2013年10月19日(土)
federweisser & zwiewelkuchen
冬の間だけ出回るという発酵ワインのfederweisser(フェダーヴァイザー)。
昨年の冬はこのワインをスーパーで買って飲みましたけど、今回は出回りだしたフェダーヴァイザーをお店に飲みに行ってきました。
友人に連れられて行ってきたのは、ミュンヘンでも有名なドイツワインの専門店「PFALZER RESIDENZ WEINSTUBE」。
フェルツァー レジデンツ ヴァインステューベという、
とっても歴史のあるお店です。

ミュンヘン市内にある王宮「レジデンツ」。
バイエルン王家ヴィッテルスバッハ家が1385年から建築を始めた宮殿で、ルードヴィッヒ3世の時代まで使用されていたそうです。現在は博物館として公開されています。
広い宮内はとっっても豪華で、金・銀・宝石をちりばめた当時の手作りの装飾品などが多数展示されているのだとか。
実はまだ見学はしていないのですけど、ぜひ見学に行きたい場所です。
そして、この王宮の一部にひっそりとあるのが、このドイツワイン専門店なんです。

重厚感たっぷりの背の高い石のアーチ、その入口横の暗がりを進むとすぐに、お店の看板と大きな入口が見えてきます。

静かで厳かな雰囲気の中、目の前にした大きな扉を思い切って開くと、突然ガヤガヤと和やかに人々が集っていました。
店内はとても広く、大きな窓から射す明るい陽の光につつまれた空間は、扉を開けるまでは想像もつかないほど意外に感じます。
当時は何に使われていた空間なのでしょう?
壁に飾ってあるいくつかの古い肖像画が、かつては王宮だったことを語っているようです。

まずは、フェダーヴァイザー。
発酵途中の甘くて美味しい発泡白ワイン。
9月ころから出始め、発酵が進むごとにアルコール度数も
上がってくるんですね~。
時期も早いので、まだアルコール度数も低いようでした。
美味しい。いくらでも飲めちゃいそうで危険です!

zuwiewelkuchen~ツヴィーベルクーヘン。
zuwiewelはドイツ語のたまねぎ。
たまねぎのケーキのことですね。
フェダーヴァイザーのお供として伝統的なのがこのケーキなのだそうで、念願叶って頂くことができました。
よく炒めたようなたまねぎの甘さと香ばしさが絶妙。
確かに、これを食べて発泡の効いたフェダーヴァイザーをぐっと飲み干したくなります。

カイザーシュマーレン。
ちぎってあるのが特徴的な、ドイツのパンケーキ。
実際にはオーストリアからきているお菓子のようですね。
カイザーは「皇帝」の意味で、皇帝のために初めて作られたのが始まりでこういう名前がついたのだそう。
この、バラバラに仕上がっているところが面白いですよね。
皇帝が食べやすいようにちぎってお皿に盛ったのかな?
それが始まり?勝手に解釈しています 笑。
ミックス粉では作ったことがあったけれど、お店で食べたのは初めてだったので興味深かったです。
卵がたっぷり入っているようで、少しプリンっとした食感すら感じます。
横の器にはリンゴのソースが入っていて、一緒に頂きます。
最近、ドイツ菓子の本をけっこう買っていていろいろと作っていきたいな~と思っているところ。
うまく訳することができればこちらでもご紹介できますが、さてどうなることでしょう?
このzuwiewelkuchenもそのうち作ってみようと思います。
美味しくできるかな?
昨年の冬はこのワインをスーパーで買って飲みましたけど、今回は出回りだしたフェダーヴァイザーをお店に飲みに行ってきました。
友人に連れられて行ってきたのは、ミュンヘンでも有名なドイツワインの専門店「PFALZER RESIDENZ WEINSTUBE」。
フェルツァー レジデンツ ヴァインステューベという、
とっても歴史のあるお店です。

ミュンヘン市内にある王宮「レジデンツ」。
バイエルン王家ヴィッテルスバッハ家が1385年から建築を始めた宮殿で、ルードヴィッヒ3世の時代まで使用されていたそうです。現在は博物館として公開されています。
広い宮内はとっっても豪華で、金・銀・宝石をちりばめた当時の手作りの装飾品などが多数展示されているのだとか。
実はまだ見学はしていないのですけど、ぜひ見学に行きたい場所です。
そして、この王宮の一部にひっそりとあるのが、このドイツワイン専門店なんです。

