~ドイツ編~気まぐれ食いしん坊(29)
2012年12月28日(金)
クリスマス 2
今年のクリスマスに作ったチョコレートケーキ。
ブタさんが一人でのっかているだけの超シンプルケーキ。
ちょっと寂しかったかな?
お店で見つけたこのブタのマジパンも、ブタ以外の
飾りが売っていなかったので買いました。
どうしてかな~と調べましたら、「ブタ」というのは
世界的に幸運のシンボルとなっていたんですね。
ドイツでも、ブタの小物はよく売られていたので、
そういう理由だったのか~と納得。
ドイツでは、ラッキーだったときに「schwein haben」
(シュバイン ハーベン ~ブタを手に入れた)
と言うんですって。
このブタさん、マジパンでできているので食べられるんですけど、
「リアルすぎて食べる気しない・・」と誰も食べず 笑。
確かに美味しいものでもないですしね。
私は手にちょこっとついたのをペロっとなめました。
カナッシュでしっとりとしたチョコレートケーキ。
お店で買ったグリューワイン。絵柄がかわいらしい。
お花屋さんで買った生リースも、時間がたって
キレイにドライになりました。
日本のように、イベントとして楽しむクリスマスとは違って、
こちらのクリスマスはキリストの誕生日というとても厳粛なもの。
クリスマスマルクトも23日で終わり、24日は
質素な食事をして家族で静かに過ごすそうです。
子供達に贈るプレゼントは、12月6日の
セントニコラスの日(サンタクロースの由来の聖者)に、
置かれるのだとか。
小学校にも、セントニコラスが教室に現れたそうです。
我が家では、従来通りクリスマスにツリーの下に
サンタさんが現れてプレゼントを置いていきました
よ****
みなさんはどんなクリスマスを過ごされましたか?
うちは、私がたっぷりと時間がありますので、
こんなふうに手作りの楽しいクリスマスを過ごしました。
次は年越し!ソワソワと忙しい日々が続きますね!
どうぞ、よいお年をお迎えください****
2012年12月28日(金)
クリスマス 1
ドイツでは、クリスマスの1月ほど前からたくさんのクッキーを焼いて缶に詰め、
お茶の時間に家族や友人とそれらを頂く習慣があるとのこと。
実際、パン屋さんやお菓子屋さんにはクリスマス時期によく作られるクッキーの
顔ぶれがびっしりと並んで売られていました。
クッキーを入れるための可愛らしい缶やお店のクッキー達を眺めていると、
なんだか作らずにはいられなくなります。
気に入った缶を買い、私も何度かクッキーを焼いてみたりして・・。
フロランタン。
木苺のジャムサンドクッキー。
甘さを控えた木苺のジャムを作って挟みました。
ジャムによってしっとりとしたこのクッキーが
すごく美味しくて!!
皆で食べるとあっという間になくなり、けっきょく3度ほど作りました。
缶は、デパートなどに行くとクリスマスクッキー用に可愛らしいのがたくさん売られていて、
一つはお世話になった方へ贈り物用に・・。
そして自分が気に入った缶は・・・なんと
クッキーがびっしりと入っって売られているもので・・。
それでも、自分で気に入った物ってなかなか出会えないし・・などと自分に言い訳をして。
けっきょく、手作りクッキーを入れるために、
びっしりとクッキーの入った缶を購入しました。
大切にするぞ~!!
もともと入っていたクッキーは別の場所に移して、さっそく何度目かに作った
ジャムサンドクッキーとキッフェルンを入れました。
このクッキーは、子供が学校で作ってきたもの。
クリスマスにちなんでクッキーを作るあたりも、
クリスマスとクッキーの切れない関係を伺えます。
そして、これがなかなか美味しかった!
お茶の時間に家族や友人とそれらを頂く習慣があるとのこと。
実際、パン屋さんやお菓子屋さんにはクリスマス時期によく作られるクッキーの
顔ぶれがびっしりと並んで売られていました。
クッキーを入れるための可愛らしい缶やお店のクッキー達を眺めていると、
なんだか作らずにはいられなくなります。
気に入った缶を買い、私も何度かクッキーを焼いてみたりして・・。
フロランタン。
木苺のジャムサンドクッキー。
甘さを控えた木苺のジャムを作って挟みました。
ジャムによってしっとりとしたこのクッキーが
すごく美味しくて!!
皆で食べるとあっという間になくなり、けっきょく3度ほど作りました。
缶は、デパートなどに行くとクリスマスクッキー用に可愛らしいのがたくさん売られていて、
一つはお世話になった方へ贈り物用に・・。
そして自分が気に入った缶は・・・なんと
クッキーがびっしりと入っって売られているもので・・。
それでも、自分で気に入った物ってなかなか出会えないし・・などと自分に言い訳をして。
けっきょく、手作りクッキーを入れるために、
びっしりとクッキーの入った缶を購入しました。
大切にするぞ~!!
