~ドイツ編~気まぐれ食いしん坊(29)
2013年7月20日(土)
WIENへ
少し前のことですが、昨年から足を運びたいと思っていた
オーストリアのウィーンへ行くことができました。
主な目的は、本場のザッハトルテを食べること。
ホテルへ到着後、すぐにHOTEL SACHERへ向かいます。
一緒に行きましょう!
ホテルの一部がカフェになっていて、堂々とした門構えが
すぐに目を惹きます。お客さんもcafe入り口に集まってい
ました。わくわく感が込み上げてきます***
午前中の早い時間帯に行ったおかげで、席はまだ空いています。よかった***
ホテルが開業されたのは1830年代だそうで、きっとこの店内もそう変わっていないのでしょうね~。
クラシカルで歴史を感じさせるようなどっしり感があります。
わ~お!ザッハ・トルテ!
チョコレートに刻まれた「SACHER]の文字に感動です。
注文する時は、ザッハトルテの生クリーム添え、と言うと無糖の生クリームが添えられてきます。
「ザッハトルテ」のみの注文だとクリームが付いてこないので要注意。
(やっぱり生クリーム添えが美味しそうです♪)
メニューのケーキの種類がとっても少なかったのが印象的でした。やはりここに来る方は大抵ザッハトルテなのでしょうね。
チョコレートケーキは以外としっかりとした食感があります。スポンジというよりは、チョコレート味のバターケーキという感じ。
真ん中にあんずのジャムが挟まっていて、単調なチョコレートケーキのひかえめなアクセントになっています。
この無糖の生クリームと一緒に食べるとやっぱり美味しい。
カフェオレと一緒にいただきました。
帰るころには入り口前から人の行列ができていてびっくり。
ほんとにちょうどいいタイミングで入ることが出来たんですね~。
そして翌日、もう一つのザッハトルテを出すお店「デーメル」へ。
一時期、このお店のみがザッハトルテを販売していたこともある、cafe SACHER と同じくらいザッハトルテで有名なケーキ屋さんです。
お店に入るとショーケースが広がり、カフェではなく
ケーキ屋さんなのだな~と実感。
「ケーキを食べていきます」というと2階へ通されて、そこでザッハトルテを頂くことになります。
店内の様子。ここも昔から変わらないであろう重厚感のあるクラシカルな雰囲気。
階段の踊り場に始まり、開け放たれた続き部屋の一帯が喫茶部門になっていて、改装などせずに昔からの状態をうまく利用している様子がうかがえます。
面白いのが注文のしかた。
まず、案内された席について飲み物を注文します。
その後、隅っこにある小さなショーケースからケーキを選び、そこにいる女性に伝えると小さな紙切れにケーキ名を手書きしたものを渡されます。
それを持って席につき、飲み物を持ってきた店員さんに渡すというもの。
席についた時、渡されたメニュー表にケーキが載っていないので不思議な感じです。
そして、DEMELのザッハ・トルテ。
こちらのはケーキの表面にあんずのジャムが塗ってありました。
これは、店内にある菓子工房の様子。
ガラス張りになっていて、いつでも眺めることが出来ます。ここでは、主に出来上がった生地のカットやかんたんな仕上げなどが行なわれていました。
ザッハ・トルテといえば、「トルテ戦争」という裁判が有名です。
1830年代、フランツ・ザッハーさんの考案したザッハ・トルテ。
有名になったのを機会に、その息子がホテル・ザッハーを開業し、門外不出とされるレシピのザッハ・トルテを提供。
3代目のザッハーさんの時代に財政難に陥り、王室ご用達のケーキ屋「デメル」が資金援助の代償にザッハ・トルテの販売権を得ます。
その後、ウィーン菓子の本にザッハ・トルテのレシピが掲載されたことからホテルザッハーがデメルを相手に裁判を起こし、10年近くに及ぶ裁判の末、双方に販売権が認められることになっのだとか。
その結果、デメルは「DEMELのザッハ・トルテ」。
ホテルザッハは「オリジナルザッハ・トルテ」として販売されることになったそうです。
あんずのジャムが表面に塗ってあるデメルのザッハ・トルテと、あんずのジャムを生地の間に挟んでいるホテルザッハーのトルテ。
双方のレシピに違いはあるのかちょっと気になりますけど、
色味など微妙に違っていたので、少しずつ変化していっているのでしょうね。
両方とも美味しかったですよ***
DEMELまでの通り道に「STARBUCKS COFFEE]と描かれている
お店を発見。
スタバと同じ名前だな~。
こっちのほうが古かったりして・・なんて思いながら通り過ぎましたら、ちゃんとオープンカフェのところに地味にスターバックスのマークが!!