重厚感たっぷりの背の高い石のアーチ、その入口横の暗がりを進むとすぐに、お店の看板と大きな入口が見えてきます。

静かで厳かな雰囲気の中、目の前にした大きな扉を思い切って開くと、突然ガヤガヤと和やかに人々が集っていました。
店内はとても広く、大きな窓から射す明るい陽の光につつまれた空間は、扉を開けるまでは想像もつかないほど意外に感じます。
当時は何に使われていた空間なのでしょう?
壁に飾ってあるいくつかの古い肖像画が、かつては王宮だったことを語っているようです。

まずは、フェダーヴァイザー。
発酵途中の甘くて美味しい発泡白ワイン。
9月ころから出始め、発酵が進むごとにアルコール度数も
上がってくるんですね~。
時期も早いので、まだアルコール度数も低いようでした。
美味しい。いくらでも飲めちゃいそうで危険です!

zuwiewelkuchen~ツヴィーベルクーヘン。
zuwiewelはドイツ語のたまねぎ。
たまねぎのケーキのことですね。
フェダーヴァイザーのお供として伝統的なのがこのケーキなのだそうで、念願叶って頂くことができました。
よく炒めたようなたまねぎの甘さと香ばしさが絶妙。
確かに、これを食べて発泡の効いたフェダーヴァイザーをぐっと飲み干したくなります。

カイザーシュマーレン。
ちぎってあるのが特徴的な、ドイツのパンケーキ。
実際にはオーストリアからきているお菓子のようですね。
カイザーは「皇帝」の意味で、皇帝のために初めて作られたのが始まりでこういう名前がついたのだそう。
この、バラバラに仕上がっているところが面白いですよね。
皇帝が食べやすいようにちぎってお皿に盛ったのかな?
それが始まり?勝手に解釈しています 笑。
ミックス粉では作ったことがあったけれど、お店で食べたのは初めてだったので興味深かったです。
卵がたっぷり入っているようで、少しプリンっとした食感すら感じます。
横の器にはリンゴのソースが入っていて、一緒に頂きます。
最近、ドイツ菓子の本をけっこう買っていていろいろと作っていきたいな~と思っているところ。
うまく訳することができればこちらでもご紹介できますが、さてどうなることでしょう?
このzuwiewelkuchenもそのうち作ってみようと思います。
美味しくできるかな?
2013年10月3日(木)
タルト
9月に入ってから、イチジクが盛んに出回っています。

写真のイチジクはトルコ産のものでした。
この時期はお値段もとても安価で、ぽってりと大きくて実の詰まった美味しそうなものが売られています。
北海道ではなかなか見かけることがなかったで、お菓子に使ってみたい!と思うのも自然なことですね~。
さっそく、タルトを作ってみました。

甘みのないタルト生地にアーモンドクリームとたっぷりのイチジクをのせて焼き込みます!
昨年は、フレッシュなまま食べるだばかりで満足していましたっけ・・・。
焼き上げるのもちょっともったいない気がしましたが、一度食べてみたかったのです。

じっくりと時間をかけて焼き上げたタルト。

イチジクの水分がしっかりとクリームにしみて、しっとりとしたタルトになりました。
イチジクの種のプチプチ感が絡まっていい感じです***
生クリームを添えて頂きました。
それにしても、イチジクってとっても大人っぽいフルーツですね。
種のぷちぷち感、しっとり柔らかいデリケートな食感、上品な甘さ、そしてひかえめな香り。
加えるものや調理法によってまったく違う美味しさに生まれ変わりそうな、奥の深さを感じます。
こちらにいる間しか作れないでしょうから、とっても貴重な経験ですね。
来年のこの時期も、また違うイチジクのお菓子を作ってみようと思います!

写真のイチジクはトルコ産のものでした。
この時期はお値段もとても安価で、ぽってりと大きくて実の詰まった美味しそうなものが売られています。
北海道ではなかなか見かけることがなかったで、お菓子に使ってみたい!と思うのも自然なことですね~。
さっそく、タルトを作ってみました。

甘みのないタルト生地にアーモンドクリームとたっぷりのイチジクをのせて焼き込みます!
昨年は、フレッシュなまま食べるだばかりで満足していましたっけ・・・。
焼き上げるのもちょっともったいない気がしましたが、一度食べてみたかったのです。