もともと入っていたクッキーは別の場所に移して、さっそく何度目かに作った
ジャムサンドクッキーとキッフェルンを入れました。
このクッキーは、子供が学校で作ってきたもの。
クリスマスにちなんでクッキーを作るあたりも、
クリスマスとクッキーの切れない関係を伺えます。
そして、これがなかなか美味しかった!
2012年12月24日(月)
クリスマスマルクト 2
クリスマスマルクトは、ドイツで14世紀に初めて開催されて以来ずっと続けられている伝統的なイベントなのだそう。
それを知ってからお店を見てまわると、感じかたも全然変わって来ます。
そのころからず~っと変わらずに作り続け、販売しているものもあるのでしょうから、そう思うと昔にタイムスリップしたように感じることもありました。
このお店はまさに、昔ながらのドイツのおやつを作っているお店なのだろうな~・・。
大きな看板には「kartoffel puffer」と書いてあって、
じゃがいものパンケーキのこと。
もうわくわく!こういう昔ながらのおやつが食べてみたかった~!
添えてあるソースは、りんごのソースです。
パンケーキは塩みがけっこう表にでていて、中はもちもち。ちょっとイモ団子を思わせる食感でした。
子供のころ、何かの本でこのジャガイモパンケーキが
のっていて作ったことはありますけど、やっぱり本場ヨーロッパで食べることができてちょっと感動 ♪
りんごのソースは、ほとんどりんごそのものをマッシュしただけのうような、ごくひかえめな甘さ。
はぁ~、美味しかった****
こちらのお店には、「バーム シュトロイゼル」という、バームクーヘンのような菓子パンがありました。
(お兄さん、しっかりカメラに写っちゃてます。)
シナモン、ココナッツ、ココアとあって、私はシナモンを頂きました。
見た目は揚げパンのようですけど、全然違っていて。
(そもそも揚げるのではなく、あぶり焼きしてたっけ)
生地の厚さ1cmほどの半分はカリッカリで、あとの半分はしっとりとしています。
ほんとに美味しかった。2度買いに行きました 笑
それから、グリューワイン!ホットワインのことですね。
お店によってワインの味はいろいろで、それがまた楽しいんですよね。「これはどんな味かな~?」と。
よくイメージするのは、スパイシーではちみつの入った甘いワイン。この時頂いたグリューワインは、スパイスの入っていない、甘さひかえめのシンプルなものでした。
寒い中でこの温かいワインを飲むと、体がホカホカしてきて本当に温かくなりましたよ。そして、すごく陽気に! 笑
こんなふうに、お店のそばにあるカウンターで温かいグリューワインを飲みながらホッと一息つきます。
これは、中世のクリスマスマルクトで売られていたグリューワイン。(お店の人は皆中世の格好をしています)
中世のマルクトでも、こんな感じのゴブレット(?)でグリューワインを飲んでいたのかも知れないですね~。
角砂糖が一つのっていて、その上にラム酒を少しかけてくれました。
お砂糖を溶かしながら、好みの甘さで頂くちょっと変わったグリューワインです。
グリューワインは、一つ頼むと、カップ代としていくらかの代金を支払います。
飲み終わった後、カウンターに持って行くと代金が返却される仕組み。
気に入ったカップなら、そのままお持ち帰りすればいいのです。
お店によってカップのデザインがみんな違うので、欲しいカップのお店で注文するといいんですね。
カップの代金も、私が見たのは2ユーロ~10ユーロと、けっこう違いがあります。
ちなみに、この中世のゴブレットは、カップ代で10ユーロでした!
このマルクトで、中世の衣装を着たサーカスがひらかれていたり、ノスタルジックなメリーゴーランドが作られていたりと、きっと何百年も変わらない貴重な風景がここにあるのだろうな~と思う瞬間がたくさんありました。
また来年も、いろいろ紹介できるといいな~。
それを知ってからお店を見てまわると、感じかたも全然変わって来ます。
そのころからず~っと変わらずに作り続け、販売しているものもあるのでしょうから、そう思うと昔にタイムスリップしたように感じることもありました。
このお店はまさに、昔ながらのドイツのおやつを作っているお店なのだろうな~・・。
大きな看板には「kartoffel puffer」と書いてあって、
じゃがいものパンケーキのこと。
もうわくわく!こういう昔ながらのおやつが食べてみたかった~!
