20171031(火)

結婚した、Nのために

結婚した、Nのために

次の恋愛は心地良さや楽しさ、気持ち良さや安心感や
そういう文字にするのは難しい諸々を大事にしたいなと思います。
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好きな言葉はなに?と聞かれて
「しあわせは 自分のこころが 決めるもの」とか自慢げに言う男が嫌い。
わたしが出会ったあの人はしあわせのカタチを定めてもいなかったし
しあわせのカタチを一緒に探そうという姿勢が凛々しかった。
わたしをなだめるとき、安いチョコミントアイスを買ってくれるNが、初めて1人暮しをしたばかりのわたしの家に遊びに来た。
「随分がらんとしてるなあ」
Nは部屋を見回して、なんだか泣きそうな顔をしていた。
その顔を見て、わたしは親を悲しませてしまったような、そんな申し訳ない気持ちになった。
Nはわたしの全てを知っているわけではないけれど、変わらず一緒に居てくれた。
そしてなにより、男女の関係にならないままでいてくれた。
Nと初めて会ったのは、同居人3人でホームパーティーを開いた時。
DJを呼んで、フレンチシェフ経験のある子に料理を作ってもらって、芸能人とかモデルなど業界関係者が多いという派手なパーティーだった。
遅れて来たり、早く帰ったりする総勢30人たち。
その中で顔すら知らない人も沢山いる。
知り合いの知り合いの知り合い……要は他人。
その「他人」の一人がNだった。
Nはわたしの同居人がご機嫌で買ってきた、カッシーナのソファにでーんと座って女の子たちを侍らせていた。
そしてわたしに、自分の太ももをぺしぺしと叩いて「ココ、座れよ」と言ったのだ。
周りの女の子たち数人がハッと息を飲むのがわかる。
わたしの堅くなった表情をみて
「俺気の強い女好きだわ。生意気。」と言いながら、その辺にいる女の子を引き寄せて無理やり膝の上に乗せた。
「ちょっとー」とか言いながら、女の子はそのまま座っていた
「誰?あんなの呼んだの。」
と言いながらキッチンに入ると「俺」とシェフモドキが挙手。
「帰ってもらってよ」
「自分で言えばいいじゃないの」
フィグのデザートケーキを作りながらのんびりと言う。
「わたしあの人苦手」
「彼は良い人だよ。あとで紹介してあげる。ハイ持ってって」
フィグのケーキを私に渡した。
近くのテーブルに置くと、女の子たちが寄って来た。Nも一緒に来たかと思うと「氷買ってくるわ」と言った。
「買いに行くからいいですよ」
と言うと
「ヒマだし」
と言って出て行く。急いで後を追う。
「ゲストにお金出させないってルールなので」
と言うと「ふうん」と言ったまま、黙っているから、私も黙った。
コンビニについてスタスタと冷凍庫コーナーへ。
「あ!!!」
「なに?なんだよ」
「えーっと......お財布忘れました」
「良いよ。とりあえずアイス、選びなよ」
「え?アイスなんて要らないです」
「じゃあチョコミントアイスな」
食わず嫌いなチョコミントをわざわざ選ぶなんて、と内心で毒づいて
「本当におなかいっぱいなので。」
と言うと、「どうせ、ハーゲンダッツしか食べませんーとか言うタイプなんだろ?」と言う。
わたしは何故かムキになった。
「じゃあ、食べます。」鹿茸腎宝外部リンク
今では、好きなアイスはチョコミントだと答えている。
人も食べ物も、好き嫌いは変わるのだ。
しあわせは、だれかと一緒に決めたっていいんじゃない?






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