じっくりと時間をかけて焼き上げたタルト。

イチジクの水分がしっかりとクリームにしみて、しっとりとしたタルトになりました。
イチジクの種のプチプチ感が絡まっていい感じです***
生クリームを添えて頂きました。
それにしても、イチジクってとっても大人っぽいフルーツですね。
種のぷちぷち感、しっとり柔らかいデリケートな食感、上品な甘さ、そしてひかえめな香り。
加えるものや調理法によってまったく違う美味しさに生まれ変わりそうな、奥の深さを感じます。
こちらにいる間しか作れないでしょうから、とっても貴重な経験ですね。
来年のこの時期も、また違うイチジクのお菓子を作ってみようと思います!
2013年9月22日(日)
蚤の市へ
今年に入ってから、少しずつ蚤の市へ出かけるようになりました。
年に1度だけの大きなものから、毎週末に開催されているものまで、いろいろとあるようです。


写真の蚤の市は毎週末に開催されている市。
おうちの不用品などを並べて出店しているところが多いのですけど、不用品の中にまぎれて掘り出し物があったりするので、やっぱり楽しい。
昨日、雨の中もうちょっといい写真は撮れないものかと、バスに揺られて会場まで行ってみたのですけど、あらら・・。
やっぱり雨天は開催されていないんですね~、残念!。


購入した、ティーカップと密閉小瓶。
ブランドではないけれど(多分)、カップのお花の微妙な青色や、大人っぽい雰囲気が気に入って購入しました。
写真よりも、もっと鮮やかな落ち着いた青です。
敷き皿もないのですけど、一人で紅茶を飲むときに使っています。
小瓶は、スパイスとかいろいろ入れてみようかと・・。
値段の交渉はお決まりで、ただ値段を聞いただけでも
安い値段で言ってくれたり 笑。
おそるおそるですけど、交渉にも少しずつ慣れてきました。
蚤の市は、じっくりと無言で見るのでいつもふらっと一人で出かけています。
深みのある魅力的な物が安く買えるのがまた魅力です。
この状況に感謝しなくちゃいけないですね。
そして、
8月の末に、あの[yuki*michi]店主のゆきさんとミュンヘンでお会いすることが出来ました!
あまり時間がなくてゆっくりと過ごせなかったのがとっても残念なんです。
(ご夫婦での旅行がとっても微笑ましかったです****)
こんなふうに、蚤の市にも一緒に行きたかったな~。
私ももっと魅力的な場所をたくさん探しておくので、また遊びにきてくださいね!
年に1度だけの大きなものから、毎週末に開催されているものまで、いろいろとあるようです。


写真の蚤の市は毎週末に開催されている市。
おうちの不用品などを並べて出店しているところが多いのですけど、不用品の中にまぎれて掘り出し物があったりするので、やっぱり楽しい。
昨日、雨の中もうちょっといい写真は撮れないものかと、バスに揺られて会場まで行ってみたのですけど、あらら・・。
やっぱり雨天は開催されていないんですね~、残念!。


購入した、ティーカップと密閉小瓶。
ブランドではないけれど(多分)、カップのお花の微妙な青色や、大人っぽい雰囲気が気に入って購入しました。
写真よりも、もっと鮮やかな落ち着いた青です。
敷き皿もないのですけど、一人で紅茶を飲むときに使っています。
小瓶は、スパイスとかいろいろ入れてみようかと・・。
値段の交渉はお決まりで、ただ値段を聞いただけでも
安い値段で言ってくれたり 笑。
おそるおそるですけど、交渉にも少しずつ慣れてきました。
蚤の市は、じっくりと無言で見るのでいつもふらっと一人で出かけています。
深みのある魅力的な物が安く買えるのがまた魅力です。
この状況に感謝しなくちゃいけないですね。
そして、
8月の末に、あの[yuki*michi]店主のゆきさんとミュンヘンでお会いすることが出来ました!
あまり時間がなくてゆっくりと過ごせなかったのがとっても残念なんです。
(ご夫婦での旅行がとっても微笑ましかったです****)
こんなふうに、蚤の市にも一緒に行きたかったな~。
私ももっと魅力的な場所をたくさん探しておくので、また遊びにきてくださいね!
2013年9月7日(土)
こんな感じで・・・
こんにちは。なんの音沙汰も無く、失礼しちゃってます。
お元気でしたか?
私のほうは子供の夏休みがはじまり、なんだかばたばたとあっという間に9月に突入してしまいました。
嬉しい友人とミュンヘンで会ったり・・。(それは次の日記でチラッとお話を・・)
ミュンヘンも、寒くなったり温かくなったり、アップダウンの激しい天気が続いています。
やはり山の気候なんですね~。
もくもくもくもく~・・っと急に黒い雲と風がやってきてカミナリがなり出し、短い時間で去っていったり。
メインの日記は~この夏作ったお菓子たち~です。
オレンジのシフォンケーキ
フレッシュオレンジを使って・・。
かんたんぷりん
このぷりん、かんたんで美味しくて大好きです。
一度に1,5ℓくらい作っても2日もかからずなくなってしまいます。この時も2回続けて作りましたよ 笑。
マスカルポーネのレアチーズケーキ
いろんなチーズが手ごろに買える中、マスカルポーネで作ってみました。
いつかチーズケーキ特集と題していろいろな
チーズケーキに挑戦してみよう。
マンゴープリン
オレンジのパウンドケーキ
しっとり濃厚なパウンドケーキ。
パウウンド型で焼くフィナンシェ
~ドライアプリコット~
バターを焦がさずに作ってみました。やはり焦がしバター
が入ったほうが風味がでるかな?
と、こんな感じでお菓子作りもふり返ればけっこう作ってましたね~。ゆるゆるっと、かんたんなものばかりですけど。
来年は、季節ごとに出回っているいろいろなフルーツのお菓子にチャレンジしてみよう。
(今年は、ついつい美味しくて生で食べることがほとんどでしたので!)
お元気でしたか?
私のほうは子供の夏休みがはじまり、なんだかばたばたとあっという間に9月に突入してしまいました。
嬉しい友人とミュンヘンで会ったり・・。(それは次の日記でチラッとお話を・・)
ミュンヘンも、寒くなったり温かくなったり、アップダウンの激しい天気が続いています。
やはり山の気候なんですね~。
もくもくもくもく~・・っと急に黒い雲と風がやってきてカミナリがなり出し、短い時間で去っていったり。
メインの日記は~この夏作ったお菓子たち~です。