このマーク、お店のどこをみても描かれているのはこの部分だけだったので、このシンプルさに驚きました。
よく見ると店内でスタバのマークのカップでお客さんが
コーヒーを飲んでいます。
なんだか雰囲気があっていいですね~。
(他の場所で私の知っているあのスターバックス、ありましたよ)
今回泊まったこじんまりとしたホテルの階段の踊り場。
この扉の先に各部屋が並んでいます。
タイルや扉が可愛らしいですね。
ヨーロッパの古い建物には古さからくる雰囲気のある可愛らしい部分がたくさんあってつい見入ってしまいます。
まさにアンティークですね***
ウィーン国立オペラ座。
今回、バレエオペラを観ることができました。
男性バレエダンサーの、踊るたびに浮かぶ足の筋肉の陰影にすっかり魅了され、ダンサーの足元ばかり観てしまいました 笑
オーストリアのウィーンへ行くことができました。
主な目的は、本場のザッハトルテを食べること。
ホテルへ到着後、すぐにHOTEL SACHERへ向かいます。
一緒に行きましょう!
ホテルの一部がカフェになっていて、堂々とした門構えが
すぐに目を惹きます。お客さんもcafe入り口に集まってい
ました。わくわく感が込み上げてきます***
午前中の早い時間帯に行ったおかげで、席はまだ空いています。よかった***
ホテルが開業されたのは1830年代だそうで、きっとこの店内もそう変わっていないのでしょうね~。
クラシカルで歴史を感じさせるようなどっしり感があります。
わ~お!ザッハ・トルテ!
チョコレートに刻まれた「SACHER]の文字に感動です。
注文する時は、ザッハトルテの生クリーム添え、と言うと無糖の生クリームが添えられてきます。
「ザッハトルテ」のみの注文だとクリームが付いてこないので要注意。
(やっぱり生クリーム添えが美味しそうです♪)
メニューのケーキの種類がとっても少なかったのが印象的でした。やはりここに来る方は大抵ザッハトルテなのでしょうね。
チョコレートケーキは以外としっかりとした食感があります。スポンジというよりは、チョコレート味のバターケーキという感じ。
真ん中にあんずのジャムが挟まっていて、単調なチョコレートケーキのひかえめなアクセントになっています。
この無糖の生クリームと一緒に食べるとやっぱり美味しい。
カフェオレと一緒にいただきました。
帰るころには入り口前から人の行列ができていてびっくり。
ほんとにちょうどいいタイミングで入ることが出来たんですね~。
そして翌日、もう一つのザッハトルテを出すお店「デーメル」へ。
一時期、このお店のみがザッハトルテを販売していたこともある、cafe SACHER と同じくらいザッハトルテで有名なケーキ屋さんです。
お店に入るとショーケースが広がり、カフェではなく
ケーキ屋さんなのだな~と実感。
「ケーキを食べていきます」というと2階へ通されて、そこでザッハトルテを頂くことになります。
店内の様子。ここも昔から変わらないであろう重厚感のあるクラシカルな雰囲気。
階段の踊り場に始まり、開け放たれた続き部屋の一帯が喫茶部門になっていて、改装などせずに昔からの状態をうまく利用している様子がうかがえます。
面白いのが注文のしかた。
まず、案内された席について飲み物を注文します。
その後、隅っこにある小さなショーケースからケーキを選び、そこにいる女性に伝えると小さな紙切れにケーキ名を手書きしたものを渡されます。
それを持って席につき、飲み物を持ってきた店員さんに渡すというもの。
席についた時、渡されたメニュー表にケーキが載っていないので不思議な感じです。
そして、DEMELのザッハ・トルテ。
こちらのはケーキの表面にあんずのジャムが塗ってありました。
これは、店内にある菓子工房の様子。
ガラス張りになっていて、いつでも眺めることが出来ます。ここでは、主に出来上がった生地のカットやかんたんな仕上げなどが行なわれていました。