添えてあるソースは、りんごのソースです。
パンケーキは塩みがけっこう表にでていて、中はもちもち。ちょっとイモ団子を思わせる食感でした。
子供のころ、何かの本でこのジャガイモパンケーキが
のっていて作ったことはありますけど、やっぱり本場ヨーロッパで食べることができてちょっと感動 ♪
りんごのソースは、ほとんどりんごそのものをマッシュしただけのうような、ごくひかえめな甘さ。
はぁ~、美味しかった****
こちらのお店には、「バーム シュトロイゼル」という、バームクーヘンのような菓子パンがありました。
(お兄さん、しっかりカメラに写っちゃてます。)
シナモン、ココナッツ、ココアとあって、私はシナモンを頂きました。
見た目は揚げパンのようですけど、全然違っていて。
(そもそも揚げるのではなく、あぶり焼きしてたっけ)
生地の厚さ1cmほどの半分はカリッカリで、あとの半分はしっとりとしています。
ほんとに美味しかった。2度買いに行きました 笑
それから、グリューワイン!ホットワインのことですね。
お店によってワインの味はいろいろで、それがまた楽しいんですよね。「これはどんな味かな~?」と。
よくイメージするのは、スパイシーではちみつの入った甘いワイン。この時頂いたグリューワインは、スパイスの入っていない、甘さひかえめのシンプルなものでした。
寒い中でこの温かいワインを飲むと、体がホカホカしてきて本当に温かくなりましたよ。そして、すごく陽気に! 笑
こんなふうに、お店のそばにあるカウンターで温かいグリューワインを飲みながらホッと一息つきます。
これは、中世のクリスマスマルクトで売られていたグリューワイン。(お店の人は皆中世の格好をしています)
中世のマルクトでも、こんな感じのゴブレット(?)でグリューワインを飲んでいたのかも知れないですね~。
角砂糖が一つのっていて、その上にラム酒を少しかけてくれました。
お砂糖を溶かしながら、好みの甘さで頂くちょっと変わったグリューワインです。
グリューワインは、一つ頼むと、カップ代としていくらかの代金を支払います。
飲み終わった後、カウンターに持って行くと代金が返却される仕組み。
気に入ったカップなら、そのままお持ち帰りすればいいのです。
お店によってカップのデザインがみんな違うので、欲しいカップのお店で注文するといいんですね。
カップの代金も、私が見たのは2ユーロ~10ユーロと、けっこう違いがあります。
ちなみに、この中世のゴブレットは、カップ代で10ユーロでした!
このマルクトで、中世の衣装を着たサーカスがひらかれていたり、ノスタルジックなメリーゴーランドが作られていたりと、きっと何百年も変わらない貴重な風景がここにあるのだろうな~と思う瞬間がたくさんありました。
また来年も、いろいろ紹介できるといいな~。
2012年11月21日(水)
お菓子作り
こんにちは。
なんだか久しぶりの日記ですね。
しばらく休んでいたお菓子作りの意欲がまた芽を出してきました。
これは、息子の学校が開催場となった慈善バザー用に作ったクッキー。
大好きなこともあって登場回数が多いですね。試作せずともおいしく焼けるであろうこのクッキーを、怠け心から選びました 笑。
キャラメルシュークリーム。
これは、近郊に住む日本人の友人宅へ持っていきました。
木苺のソースを作って一緒に詰めて・・・。
この組み合わせは、なかなか美味しかったなぁ~。
オーブンのクセがまだよく分からず、思ったよりも温度が低かったようで、ちょっとふくらみに欠けますが・・。
もう少し焼きたかったんですけど、表面のクッキー生地が焦げてきちゃってね・・ 笑
あんずの全粒粉クッキー。
これは、卵も乳性品も使わず甘さも極力ひかえめにして作りました。
クッキーは子供が喜んで食べてくれるので、それなら出来るだけ簡単で体にも優しいものを作りたいな~と。
(今さらですけど・・)
リッチなクッキーは時々、大事に食べる用に。
ヘルシーなクッキーは、普段のおやつに・・と思いまして。
いちじくのサンドクッキー。
これも、卵・乳製品は使わず作りました。
サンドされたいちぢくの感じが気に入ってます。
(そしてとってもおいしかった!)
あっさりとしていてお腹が軽い分、ついついたくさん食べ過ぎてしまい、ヘルシーかどうかは疑問なんですけどね。
なんだか最近このヘルシー・超かんたんに作るお菓子作りに熱中してます。
こんどはどんなのを作ってみようかな~?。
いきなり景色の写真なんですけど。
ミュンヘンのオリンピックタワー(高さ290m)の
展望台から撮った写真です。
室内からなのでガラスの汚れとかも一緒に映ってますけど、夕暮れの空模様がとても美しかったので・・。
(そして、実物にはかなわないけど、まあまあ美しく撮れた!)