フレッシュオレンジを使って・・。

このぷりん、かんたんで美味しくて大好きです。
一度に1,5ℓくらい作っても2日もかからずなくなってしまいます。この時も2回続けて作りましたよ 笑。


いろんなチーズが手ごろに買える中、マスカルポーネで作ってみました。
いつかチーズケーキ特集と題していろいろな
チーズケーキに挑戦してみよう。


しっとり濃厚なパウンドケーキ。

~ドライアプリコット~
バターを焦がさずに作ってみました。やはり焦がしバター
が入ったほうが風味がでるかな?
と、こんな感じでお菓子作りもふり返ればけっこう作ってましたね~。ゆるゆるっと、かんたんなものばかりですけど。
来年は、季節ごとに出回っているいろいろなフルーツのお菓子にチャレンジしてみよう。
(今年は、ついつい美味しくて生で食べることがほとんどでしたので!)
2013年7月20日(土)
WIENへ
少し前のことですが、昨年から足を運びたいと思っていた
オーストリアのウィーンへ行くことができました。
主な目的は、本場のザッハトルテを食べること。
ホテルへ到着後、すぐにHOTEL SACHERへ向かいます。
一緒に行きましょう!

ホテルの一部がカフェになっていて、堂々とした門構えが
すぐに目を惹きます。お客さんもcafe入り口に集まってい
ました。わくわく感が込み上げてきます***

午前中の早い時間帯に行ったおかげで、席はまだ空いています。よかった***
ホテルが開業されたのは1830年代だそうで、きっとこの店内もそう変わっていないのでしょうね~。
クラシカルで歴史を感じさせるようなどっしり感があります。

わ~お!ザッハ・トルテ!
チョコレートに刻まれた「SACHER]の文字に感動です。
注文する時は、ザッハトルテの生クリーム添え、と言うと無糖の生クリームが添えられてきます。
「ザッハトルテ」のみの注文だとクリームが付いてこないので要注意。
(やっぱり生クリーム添えが美味しそうです♪)
メニューのケーキの種類がとっても少なかったのが印象的でした。やはりここに来る方は大抵ザッハトルテなのでしょうね。
チョコレートケーキは以外としっかりとした食感があります。スポンジというよりは、チョコレート味のバターケーキという感じ。
真ん中にあんずのジャムが挟まっていて、単調なチョコレートケーキのひかえめなアクセントになっています。
この無糖の生クリームと一緒に食べるとやっぱり美味しい。
カフェオレと一緒にいただきました。
帰るころには入り口前から人の行列ができていてびっくり。
ほんとにちょうどいいタイミングで入ることが出来たんですね~。

そして翌日、もう一つのザッハトルテを出すお店「デーメル」へ。
一時期、このお店のみがザッハトルテを販売していたこともある、cafe SACHER と同じくらいザッハトルテで有名なケーキ屋さんです。

