様子。お年寄りも子供も、みんなユーモアあるスタイルで街を歩いています。
杖をついたおじいちゃんが、ファッシング用のピエロの衣装を真剣に選んでいる姿はなんとも微笑ましかったです。
子供の学校でも、当日はそれぞれ衣装を着て登校。
学校の先生だって衣装を着て普通に授業をするんですよ。
楽しいですね~♪
校長先生のみつばちさん、かわいかったな・・笑。
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