こちらに来て一番感動しているのは、空の美しさなんです。
感動するたびに写真に撮ってみるんですけど、デジカメじゃ~なかなかうまく撮れなくて・・。
空や雲が、太陽の照らす角度によってゆっくりと色や表情を変えていく様子を見ていると、歴史に残る名画家たちの描くその様子はけっして大げさではないのだな~・・と、ぼんやりと思ってしまいます。(画家のことは詳しくないですけどね 笑)
なんだか久しぶりの日記ですね。
しばらく休んでいたお菓子作りの意欲がまた芽を出してきました。
これは、息子の学校が開催場となった慈善バザー用に作ったクッキー。
大好きなこともあって登場回数が多いですね。試作せずともおいしく焼けるであろうこのクッキーを、怠け心から選びました 笑。
キャラメルシュークリーム。
これは、近郊に住む日本人の友人宅へ持っていきました。
木苺のソースを作って一緒に詰めて・・・。
この組み合わせは、なかなか美味しかったなぁ~。
オーブンのクセがまだよく分からず、思ったよりも温度が低かったようで、ちょっとふくらみに欠けますが・・。
もう少し焼きたかったんですけど、表面のクッキー生地が焦げてきちゃってね・・ 笑
あんずの全粒粉クッキー。
これは、卵も乳性品も使わず甘さも極力ひかえめにして作りました。
クッキーは子供が喜んで食べてくれるので、それなら出来るだけ簡単で体にも優しいものを作りたいな~と。
(今さらですけど・・)
リッチなクッキーは時々、大事に食べる用に。
ヘルシーなクッキーは、普段のおやつに・・と思いまして。
いちじくのサンドクッキー。
これも、卵・乳製品は使わず作りました。
サンドされたいちぢくの感じが気に入ってます。
(そしてとってもおいしかった!)
あっさりとしていてお腹が軽い分、ついついたくさん食べ過ぎてしまい、ヘルシーかどうかは疑問なんですけどね。
なんだか最近このヘルシー・超かんたんに作るお菓子作りに熱中してます。
こんどはどんなのを作ってみようかな~?。
いきなり景色の写真なんですけど。
ミュンヘンのオリンピックタワー(高さ290m)の
展望台から撮った写真です。
室内からなのでガラスの汚れとかも一緒に映ってますけど、夕暮れの空模様がとても美しかったので・・。
(そして、実物にはかなわないけど、まあまあ美しく撮れた!)
こちらに来て一番感動しているのは、空の美しさなんです。
感動するたびに写真に撮ってみるんですけど、デジカメじゃ~なかなかうまく撮れなくて・・。
空や雲が、太陽の照らす角度によってゆっくりと色や表情を変えていく様子を見ていると、歴史に残る名画家たちの描くその様子はけっして大げさではないのだな~・・と、ぼんやりと思ってしまいます。(画家のことは詳しくないですけどね 笑)
2012年10月29日(月)
お母さんおめでとう~!
おかあさん!・・・って、私のことなんですけどね。
10月に入って一つ歳をとったので、息子のリクエストの
ショートケーキを作りました。
早いもなだな~という想いと、やっとこの歳まできた・・という想いと。なんだか複雑な心境です。
複雑といえば、子供のころは40代~くらいのおばさま方を見て「いつからああいう髪型にしないといけないんだろう・・?やだな~」などと思ってましたっけ。
私もそんな世代になりました。こどものころの自分が今の自分を見たら何て思うのかな・・。
聞きたくないかも・・。
こちらの生クリームはちょっと特徴があって、あわ立ちにくいんです。戻りやすいというか・・。けっこう泡立てましたよ~。
帯広で教室をしながら少しずつ感じてきたことなんですけど、シンプルで作りやすい材料のお菓子ってやっぱりいいなぁ~・・。
ショートケーキのデコレーションにもそんな気持ちが現れてます。ササッと仕上げるシンプルショートケーキ。
この週末に、こちらでは初雪が降りました。とかちよりも一月ほど早い冬かな。
早朝、家の前で・・
10月に入って一つ歳をとったので、息子のリクエストの
ショートケーキを作りました。
早いもなだな~という想いと、やっとこの歳まできた・・という想いと。なんだか複雑な心境です。
複雑といえば、子供のころは40代~くらいのおばさま方を見て「いつからああいう髪型にしないといけないんだろう・・?やだな~」などと思ってましたっけ。
私もそんな世代になりました。こどものころの自分が今の自分を見たら何て思うのかな・・。
聞きたくないかも・・。
こちらの生クリームはちょっと特徴があって、あわ立ちにくいんです。戻りやすいというか・・。けっこう泡立てましたよ~。
帯広で教室をしながら少しずつ感じてきたことなんですけど、シンプルで作りやすい材料のお菓子ってやっぱりいいなぁ~・・。
ショートケーキのデコレーションにもそんな気持ちが現れてます。ササッと仕上げるシンプルショートケーキ。
この週末に、こちらでは初雪が降りました。とかちよりも一月ほど早い冬かな。
早朝、家の前で・・