お店に入るとショーケースが広がり、カフェではなく
ケーキ屋さんなのだな~と実感。
「ケーキを食べていきます」というと2階へ通されて、そこでザッハトルテを頂くことになります。

店内の様子。ここも昔から変わらないであろう重厚感のあるクラシカルな雰囲気。
階段の踊り場に始まり、開け放たれた続き部屋の一帯が喫茶部門になっていて、改装などせずに昔からの状態をうまく利用している様子がうかがえます。
面白いのが注文のしかた。
まず、案内された席について飲み物を注文します。
その後、隅っこにある小さなショーケースからケーキを選び、そこにいる女性に伝えると小さな紙切れにケーキ名を手書きしたものを渡されます。
それを持って席につき、飲み物を持ってきた店員さんに渡すというもの。
席についた時、渡されたメニュー表にケーキが載っていないので不思議な感じです。

そして、DEMELのザッハ・トルテ。
こちらのはケーキの表面にあんずのジャムが塗ってありました。

これは、店内にある菓子工房の様子。
ガラス張りになっていて、いつでも眺めることが出来ます。ここでは、主に出来上がった生地のカットやかんたんな仕上げなどが行なわれていました。
ザッハ・トルテといえば、「トルテ戦争」という裁判が有名です。
1830年代、フランツ・ザッハーさんの考案したザッハ・トルテ。
有名になったのを機会に、その息子がホテル・ザッハーを開業し、門外不出とされるレシピのザッハ・トルテを提供。
3代目のザッハーさんの時代に財政難に陥り、王室ご用達のケーキ屋「デメル」が資金援助の代償にザッハ・トルテの販売権を得ます。
その後、ウィーン菓子の本にザッハ・トルテのレシピが掲載されたことからホテルザッハーがデメルを相手に裁判を起こし、10年近くに及ぶ裁判の末、双方に販売権が認められることになっのだとか。
その結果、デメルは「DEMELのザッハ・トルテ」。
ホテルザッハは「オリジナルザッハ・トルテ」として販売されることになったそうです。
あんずのジャムが表面に塗ってあるデメルのザッハ・トルテと、あんずのジャムを生地の間に挟んでいるホテルザッハーのトルテ。
双方のレシピに違いはあるのかちょっと気になりますけど、
色味など微妙に違っていたので、少しずつ変化していっているのでしょうね。
両方とも美味しかったですよ***

DEMELまでの通り道に「STARBUCKS COFFEE]と描かれている
お店を発見。
スタバと同じ名前だな~。
こっちのほうが古かったりして・・なんて思いながら通り過ぎましたら、ちゃんとオープンカフェのところに地味にスターバックスのマークが!!
このマーク、お店のどこをみても描かれているのはこの部分だけだったので、このシンプルさに驚きました。
よく見ると店内でスタバのマークのカップでお客さんが
コーヒーを飲んでいます。
なんだか雰囲気があっていいですね~。
(他の場所で私の知っているあのスターバックス、ありましたよ)

今回泊まったこじんまりとしたホテルの階段の踊り場。
この扉の先に各部屋が並んでいます。
タイルや扉が可愛らしいですね。
ヨーロッパの古い建物には古さからくる雰囲気のある可愛らしい部分がたくさんあってつい見入ってしまいます。
まさにアンティークですね***

ウィーン国立オペラ座。
今回、バレエオペラを観ることができました。
男性バレエダンサーの、踊るたびに浮かぶ足の筋肉の陰影にすっかり魅了され、ダンサーの足元ばかり観てしまいました 笑
オーストリアのウィーンへ行くことができました。
主な目的は、本場のザッハトルテを食べること。
ホテルへ到着後、すぐにHOTEL SACHERへ向かいます。
一緒に行きましょう!

ホテルの一部がカフェになっていて、堂々とした門構えが
すぐに目を惹きます。お客さんもcafe入り口に集まってい
ました。わくわく感が込み上げてきます***

午前中の早い時間帯に行ったおかげで、席はまだ空いています。よかった***
ホテルが開業されたのは1830年代だそうで、きっとこの店内もそう変わっていないのでしょうね~。
クラシカルで歴史を感じさせるようなどっしり感があります。