ザッハ・トルテといえば、「トルテ戦争」という裁判が有名です。
1830年代、フランツ・ザッハーさんの考案したザッハ・トルテ。
有名になったのを機会に、その息子がホテル・ザッハーを開業し、門外不出とされるレシピのザッハ・トルテを提供。
3代目のザッハーさんの時代に財政難に陥り、王室ご用達のケーキ屋「デメル」が資金援助の代償にザッハ・トルテの販売権を得ます。
その後、ウィーン菓子の本にザッハ・トルテのレシピが掲載されたことからホテルザッハーがデメルを相手に裁判を起こし、10年近くに及ぶ裁判の末、双方に販売権が認められることになっのだとか。
その結果、デメルは「DEMELのザッハ・トルテ」。
ホテルザッハは「オリジナルザッハ・トルテ」として販売されることになったそうです。
あんずのジャムが表面に塗ってあるデメルのザッハ・トルテと、あんずのジャムを生地の間に挟んでいるホテルザッハーのトルテ。
双方のレシピに違いはあるのかちょっと気になりますけど、
色味など微妙に違っていたので、少しずつ変化していっているのでしょうね。
両方とも美味しかったですよ***
DEMELまでの通り道に「STARBUCKS COFFEE]と描かれている
お店を発見。
スタバと同じ名前だな~。
こっちのほうが古かったりして・・なんて思いながら通り過ぎましたら、ちゃんとオープンカフェのところに地味にスターバックスのマークが!!
このマーク、お店のどこをみても描かれているのはこの部分だけだったので、このシンプルさに驚きました。
よく見ると店内でスタバのマークのカップでお客さんが
コーヒーを飲んでいます。
なんだか雰囲気があっていいですね~。
(他の場所で私の知っているあのスターバックス、ありましたよ)
今回泊まったこじんまりとしたホテルの階段の踊り場。
この扉の先に各部屋が並んでいます。
タイルや扉が可愛らしいですね。
ヨーロッパの古い建物には古さからくる雰囲気のある可愛らしい部分がたくさんあってつい見入ってしまいます。
まさにアンティークですね***
ウィーン国立オペラ座。
今回、バレエオペラを観ることができました。
男性バレエダンサーの、踊るたびに浮かぶ足の筋肉の陰影にすっかり魅了され、ダンサーの足元ばかり観てしまいました 笑
2013年6月13日(木)
旬のもの 2
ルバーブと同時期に店頭に並ぶのはシュパーゲル。
白アスパラですね。
ドイツの旬のもの=シュパーゲルというイメージを持っていた私にとって、これを頂くのをとっても楽しみにしていました ♪
ドイツの人々にとっての白アスパラは、メイン料理として大事に頂く存在。
昔、そんなことを何かの本で読んでとても印象に残っていたのです。
私は十勝のあの甘くて美味し~いアスパラは、もっぱらマヨネーズをつけてモリモリと食べていましたので 笑
なんか色味が一緒で物足りない写真ですね。パセリくらい買って散らすべきでした;;
日本のアスパラの印象と違うのは、しっかりと茹でないと固い!!というところ。ピーラーで皮を2回りほど剥き、根元はもっと入念に剥きます。
お砂糖とお塩を入れて柔らかく茹でました。
あつあつのアスパラに、定番のオランデーズソースをかけて。
白アスパラの隣には大抵このソースが売られていて、
そんなに白アスパラにこのソースは付き物なの??と思って
つい一緒に購入しました・・・。
オランデーズソースはマヨネーズをゆる~くしたような感じで、作り方も材料もマヨネーズとよく似ています。
油分はバター、お酢の代わりにレモン汁。
次回は手作りですね。
ソースの色味はもっと黄色いのですけど、バルサミコ酢とお砂糖を少し加えて自分の好みの味に仕上げたらちょっと茶色っぽくなってしまいました。
シュパーゲルの料理は他にもいろいろあるでしょうから、来年は別のシュパーゲル料理を載せますね。
(今年はこればっかりでした 笑)