わ~お!ザッハ・トルテ!
チョコレートに刻まれた「SACHER]の文字に感動です。
注文する時は、ザッハトルテの生クリーム添え、と言うと無糖の生クリームが添えられてきます。
「ザッハトルテ」のみの注文だとクリームが付いてこないので要注意。
(やっぱり生クリーム添えが美味しそうです♪)
メニューのケーキの種類がとっても少なかったのが印象的でした。やはりここに来る方は大抵ザッハトルテなのでしょうね。
チョコレートケーキは以外としっかりとした食感があります。スポンジというよりは、チョコレート味のバターケーキという感じ。
真ん中にあんずのジャムが挟まっていて、単調なチョコレートケーキのひかえめなアクセントになっています。
この無糖の生クリームと一緒に食べるとやっぱり美味しい。
カフェオレと一緒にいただきました。
帰るころには入り口前から人の行列ができていてびっくり。
ほんとにちょうどいいタイミングで入ることが出来たんですね~。

そして翌日、もう一つのザッハトルテを出すお店「デーメル」へ。
一時期、このお店のみがザッハトルテを販売していたこともある、cafe SACHER と同じくらいザッハトルテで有名なケーキ屋さんです。

お店に入るとショーケースが広がり、カフェではなく
ケーキ屋さんなのだな~と実感。
「ケーキを食べていきます」というと2階へ通されて、そこでザッハトルテを頂くことになります。

店内の様子。ここも昔から変わらないであろう重厚感のあるクラシカルな雰囲気。
階段の踊り場に始まり、開け放たれた続き部屋の一帯が喫茶部門になっていて、改装などせずに昔からの状態をうまく利用している様子がうかがえます。
面白いのが注文のしかた。
まず、案内された席について飲み物を注文します。
その後、隅っこにある小さなショーケースからケーキを選び、そこにいる女性に伝えると小さな紙切れにケーキ名を手書きしたものを渡されます。
それを持って席につき、飲み物を持ってきた店員さんに渡すというもの。
席についた時、渡されたメニュー表にケーキが載っていないので不思議な感じです。

そして、DEMELのザッハ・トルテ。
こちらのはケーキの表面にあんずのジャムが塗ってありました。

これは、店内にある菓子工房の様子。
ガラス張りになっていて、いつでも眺めることが出来ます。ここでは、主に出来上がった生地のカットやかんたんな仕上げなどが行なわれていました。
ザッハ・トルテといえば、「トルテ戦争」という裁判が有名です。
1830年代、フランツ・ザッハーさんの考案したザッハ・トルテ。
有名になったのを機会に、その息子がホテル・ザッハーを開業し、門外不出とされるレシピのザッハ・トルテを提供。
3代目のザッハーさんの時代に財政難に陥り、王室ご用達のケーキ屋「デメル」が資金援助の代償にザッハ・トルテの販売権を得ます。
その後、ウィーン菓子の本にザッハ・トルテのレシピが掲載されたことからホテルザッハーがデメルを相手に裁判を起こし、10年近くに及ぶ裁判の末、双方に販売権が認められることになっのだとか。
その結果、デメルは「DEMELのザッハ・トルテ」。
ホテルザッハは「オリジナルザッハ・トルテ」として販売されることになったそうです。
あんずのジャムが表面に塗ってあるデメルのザッハ・トルテと、あんずのジャムを生地の間に挟んでいるホテルザッハーのトルテ。
双方のレシピに違いはあるのかちょっと気になりますけど、
色味など微妙に違っていたので、少しずつ変化していっているのでしょうね。
両方とも美味しかったですよ***

DEMELまでの通り道に「STARBUCKS COFFEE]と描かれている
お店を発見。
スタバと同じ名前だな~。
こっちのほうが古かったりして・・なんて思いながら通り過ぎましたら、ちゃんとオープンカフェのところに地味にスターバックスのマークが!!
このマーク、お店のどこをみても描かれているのはこの部分だけだったので、このシンプルさに驚きました。
よく見ると店内でスタバのマークのカップでお客さんが
コーヒーを飲んでいます。
なんだか雰囲気があっていいですね~。
(他の場所で私の知っているあのスターバックス、ありましたよ)

今回泊まったこじんまりとしたホテルの階段の踊り場。
この扉の先に各部屋が並んでいます。
タイルや扉が可愛らしいですね。
ヨーロッパの古い建物には古さからくる雰囲気のある可愛らしい部分がたくさんあってつい見入ってしまいます。
まさにアンティークですね***

ウィーン国立オペラ座。
今回、バレエオペラを観ることができました。
男性バレエダンサーの、踊るたびに浮かぶ足の筋肉の陰影にすっかり魅了され、ダンサーの足元ばかり観てしまいました 笑