ミュンヘン中心街、マリエンプラッツ横にあるビクトアリエンマルクト。ここのお花屋さんは屋根にも植物をきれいに植えたり並べたり・・・。
冬場はさすがに屋根にはなかったのですけど、最近ちょうど屋根に上って植物を並べているところに遭遇したのでパチリ。
とっても存在感がありますね~!春が過ぎ、色とりどりの花が家の周りにも咲いています***
2013年6月13日(木)
旬のもの 1
ベリー類がたくさん並んでから一足遅れで店頭に並び出したのは・・・・
赤いルバーブ。
ケーキやヨーグルトのテイストととして赤ルバーブはよく
見かけてましたけど、こんな風にみずみずしいものを調理していただくのは初めてでした。
帯広の自宅の庭で育てていた青いルバーブと比べると、こちらはほんのりとリンゴのような初々しい香りを感じます。
かじってみても甘みのない渋いリンゴをかじった時のようにフルーティー。
酸っぱ!! ><;
まずは甘煮にして・・・。
色もとっても可愛らしい赤色で、熱を通しても色が抜けないところが魅力的。
りんごのようなフルーティーな香りが部屋全体に漂っていました。
今回はお菓子用に、30%ほどの甘さにしてみました。
ルバーブは野菜に属するんですよね。
確かに甘みはないですけど、こうやってお砂糖を加えて美味しいジャムに仕上がると不思議に感じます。
大好きなクランピットを焼いて添えて・・・。
ついでにヨーグルトにも。
甘みの無いタルト生地を作って包み焼き。
これぐらいシンプルに焼き上げる場合はパイ生地のほうが
美味しかったかな~?
(タルト生地のほうが簡単だったのでついね~)
若いリンゴのような赤ルバーブの甘煮。
美味しかったです**************
赤いルバーブ。
ケーキやヨーグルトのテイストととして赤ルバーブはよく
見かけてましたけど、こんな風にみずみずしいものを調理していただくのは初めてでした。
帯広の自宅の庭で育てていた青いルバーブと比べると、こちらはほんのりとリンゴのような初々しい香りを感じます。
かじってみても甘みのない渋いリンゴをかじった時のようにフルーティー。
酸っぱ!! ><;
まずは甘煮にして・・・。
色もとっても可愛らしい赤色で、熱を通しても色が抜けないところが魅力的。
りんごのようなフルーティーな香りが部屋全体に漂っていました。
今回はお菓子用に、30%ほどの甘さにしてみました。
ルバーブは野菜に属するんですよね。
確かに甘みはないですけど、こうやってお砂糖を加えて美味しいジャムに仕上がると不思議に感じます。
大好きなクランピットを焼いて添えて・・・。
ついでにヨーグルトにも。
甘みの無いタルト生地を作って包み焼き。
これぐらいシンプルに焼き上げる場合はパイ生地のほうが
美味しかったかな~?
(タルト生地のほうが簡単だったのでついね~)
若いリンゴのような赤ルバーブの甘煮。
美味しかったです**************
2013年5月15日(水)
お菓子作り
すっかり春らしくなりました。
4月に入ってからきれいに咲いていた桜の木も、今はすっかりひと段落したようです。
今年の十勝の春はちょっと遅いようですね。
桜もまだまだ先でしょうか?
4月になってからお店ではいちごなどのベリー類が安くたくさん出回っていて、
今月はそれらを使ったお菓子をけっこうたくさん作りました。
いちごみるくプリン。
フレッシュのいちごをたっぷり使ったとっても贅沢なプリン。(いちごが安くないと出来ない!)
友人たちと一緒に作りました。本当はアガーを使いたかったのだけど、こちらでまだ見つけられないので板ゼラチンを使いました。
友人の息子くんのためのお誕生日ケーキ。
こちらの生クリームはやっぱりまだまだ使い方が上手じゃなくて。
ちょうどいい固さまで泡立てても時間が経つとゆるくなってしまうので、ちょっと固く仕上げるんですけど、そうするとすぐに絞まってナッペがうまくいかないのです。
でも、この手作りな感じが良くないですか?
(言いわけです 笑)
そして、いつもお世話になっている近隣の友人たちをお誘いしての、春のお茶会。
フレジエ、いちごみるくプリン、チーズスフレ。
後半にスコーン、グレープフルーツとツナのサラダ。
そしてたっぷりの紅茶。
こちらで初めて作るお菓子ばかりだったので温度調節などちょっと失敗。
でも、それはみんなには内緒。
後日、温度調整がうまくいかなかったチーズスフレをもう一度チャレンジ。
これは、家族でペロっと食べてしまいました***
お誘いした近隣の友人達には、こちらでのいろいろなことを教えてもらったり、頂いたり・・・。
ほんとうにありがたいです。楽しんでもらえたかな?
こんな感じで、今月はお菓子作りの多い月となりました。
次は秋のお茶会をしようと思ってます。
何を作ろうかな?
4月に入ってからきれいに咲いていた桜の木も、今はすっかりひと段落したようです。
今年の十勝の春はちょっと遅いようですね。
桜もまだまだ先でしょうか?
4月になってからお店ではいちごなどのベリー類が安くたくさん出回っていて、
今月はそれらを使ったお菓子をけっこうたくさん作りました。
いちごみるくプリン。
フレッシュのいちごをたっぷり使ったとっても贅沢なプリン。(いちごが安くないと出来ない!)
友人たちと一緒に作りました。本当はアガーを使いたかったのだけど、こちらでまだ見つけられないので板ゼラチンを使いました。
友人の息子くんのためのお誕生日ケーキ。
こちらの生クリームはやっぱりまだまだ使い方が上手じゃなくて。
ちょうどいい固さまで泡立てても時間が経つとゆるくなってしまうので、ちょっと固く仕上げるんですけど、そうするとすぐに絞まってナッペがうまくいかないのです。
でも、この手作りな感じが良くないですか?
(言いわけです 笑)
そして、いつもお世話になっている近隣の友人たちをお誘いしての、春のお茶会。
フレジエ、いちごみるくプリン、チーズスフレ。
後半にスコーン、グレープフルーツとツナのサラダ。
そしてたっぷりの紅茶。
こちらで初めて作るお菓子ばかりだったので温度調節などちょっと失敗。
でも、それはみんなには内緒。
後日、温度調整がうまくいかなかったチーズスフレをもう一度チャレンジ。
これは、家族でペロっと食べてしまいました***
お誘いした近隣の友人達には、こちらでのいろいろなことを教えてもらったり、頂いたり・・・。
ほんとうにありがたいです。楽しんでもらえたかな?
こんな感じで、今月はお菓子作りの多い月となりました。
次は秋のお茶会をしようと思ってます。
何を作ろうかな?
2013年4月23日(火)
ノンカフェインコーヒー
Linde(リンデ)のコーヒー。
知っている方もいらっしゃると思います。
私も、何かで見てこのパッケージには見覚えがあったのですけど、
以前友人からもらったヨーロッパの雑貨の本にも載っていて。
パッケージがとってもかわいいですよね~。
ドイツで製造されているノンカフェインのコーヒー。
歴史もとっても古いようで、検索していろいろ調べてみたのですけど、なかなか詳しい情報が得られず。
少しの情報でわかったのは、おそらく1900年代初めに
製造され、以来変わらぬパッケージデザインで常に販売されていること。(現在はネスレが販売権を持っているそう。)
戦時中で手に入らないコーヒーの代用目的として製造されるようになったそうで、
子供向けの本「アンネの日記」の中で、隠れ家でのお茶のシーンに「にせもののコーヒー」というのが出てくるのですけど、このコーヒーのことでしょうね。
そんなことを思い出しながらこのパッケージを見ていると、
なんだか歴史博物館の展示品でも眺めているような、胸に
迫るような気持ちにもなったり。
トウモロコシが主な原材料で、そのほかチコリーや麦などが
含まれているそう。
色はコーヒーそのもので香りはとっても香ばしく、本当にコーヒーのようですけど苦味はほとんどなし。
麦とカカオのような風味がします。
カカオの香りは、チコリーがこれに似ているそうで、けっこう含有率高そう。
私はとっても気に入りました。
カフェラテにしてみました。美味しかった♪
スーパーのコーヒー売り場にふつうに売られていて、100年も前から変わらずに飲み続けられている味。
とってもドイツらしい商品だな~と思いました。
お土産にどうかな?